Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

Berkeley Kite (凧上げ) Festival

2007-07-30 15:13:39 | アメリカ生活雑感
7/29(Sun)

毎年この時期の週末2日間にわたって行われる、Berkeley恒例のKite Festivalに行ってみた。
うわさには聞いていたけれど、まさかこんなに大規模なものだったとは知らなかった。まさに凧の祭典!音楽あり、フードあり、イベントありと子供たちだけでなく大人も楽しめるフェスティバルだった。
はじめは「今日は仕事しなきゃ・・」と渋っていたPちゃんも、行ってみておおはしゃぎ。いい休日だった。

We went to annual "Berkeley Kite Festival". It was such a big festival than I expected with music, food and several interesting events.







バークレー・マリーナの空は凧だらけ
Full of many kinds kites were floating in the sky.


大蛸の凧
"Kite(tako)" is a homonym of "Octopus(tako)" in Japanese.


ひとりで3つのカイトを操るオトコ。
Ray Bethell performs choreographed aerial kite ballet routines flying three or more aerobatic kites simultaneously.




大空に浮かぶ「夢」は日本から参加した浜松凧の人たちの凧。
The letter means「Dream」. Japanese cheam came from Hamamatsu.


リョウコちゃんのご主人、ウィルさんは竜巻太鼓チームで勇壮なばちさばき。
リズムに合わせてカイトも踊る。
Ryoko's husband, Wil performed Taiko Drummimg.


は~楽しかった(上から睨まれてる)
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Oakland World Music & Jazz Festival

2007-07-30 13:42:04 | アメリカ生活雑感
7/28(Sat)










オークランドの消防士さんたちもなぜか宣伝活動中。消防服まで着せてもらって記念撮影。


なんと、音楽仲間のサクソフォニスト・アルにばったり遭遇。彼のお友達のバイオリニストのライブを出演関係者テントで鑑賞させてもらう。
のうのうと、フリーフード、ドリンクまでごちそうになる。ラッキー!
持つべきものは頼りになる友人!




お目当ての“師匠”Ledisiは地元オークランドでパワー炸裂。
このたびめでたくVerveからメジャーデビュー。
この日はまるでお人形のようにかわいかった。


Ledisiにあおられて踊り狂う人たち


Morrocan-Born Musician Blends Faith with Jazz and Hip-Hop


Pharoah Sanders Qualtet


サンフランシスコは霧の中・・
あの霧がまもなくやってきて、帰るころには凍えてた。
これがまさしくベイエリアの典型的な夏。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予告猫。

2007-07-28 14:05:14 | アメリカ生活雑感
昨日見た面白いニュース。
アメリカのとある老人養護施設で飼われている猫が患者の死を予告するという。
オスカー君、2歳。彼が患者の横で体を丸めて横たわると、その患者は数時間後に必ず最期のときを迎えるというのだ。彼はすでに25人の死を看取ったという。

Oscar the cat seems to have an uncanny knack for predicting when nursing home patients are going to die, by curling up next to them during their final hours. His accuracy, observed in 25 cases, has led the staff to call family members once he has chosen someone. It usually means they have less than four hours to live.

オスカー君は子猫のときにこの施設にもらわれてきてスタッフによって育てられている。6ヵ月たったとき、スタッフはオスカー君がドクターの回診のように病棟を見てあるき、患者の匂いをかいだり様子を観察したりするのに気づいた。そしてその数時間後に死を迎える患者の横に座るのだ。

The 2-year-old feline was adopted as a kitten and grew up in a third-floor dementia unit at the Steere House Nursing and Rehabilitation Center. The facility treats people with Alzheimer's, Parkinson's disease and other illnesses.
After about six months, the staff noticed Oscar would make his own rounds, just like the doctors and nurses. He'd sniff and observe patients, then sit beside people who would wind up dying in a few hours.

施設のドクターであり末期治療の権威でもあるジョアン・テノ氏は、ある患者の死によってオスカー君の予知力を確信したという。その患者は診察で明らかに死の予兆が出ていたが、当初オスカー君はその部屋を訪れなかった。テノ氏は彼の能力もここまでかと思った、が、患者がいよいよ最期のときを迎えるという2時間前にはしっかりオスカー君がそばに寄り添っていた。

Oscar is better at predicting death than the people who work there, said Dr. Joan Teno of Brown University, who treats patients at the nursing home and is an expert on care for the terminally ill.
She was convinced of Oscar's talent when he made his 13th correct call. While observing one patient, Teno said she noticed the woman wasn't eating, was breathing with difficulty and that her legs had a bluish tinge, signs that often mean death is near.
Oscar wouldn't stay inside the room though, so Teno thought his streak was broken. Instead, it turned out the doctor's prediction was roughly 10 hours too early. Sure enough, during the patient's final two hours, nurses told Teno that Oscar joined the woman at her bedside.

ほとんどの患者はオスカー君が部屋を訪れたときはときすでにそれに気づく状態ではなく、家族はむしろオスカー君の予知によって最期を看取ることができると感謝しているという。部屋の外に出されたオスカー君は、そこで悲しみの泣き声をあげるのだそうだ。

Doctors say most of the people who get a visit from the sweet-faced, gray-and-white cat are so ill they probably don't know he's there, so patients aren't aware he's a harbinger of death. Most families are grateful for the advanced warning, although one wanted Oscar out of the room while a family member died. When Oscar is put outside, he paces and meows his displeasure.

New England Journal of Medicine: http://content.nejm.org/
© 2007 The Associated Press. All rights reserved.



Oscar recently received a wall plaque publicly commending his "compassionate hospice care.
<画像をクリックしてニュースを聞いてみよう!>
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おみあい

2007-07-28 13:53:53 | アメリカ生活雑感
去年のちょうど今頃、UCバークレーで毎週Writingクラスというのをとって悪戦苦闘していことがあった。そのときの講師だった若い女性エッセイスト(ベトナミーズ-アメリカン)がその後、“オークランド・ライターの会”という月に一度行われるミーティングに誘ってくれたことがあり、好奇心から参加してみた。これは、オークランド在住のライターたちが集まって、近々発行予定の地元フリーペーパー(情報新聞)のネタを出し合うというオフ会だった。毎回集まるのは5~6人。フードライター、トラベルライター、スポーツライターといったさまざまな得意分野を持つライターさんたちが、ワインとクッキーで気軽にブレストするといった具合。いわば、オークランド版ホットペッパーみたいなもの。

あるとき、ヒスパニック(スペイン語を話す人たち)向けバイリンガルフリーペーパーの発行人である、エレナというメキシカンの女性と知り合いになった。彼女がその新聞を発行したのは3年前。目的は主にヒスパニック社会の子供たちがアメリカでちゃんとした教育を受ける機会を与えられるよう、まず親たちに正しい教育方針を伝えること、彼女は熱く語ってくれた。

アメリカに移住、または不法滞在しているヒスパニックは例外なく貧しい。親は自営のクリーニングやガーデナー、または雇われコックなど貧乏ヒマなしで働きづめ、その子どもたちは小さいうちから“家業”をしこまれ手伝いに借り出される。学業(大学進学)などもってのほか、という方針の家庭がほとんどだ。
でもそれはちがう、とエレナは言う。子どもは親の奴隷ではない、無限の可能性を秘めている、彼らの芽を摘んでしまう権利は親にはないはずだと。子どもがちゃんとした教育を受け、学業を身につけることこそ家族の将来につながる、そのためにも親が正しい認識をして欲しい。彼女はその一念で新聞を発行したのだそうだ。フリーということはもちろん広告が資金源。編集ネタ探しのほかにも地元の企業を回る営業活動もしなければならない。それでも彼女には強い意思があった。

これは、Dedeがボランティアをしており以前パンフレット製作をちょこっとお伝いしたあの“ASAP”の考えと合致する。Dedeの豊富な情報源がエレナの役に立つかもしれない。それにDedeも常々ヒスパニック移民社会や南米に強い関心がありスペイン語会話の練習相手が欲しいといっていた。これはいい出会いになるかも。そこで、さっそく二人を引き合わせることにした。

先週の日曜日オークランドのとあるカフェで待ち合わせてお見合い。思ったとおりDedeとエレナは即座に意気投合。Dedeもエレナの仕事に刺激された様子で、この先いろんな情報交換はもとよりライターとして参加する可能性もあるかもしれない。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お帰り、ペトラ!

2007-07-27 11:09:01 | アメリカ生活雑感
1年前にカナダに引っ越していったアダルトスクール時代のクラスメートのペトラ(チェコ)が、ご主人の仕事に便乗してバークレーに1週間戻って来るというので、さっそく当時の友人数人で集まって“お帰りなさい会”をすることにした。もちろん去年生まれたアダム坊も一緒。どんなに大きくなってるかな。

いつものことながら、こういうときの会場になるのはガリーナのおうち。彼女はいつも気の毒になるくらい準備を整えていてくれるので、今回は「ポトラック(食べ物持ち寄り)にするからがんばらないでよっ!」とくれぐれも念を押しておいた。にもかかわらず、ガリーナときたらいつものように2日前からとりかかったという3種のサラダを作って待っていてくれた。本当にガリーナらしい。何もせずにリラックスして人を迎えることができない性分というのは、ある種日本のお母ちゃんに共通するもの。これは典型的なロシアン・ホスピタリティーなのだろう。

午後1時半、アダルトスクールのサマークラスの授業を終えたアンが我が家に迎えに来てくれた。うちに到着するなりアンはご近所中に響き渡るような声で「ショーコー!アイムスタービング!ギブミーピザ!!(腹減った~、ピザくで~)」と叫びまくる。ほんまにこの人は・・・。運よくピザ屋のおやじがサービスでくれたひとかけらがあったのでこれを与えて何とかなだめすかし、いざ出発。
そう、この日はペトラに久々にアメリカン気分を味わってもらおうと、私は近所の有名なピザ屋「チーズ・ボード」でピザを買っていったのだ。こんな機会でもないとピザを丸ごと買うことなんてないし。で、お味は、さすがに毎日行列ができているだけのことはあって本当にうまかった。大好評!

こうやって、ここを離れていった仲間たちがリユニオンできるのもバークレーならでは。私も遅かれ早かれここを離れるだろうけれど、こうやって帰ってくる場所(ガリーナのうち?)があると思うとちっともさびしくない。



ペトラ(左)とアダム坊(14ヶ月)。右も同じくペトラ。娘のサラちゃん(10ヶ月)
キンパツで青いお目目パッチリ。まるで人形みたい。


4ヶ月の差があるというのに、体はサラちゃんが横綱級。


かんぱーい!ハイムはいつもの笑顔。
彼の楽しみは客人とウォッカを飲むこと。この日もぐびっと2杯、40%のやつをいかされました。
久々のきつ~い酒。うまかったぁ~!(写真はワインです。念のため)


いつものようにカラフルな食卓。


最後に記念撮影。今度会うときはこの子たちはすっかり大きくなってるんだろうなぁ。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカ人のToo Much自尊心

2007-07-26 13:58:13 | アメリカ生活雑感
アメリカにきてまず最初にギャップを感じたのがアメリカ人との「自意識の違い」だった。いろんな人に話を聞いてみると、これは私に限らずアメリカ以外の国、特にアジアの人たちに共通する違和感でもあった。
アジアの国、私が感じる限り少なくとも日本人と韓国人は「謙虚」「控えめ」「有言実行」を美徳としている。たとえ自分でかなりがんばったと思っても必ず「いえいえ、まだまだですから」と言う。「驕れるものは久しからず」と学び、常に自分の中の驕りを戒めるようにしこまれてきた。えらそうに振舞うやつはクラスで嫌われ者になったし、出る杭は打たれることをいろんな局面で見聞きするうちに強い自己主張は仇になることを感じて育ってきた。しかしそれがたたって、いつのまにか当然すべき自己主張もしなくなり場を円満に丸くおさめることばかりにやけに気を使う腑抜けになってしまったようにも思う。

アメリカ人は正反対。
自己主張ばかりして人の気持ちをおもんぱかることをしない、自分の非を認めない、絶対に謝らない。極めつけは、たいした力もないのに「自分はイケてる」と妙な自信だけが強いこと。
この違いはどこからくるんだろう?とずっと不思議に思っていたところに、面白い記事を発見した。
“Too much self-esteem can be bad for your child(すぎる自尊心は子供にとって危険)”

この記事ではまず、YouTubeの世界でFuntwoというコードネームで一躍有名になった24歳の韓国人学生を例あげている。映像に映し出される彼の並外れたギターテクニックはビューアーの間で“第二のジミヘン到来”とまで囁かれ、誰しもが彼の正体を知りたがった。ところが彼はいつも野球帽を目深にかぶり誰も顔すらうかがうことができない。やっとのことでニューヨークタイムズの記者が彼を探し当てインタビューをしたところ、彼はこう言ったという。
「僕は常々、自分はそんなにいいプレーヤーじゃないと思っているし、今よりもさらにもっと向上していかなきゃいけないと思っているんです。」
さらに、彼は自分自身を評して「100点満点で50~60点」と自分にきわめて厳しい。記者いわく、「これぞまさに典型的なアジアンの傾向」。

記事ではさらに興味深い研究結果が紹介されている。
1992年に心理学者のHarold StevensonとJames Stiglerが、台湾、中国、日本、アメリカの小学生を対象に行った学力比較テストで、アジアとアメリカの子供たちではその「自己認識」に驚くほどの差が明らかになったという。テストの結果はアジアの子供たちの圧勝だったのにもかかわらず、あとから自分自身の出来を聞かれたアメリカの子供たちは、アジアの子供と比べて圧倒的に高い評価を下していたという。

この要因と考えられているのが、'80年代以降アメリカで推し進められている“強いself-confidence(自信)こそが子供たちの学力に高い成果をもたらす”という考えに基づいた教育方針。
そして25年後―。
サンディゴ大学のグループが去年発表した研究結果によると“自信を植え付ける教育は大学に山のようなナルシストを生み出す”結果となり“大学生の3分の2が平均より高いレベルのナルシスト(自己陶酔)傾向にある”。これは'82当時から比較すると30%増だという。さらにナルシストの傾向として、“短命、生殖力の欠落、冷淡、不正直、暴力的な振る舞い”などをあげている。

確かに「ほめて育てる」のはいいことだとは思うが、『ブラザー・ジャックのうた』(フランス)を“I am special! I am special! Look at me!Look at me!”と変えて子供たちに歌わせるセンスの悪さはいかがなものか。結果、アメリカは山のような自信満々マンたちであふれかえっている。



この記事を読んでいて頭をよぎったのが、最近よく一緒にセッションをしているマサコとそのダンナのポール夫妻。この二人がこの点(自己認識)で見事なまでに正反対なのだ。
もともとピアノで食っていた経験のあるマサコは、ここ数年前からJazzに本腰を入れはじめ、師匠につき、学校にも通い、人の演奏を聞き込み、練習に励み、そうして得た仲間たちとJam Sessionを主催してはこつこつとスキルを磨いてきた。それでもまだ自分の勉強不足を感じて地道に努力をしている人。
一方のポール。この人は自分のことを「ジャズ・ドラマー」と何のためらいもなく言う。悪いけれど彼のドラムは間違っても“ドラマー”とは呼べないレベル。体にリズム感というものが全くないのが歴然とわかる(ごめんね)。数年前、一緒にプレイすることに耐えかねたマサコが彼にもっと練習するように促したことがあるらしいが、そういわれること自体全く寝耳に水といった様子で、以降も練習しているところを見たことがないらしい。この自信はいったいどこからくるんだろうね?とよくふたりで話すことがある。「私は間違っても人に自分のことをJazzピアニストとは言えない。言うとすれば“I'm studying jazz piano.”だわ。」とマサコ。日本人とアメリカ人の違いなのか、だとすればどういう教育の違いなのか。

またあるとき、一緒に演奏をしたベーシストから「悪いけどポールのドラムでは僕は演奏できない」と泣きが入り、それを知ったポールは「あいつとはもう友達でもなんでもない」と激怒して以来一方的に絶縁したそうだ。
マサコと私に共通する気持ちは「それならば何故もっと努力をしてみんなに欲しがられるようなドラマーになろうとしないのか」だった。

先日のJam Sessionで、今まで我慢してきた私もついにキレた。リズム音痴のドラムと練習するのはまるで地獄。「自分の演奏を見たら少しは反省するかも」とマサコと結託して本人に映像を見せてみた。するとなんと彼は「けっこうイケてるじゃない」とケロリと言ったらしい。最悪のシナリオ・・・。
そしてとうとう「ポールちゃんとはできません。ごめんなさい。音楽以外のお友達でいさせてください」宣言をした。うまい下手の問題よりも、一生懸命練習をしている人たちが努力をしない人によって時間を台無しにされるということに、もう我慢できなくなっていた。私の最期通告のあと、なんとポールちゃんはしばらくハンストでマサコに反抗したらしい。やれやれ・・。哀れ、マサコよ。

普段は人畜無害な人でも、いったん自信満々マンになると手に負えない。アメリカ人にはこういうタイプが本当に多いのだ。
そういえば、Pちゃんを伴侶に選んだ最大のポイントは彼の謙虚さだったことを思い出した。(こっちもtoo muchだが・・)なかなかこのあたりのバランスは難しい。

あれっ?違う話になってもた。

(つづく)
Comments (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

KKSFさん!

2007-07-25 06:32:39 | アメリカ生活雑感
アダルトスクールにいっておられたKKSF(Kおる)さん。
もしこれを読んでおられましたら、メールいただけますか?
実はお聞きしたいことがあってメールをしようとおもったら、以前のクラッシュでアドレスを喪失していることが判明してしまいました。
すみませんがどうぞよろしくお願いします。

Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が家のブーム

2007-07-23 04:06:43 | movie
ここのところ、妙にはまっているものがある。
70年代にイギリスで一世を風靡したナンセンスコメディースケッチ(ショートコント)ショー『モンティー・パイソン』。1969年に6人の無名のコメディー作家権俳優たちがスタートさせた夜中のコント番組が発祥で、その後爆発的人気を博すことになり彼らは「コメディー界のビートルズ」とも称されたそうだ。

この再放送がここアメリカでなぜだかよく夜中に流れていて、そのおばかなギャグセンスにかなりはまってしまった。アメリカにはない、独特のブリテッシュブラックユーモア、皮肉ってはいけないとされていたものを徹底的におちょくるサーカスティックユーモアがけっこうクセになる。
もともとPちゃんは大のモンティ・パイソンファン。ドイツでもドイツ語版が放映されるほどの人気番組だったそうだ。そういえば、彼のナンセンスギャグはここをルーツにしているのかと合点がいく(ときがある)。
この番組はその後世界中のコメディー番組に影響を与え、アメリカでの長寿番組『Saturday Night Live』などもそのひとつ。日本でも小さいころはまっていた『ゲバゲバ90分』(古すぎ~!)もその影響を受けた番組だったのかも。
ということは、私たち共通のオバカギャグセンスは、共にこの『モンティ・パイソン』がルーツだったということになる。へぇ~、妙に納得。

さて、この“モンティ・パイソン・チーム”は映画でも名作を残している。そのもっとも有名かつコントラバーシャルなものが『ライフ・オブ・ブライアン』
キリストをギャグにしているという理由で当時はかなり議論を巻き起こしたそうだが、これは必見。私のように宗教、特に聖書に無頓着な人にはときどき??という場面もあるけれど(Pちゃんはかなり受けていた)、わかる人にはこたえられない面白さだそうだ。

日本でも一部翻訳版が出ている様子。一度お試しあれ~。

Comments (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近のメシ

2007-07-18 05:00:47 | cooking
Pちゃんの大好物のひとつは“オムライス”。
私が作るまで食べたことがなかったそうで、初めて食べたときは感動しまくっていた。ヨーロッパにはオムライスがないのか??あれは日本人の発明だったのか?
ともあれ、週末のまったりしたブランチはそういうわけでオムライスというのが我が家の定番になっている。けれど今日は残りごはんがなかっので、苦し紛れにありもののそうめんをゆでて“そうめんチャンプルー”をやってみた。
冷蔵庫の残飯整理のつもりが以外に大ヒット。もちろん生まれて初めて口にするPちゃんは大コーフンで「なんだこりゃ~!す、すばらしい!!朝ごはんにはもったいない」という。どういう意味や?


きゅうり、オクラ、にんじん、レンコン、きゃべつ、干しえび、セロリ入り。
ちょっと麺がちょちょ切れになっちまったのが反省点。


フォークで食ってます。


ちなみに夕べのディナー。純和風。
鶏とかぶのべっこう煮、レンコンとにんじんとかぶの葉のきんぴら、ジャガイモとにんじん入りポテトサラダ、ピカピカのさばの塩焼き、かぶの葉と白菜入りお味噌汁、きゅうりの糠漬け。
ちなみに昨日はアルコール抜き。
Comments (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日曜はJam Session!

2007-07-17 04:44:59 | music/festival
晴天の日曜日。
今日は音楽仲間の一人、saxphonistのアルのお宅でのJam Sessionにでかけた。Jam Sessionというよりはむしろ、かねてからアルの豪邸をひとめ見たかったというのが目的。念願かなってやっとこの日が実現した。

我が家から車で約20分。3年前に購入したというアルのおうちはオークランド・ヒルの高台にそびえる、リゾートホテルのような大邸宅。それまでウェスト・オークランドというバリバリのblack neighborhoodに住んでいた彼がどうしてここを買えたのかが仲間うちではちょっとした話題になっていたらしい。(が、誰も聞けない・・)
ともあれ、午後4時ごろから自宅のセッションルームで始まったランチ&ワイン&Jazzのコラボレーションは大盛り上がりとなり暗くなるまで延々と続いた。
一緒にお招きいただいたPちゃんも、間近で見る生演奏に終始ご満悦。いい気分転換になったんじゃないかな。



キッチンからみた風景。このあたりの家はすべて億単位。



キッチンから一歩出るとグランドピアノのあるオープンスペース。
この家は4層になっていて、ここは真ん中。いわゆるファミリースペースとして使われている。

今日の仲間たち

今日のホスト、アル(Sax)。この人は初めて会ったときから妙に親近感とえにしを感じる。
彼の父親はニューオリンズを代表するJazzバンド“the Dirty Dozen Brass Band Dozen”のオリジナルメンバー(Sax)だそうだ。
彼の実家がニューオリンズでも白人neighborhoodである理由がやっとわかった。



アルとドウェイン(Tp)。ドウェインはビッグバンドの一員で音楽の先生でもある。
天性の勘で自在に音を操るアオとはまた正反対の、まじめで堅実な性格が音にも現れている。この二人のコンビは大好き。


初参加のSeiyaさん(Bs)
ブルースバンド(EDバンド)のベーシストなのでJazzはまだまだ未知の世界、途上らしい。それでも、この人は下手な自称Jazz basistよりも“ベーシストとして大事なこと”を知っている気がする。
ちょっと心配していたけれど、この日のために猛特訓をした成果が見事に現われさすがの適応力でみんなに好評だった。


途中からHermanがパーカッションで参戦。彼はもちろんラテンバンドのリーダー。
ここから、曲がすべてラテンバージョンに。私は・・踊るっきゃない!


今日はマサコ(P)ものってます(私ゃ飲んでます)


ポール(Ds)もごきげんだが・・ちょっときびしいか。


まだまだ修行が足りん。


PちゃんはJazzとお酒と快適な空間にかこまれてご満悦


 
アルのオリジナル曲は故郷のニューオリンズサウンド。懐かしいノリ

*おまけ

ここんちの犬はJazzが大好き。ピアノの下で熟睡していた

I Fall In Love So Easily
Sidewinder
Pent-Up House
Corcovado
Just In Time
I Love Being Here With You
Afro Blue
How Insensitive
Delirio(Latin)
In A Sentimental Mood (Latin)
Stolen Moment
Song For My Father
Tokyo Blues
The Look Of Love
A Song For You


Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする