26日は、国民の休日「メモリアルデー」。
パレードでも見に行こうかと思ったけれど、結局またもや昼までパジャマでうろうろしていたのでパス。例のごとく、午後から行動を開始。
新聞のローカル欄で、隣町のNapervilleで“海開き”があるというので行ってみると・・・
確かに海開きの様子。
でもここはイリノイの内陸ど真ん中。海もないのにどうして??
実は、町の真ん中に人口の砂浜を作っていたのでした。
Napervilleは全米の中でも有数の「最も住みやすい町」に名前が挙がるほど住環境のいい町として知られている。
教育レベルも高く、わざわざここに移り住む家族もいるらしい。なるほど、どこへ行っても子ども連れの家族(もちろん白人)ばかりで活気に満ち溢れている。ダウンタウンも大きくてとてもキュート。
私たちはリバーサイドをぶらぶら歩きながら、19世紀にこの町に最初に住んだ人々の居住地跡“
Naper Settlement”に行ってみた。
あいにくこの日はお休みで中には入れなかったけれど、Joseph Naperがこの土地を開拓、居住を開始した19世紀中ごろの建物のレプリカが敷地内に残されており、そこだけ何かタイムトリップしたような空間になっていた。
郵便局 (1833年)
Alexander Howard, the town's first postmaster, lived in this home, which also served as a post office, stagecoach stop and small mercantile. The interior is restored to an 1840s appearance. Originally built in the Greek Revival style, later 19th century alterations offer features of the Gothic Revival and Classical styles, including the addition of the wraparound porch.
消防署 (1860年代)
Fire was always a danger in towns built primarily of wood. Three years after the Great Fire of 1871 swept through Chicago, Naperville purchased the hand pumper housed here. During Naper Days, (Father's Day weekend each year) the pumper is pulled out and used to "put out the fire" in the Murray House outhouse.
Conestoga Wagon(1830年)
Covered wagons were the moving vans of the 19th century. Many pioneers came to this part of the country in wagons like this one. Oftentimes, the wagon would be piled high with all the goods that a family owned. Climb aboard our wagon for a great photo opportunity.
池でのんびりボートなんぞを漕ぎながら、町を眺めていると・・・
こんな不思議な鳥を発見。
家に帰って新聞を何気に見ていると、なんとこの鳥が大きく記事になっていてビックリ。
名前は「Black-crowned night-heron(
日本名:ゴイサギ)」
記事によるとこの鳥は「イリノイではもっとも貴重で珍しく、かつ危険にさらされている鳥」らしい。DDTとばれる殺虫剤に含まれる毒性化学物質による環境汚濁によってその数は激減してしまったそうだ。
専門家によると今年は240羽確認されているが、その数は2000年に比べると約半分。ただ、ここ数年は少しずつ戻りつつある、というレポートだった。
おお、そんなレアなものを見られるとは春から縁起が良いわい。
ギースの親子
ギースの親子が泳いでおったとさ。
お母さんギースが先頭になって、さぁみんなで丘にあがりましょう。
よいしょっ、よいしょっ、と一羽づつ上陸していたのですが・・
最後の一羽がどうしても上れない。それをみてお父さん、
「こうやるねん!」と翼をバタバタさせて一生懸命教えましたとさ。