Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

絵のある生活。

2010-01-30 03:57:44 | アメリカ生活雑感
徳島でPちゃんと町をふらふらしていたときのこと。
二人とも絵を見るのが好きなので、ある古ぼけたギャラリーにぷらっと立ち寄ってみた。
するとたちまち、Pちゃんが入り口前にかけられていた一枚の絵に引き寄せられていった。
それは、「阿波踊り」の踊り子さんを描いた水彩画。
阿波踊りの絵はもう今までいやというほど見ている私にとっては別段珍しくもなかったのだが、Pちゃんはすっかり心を奪われた様子。それも、「表情がとても生き生きとしてかわいい」という。
なるほど。今まで踊り子さんの絵といえば色鮮やかな群舞か、バストアップで表情が笠に隠れたものが多かったが、この絵はなんだか違う。
さすが面白いところに目をつけるものだ。
Pちゃんは夏の阿波踊りを経験したことはないけれど、前回徳島に来たときにいわゆる“観光用の阿波踊り”を見ているし、私が持っているビデオで何度も夏の夜の阿波踊り風景を見て知ってはいた。

「この絵、欲しいなぁ」
「え?(私は別に・・・やけど)」
ちなみに店主にお値段を聞いてみたらビックリするような額でもない。しかもPちゃんがあまりに気に入った様子だったので「ガイジン特別割引」で半額にしてくれるという。
まだ数日徳島にいることだし、また本当に欲しいと思ったら来よう、ということにしてその日は引き上げた。

そして徳島最終日。
どうしてもあの絵が諦めきれないPちゃんと、両親と一緒にまたあのギャラリーに出かけてた。
その絵はまだ、同じ場所に掛けられていた。
店主がうれしそうに出てきた。
「(アメリカに)持って帰るんやったら額をはずして中の絵だけにしたらどないですか?」
で、さらに半額にしてくれるという。
よし、決まりだ!
さらにうれしいことに、Pちゃんへのお土産として両親がこの絵をプレゼントしてくれた。このときのPちゃんの満足そうな顔といったらまぁ、子どものようだった。
頑丈に包装してもらって、大切に大切に持って帰った。

店主によれば、この絵は徳島大学学芸学部教授を長年勤め、地元美術界でも積極的に活動されてきた河野太郎氏(1907~2000)によるもので、かれこれ40年ほど前に描かれたものだという。
そういえば踊り子さんの衣装や笠の形状などがかなりレトロさを漂わせている。(これは県人でないとなかなかわからないと思うが)
「たいがいの画家さんは阿波踊りゆうと上半身だけとか大勢とかに逃げてしまうんやけど、この人はちゃぁんと踊り子さんの全身の細かな動きのひとつひとつに気を配って描いとるんよ。スケッチがしっかりしとるんやわな」
店主のおじさんも口が滑らかだ。

そういう目でこの絵を再び見つめてみると、それはそれでなかなか趣深くチャーミング。
Pちゃん、いい選択したね!


そして、アメリカに戻った私たちはさっそくフレームショップへ。
フレームそのものは既製品で安く済ませたが、絵の淵の画材(厚紙)はこだわってああでもないこうでもないと喧喧諤々。
その結果、薄い金色、濃い金色、わずかに見える赤(赤は踊り子さんの裾から覗く“お腰”のイメージ)、の3色構成に決定。

で、出来上がったのがこれだ。


うん、なかなかいい。店で見たときよりも数倍絵が引き立って見える。



うれしそうなPちゃん



★ おまけ

絵といえば、今回ずっと日本におきっぱなしだった(前回帰国の時、電車に忘れるという大失態を犯した)大切な絵もやっと持ち帰ってきた。
20年以上前、大枚をはたいてローンで買った、ロニー・ウッド(ストーンズ)の作品。モデルはキース・リチャーズ。
私にとっては思い出の絵であり、一生の宝物。


リビングのギャラリーの中心にすわって、10年ぶりに戻ってきたキース
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新兵器登場。

2010-01-28 10:24:14 | アメリカ生活雑感
最近ご飯がおいしく炊けないなぁ、とず~っと思いつつそれでもだましだましやってきたが、やっぱり我慢の限界がきた。
お米をかえてもうまくいかない。どうもお米のせいじゃないらしい。
で、今回帰省して母が言っていた一言ではたと気づいた。

「お米がおいしくないと思ってたら炊飯器のせいだったわ」

それもそうだ。
私の炊飯器はアメリカで初めて暮らし始めたときに買ったものだから、かれこれ8年以上になる。
オークランドの韓国マーケットで50ドルくらいで買ったナショナル製のいたってシンプルな炊飯器。
長年使い続けて内釜の壁面はもうボロボロになっているし、とっくに買い替え時を過ぎている感じ。
ここはいっちょ買い替えるかとPちゃんに提案してみた。
「お米は毎日のことだから今度はいいやつ買いたいんだけど」
「もちろん。そうしよ。」

そしてリサーチ開始。
まずこのあたりで売っていそうな2箇所のサイトをチェックする。
ひとつは近くの韓国スーパー。そしてもひとつはちょっと遠いが日本マーケット。
炊飯器はほぼ同じような品揃えだが、量ったように日本スーパーがきっちり10ドル高い。
そして目をつけたのが、象印のIH炊飯器。どうしてもIHにしたかったのと、5.5合炊きの中では一番お手ごろ価格だったのでこれに決まり。
そうと決まればすぐにでもに買いに行こうかと思いつつ、念のためにAmazonやeBayもチェックしてみる。するとまぁ、あるわあるわ同機種の大売出し。
最終的に、送料を入れても一番安いeBayで購入することに決定した。

そして・・・満を持して今週、我が家に新品の夢の炊飯器が届いた。
うちは基本的に胚芽玄米か玄米、白米+雑穀米なのだが、この炊飯器には種類によって炊き分けができる。
今となっちゃ当たり前だが、前の炊飯器はばかの一つ覚えみたいにワンパターン炊きだったのでもうこれだけでワクワク。
しかも、玄米をおいしく栄養価を倍増してくれる炊き方もあるじゃないか。
そして、タイマー。夕方留守にするときの強い味方ができた。

かくして、最初の記念すべきメニューは・・・・「タイカレー」。
ちょうど夕方からスペイン語クラスで留守にしたので、ここぞとタイマーをセットしてうきうきで出かける。
炊っけたかな~?と帰ってみると・・・無言の炊飯器。
な、なんでだよ!
あほな私はセット時間を「20時」にするところを「8時」にしてしまっていたのだった。
カレーはできているのにご飯を待つこと約1時間15分。玄米だから時間がかかるったらありゃしない。
腹ペコハイエナ状態のまま、ふたりでほろ苦い「祝!New炊飯器初夕食」を終えたのだった。

<完>



        ごくろうさまでした →→→→→→→→ これからバリバリたのんまっせ~
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"アフガニスタン事件”。

2010-01-25 04:39:39 | アメリカ生活雑感
年末、東京のアメリカ領事館でビザの更新手続きをしたときのこと。
今年最後の日ということもあって館内は申請をする人たちであふれかっており、インタビューを待つこと約1時間。
もうすぐで私たちの番もまわってこようかというときにその“事件”は起きた。

窓口でインタビューを始めたアメリカ人のインタビュアー(領事館員)が、日本人の男性(20歳代~30歳前半くらい)に開口一番、こう英語で質問したのだ。

「あなたはアフガニスタン出身ですか?」

本来ならばインタビュー内容は他には聞こえないようになっているのだが、この直前に館内呼び出し放送をしたマイクがそのままオンになっていたためそのやりとりは館内中に響き渡った。
一瞬凍りつく館内の人々

「申請書にはあなたがアフガニスタンで生まれた、とありますが」
続けざまに聞く職員。
聞かれた男性はどこからどう見ても100%日本人。しかもこの手の申請は初めてというようなぎこちない雰囲気が見え見え。
彼はあからさまにうろたえ、「・・No,No」と答えるのがやっと。
ここで列に並んでいた人から「すみませ~ん、マイク入ってますけど」と指摘を受けた職員があわててマイクを切り、その後のやりとりは聞こえなかった。


それにしてもなぜ、よりによってアフガニスタン?
職員が質問した瞬間、Pちゃんと顔を見合わせて笑いをこらえるのに必死だった。
これはきっと、彼の友達が悪ふざけをしてドキュメントにいたずらしたのだろう。そうとしか考えられない。
しかし、これはまじで冗談にならない。

その後彼が無事にビザをゲットしたかどうかは知る由もないが、私はあの職員は面白がってマイクをあえてオフにしなかったんじゃないか、と疑っている。
しかし、100ドル以上も払ってこんないたずらのためにビザが下りなかったら、しゃれにならんよなー。
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いずこも同じ、政治とカネ。

2010-01-24 01:37:13 | アメリカ生活雑感
1月21日。アメリカ最高裁で歴史的恥ずべき判決が下され、衝撃が走った。
企業や団体等が政治広告に資金を支出することを制限した、政治資金規制法についてアメリカ最高裁は“違憲判決”を下したのだ。
そのまま理解すると、「企業は支持する政治家に制限なく金をつぎ込むことができる」ことになる。

翌日の新聞の見出しはこうだ。
「More, nastier ads likely in elections」
(もっとえげつない選挙広告が増えるだろう)


アメリカの選挙広告は本当にえげつない。
投票日間近になると、露骨にライバル候補を中傷するTVコマーシャルがゴールデンタイムにこれでもかと繰り返される。
「あいつはこんなことを言っているがうそっぱちだ。」
「あいつは過去にこんなことをやっている。」
低い冷たいナレーションとともに流れるモノクロの映像とショッキングな効果音。
悲しいかな、ほとんどの単純な人々は真偽の裏を取ろうともせずにこれを真にうけてしまうのだ。
選挙結果がどう転ぶかは、その候補の政策やビジョンからではなくこの「選挙広告」で決まってしまうといってもいい。

その広告製作にかかる莫大な資金の提供元、パトロンが“企業様”というわけだ。
だから、今回の判決の影響はアメリカの政治、いや将来の国力を左右すると言っても過言ではないほど大きい。
自らの意見で候補者を選出しようとする、民主主義的一般ピープルはこれによって完全な敗者となり、石油会社やウォールストリートの金融機関、保険会社、メディアが大勝利を収めたということになる。

「あなたの政策は我が企業(営利団体)に不利益を及ぼすので、あなたの再選には断固として反対する広告を作るのに金は惜しみません」という企業のスタンスに、こともあろうに最高裁がお墨付きを与えてしまったのだからも世も末だ。
(ちなみに、今回この判決を行った最高裁の判事の多数派5人に3人は、ブッシュ(うちひとりはパパ・ブッシュ)選出の判事である。)

今、オバマ政権が法案を通そうとやっきになっている医療保険の改正が遅々として進まない一番の理由は、保険会社から多額の資金提供を受けている政治家たちが真っ向から反対していることにある。
彼らにとって企業様は選挙の命綱。この綱を失ってまで自己の信念を通したところで、次回再選しなかったらただの人になってしまうからだ。
こうして、政治家はますます企業のマリオネットになっていく。こんな政治家が動かしている国が、よくなるわけがない。
これでまた、アメリカの将来に暗雲が漂い始めた。


奇しくも今、日本では政府民主党の小沢幹事長が政治資金規正法違反事件で東京地検特捜部の参考人聴取を受けている。
政治とカネはいずこも同じ。
宗教闘争と同じく、地球上で未来永劫解決できない問題なのかもしれない。
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新メニュー

2010-01-22 03:10:11 | cooking
ある日、韓国スーパーで不思議な物体を見かけた。
それはOXテール。牛のしっぽ。
これがぶつ切りになった状態でごろごろ売られていた。
一瞬躊躇したけれど、数年前でハワイで食べた「OXテールラーメン」の味が忘れられず、ここはいっちょスープにでもしてみるべ、と購入。

水に3時間ほどつけて血抜きをしたあと、細かく切って炒めた香味野菜と一緒にひたすらぐつぐつぐつぐつ・・・。
煮物はただ火にかけておけばいいので簡単。4時間ほど弱火で煮続けて一日放置。
翌日また2~3時間煮て、ここにじゃがいもを丸ごと投入。
シチューのもと(初めて試してみた市販のシチューミックス)を入れて軽く煮たら出来上がり。



お肉がほろほろに溶けて、スープはゼラチンたっぷりで、まじおいしかった。
冬の定番になりそうな気配。
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ついにGOROが・・・歴史的瞬間!

2010-01-20 06:24:33 | GORO
2010年1月17日。日曜日。

ふたりとも体の時計が本調子に戻らない週の終わり、爆眠していた朝6時過ぎのこと。

タク、タク、タク、タク・・・・

変な足音が階段のほうから聞こえてくる。
その音はしばらくして2階に上がってきて、今度はタタタタタ・・・と小走りに歩き始めた。
この足音は紛れもなくGOROだ。でもGOROは1階のリビングで寝ているはず。
まどろみの中でそう思った瞬間、Pちゃんをたたき起こす。
「ねー、夕べ寝る前にGOROを2階に上げた?」
「・・No・・・」
「だってGOROが2階におるやん」
「ええっ?」

瞬間、顔を見合わせて飛び起きた私たち。
そう、GOROが自ら階段を上って2階にやってきたのだ。
この家にやってきてから5ヶ月、今までうちのつるつるの階段が怖くて一段も上れなかったGOROがついに自力で上れた歴史的瞬間だった。



「下りれるもんね」

★ ★

これはすべて、AJのおかげだ。
日本に帰国する2週間、近所に住むテリーのおうちに里子に出していたGOROが誰よりも頼りにしていたのが、そこのうちの柴犬AJだった。
人間が教えてもなかなか習得できなかったことが、AJと遊びたい一心で一生懸命真似しているうちにあっという間にできるようになってしまったのだ。
この小さな生命体の生きる力に、感動。

他にもここ1週間でいくつか驚かされたことがある。
ある日GOROを車に乗せようとドアを開けたところ、自分からさっと助手席に飛び乗った。
そんなこと、前は絶対できなかったのに。これもAJの真似。
テリーによると、ふたり(AJとGORO)は本当にトムとジェリーのように(とは言っていないが・・)いっつも仲良くけんかしてじゃれあっていて、寝るときもテリーの寝室のベッドの下で一緒に寝ていたそうだ。
普段AJは、ご主人のビルが早朝に家を出た後、ビルの寝ていた場所で悠々と寝るらしいのだが、GOROのいる間はそれをせずにGOROと一緒に寝るようにしていたという。
またある日のこと、ソファーに上がれなくてあたふたしていたGOROのために、自分が踏み台になって寝そべってやっていたそうだ。


「AJがこんなに“誰か”のために一生懸命になってるところを見たのは初めてで、私たちにとっても本当に新鮮でうれしかったのよ」とテリー。
預かってもらった私たちにも、預けられたテリーにとっても、この2週間はとてつもなく大きかったようだ。

★ ★

さて。階段の上り下りをすっかり覚えてしまったGOROはそれからというもの、朝起きたら階段を上って私たちのところにやってくるようになった。
それも、きっかり7時すぎ。
今まで「ベッドに犬は入れるまじ」とかなんとか言っていたPちゃんもGOROにはすっかり甘アマで、GOROをベッドにあげてごろごろするのが楽しくなってしまった様子。

この朝の襲撃、夜更かししたときには堪えるだろーなー・・・。

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Jpan Tour ~徳島編

2010-01-18 05:29:50 | ニッポン生活編
日本に上陸して約1週間、東京から本島を約半縦断し、おおみそかにようやく徳島入り。
さっそく2009年最後の家族水入らずの晩餐の開始。
今晩のメニューは、「てっちり」。おお、河豚ですか!
やっぱりみんなでコタツでつつく鍋は最高でんな。
5年前の大晦日に、無謀にも我が姉と飲み比べをして惨敗し、翌日は一日ベッドから起き上がれなかった苦い経験があるPちゃんのリベンジのときがやってきた。
日ごろの鍛錬の成果か、はたまた少しは強くなったのか、今回はなんとか無事にすんだもよう。

そして迎えた元旦。
家族5人がそろって、2010最初の朝食。
おせちにお雑煮、お屠蘇に。ああ、ニッポンのお正月万歳!!





Hay toda "cocina de años nuevos" japonesa tradicional.
母の実家(函館)から送られてくる北海の幸に舌鼓。うちほど魚卵を食べる家も珍しいかも。
Pちゃんはもちろん、全部大好き!



Pedro esta bebiendo Sake japonés.
お屠蘇のマナーを学んで、「いただきま~す!」


二日。
みんなでお墓参りへ。
日本のお墓は、Pちゃんには相当珍しくうつるらしい。
こんなに一生懸命お墓の写真を撮る人も珍しいけど。



午後からお向かいに住むおばあちゃんのうちへ年始のご挨拶。
去年、旧宅の隣にど~んと新居を新築して今はそこに悠々とひとりでお住まいのおばあちゃんは満100歳。
2~3年前は体調を崩してみんなが心配したが、今回は今まであった中で一番顔色がよくってキレイだった。
食欲ももりもり。5キロも太って「ダイエットせなあかん」そうだ。
What a life!だ。


Mi abuela tiene 100 años. Ella es muy sana.
貫禄のおばあちゃん。頭もはっきりしていて記憶力も抜群。恐るべし。


Pちゃんにチューされてまんざらでもないおばあちゃん。また若返ったりして・・・

Mi hermana y yo cocinamos la comida para la celebración de 77 años de mi padre.
今夜の夕食は、明日帰ってしまう姉とふたりで手作りすることにして、そしてささやかな父の喜寿祝い(去年)。
スペインオムレツ(トルティヤ)、大量にあった立派なタコのから揚げ、タコのマリネサラダ、はまちの刺身。
Pちゃんのみたての、スペインのRiojaワインもこれによく合ってとてもおいしかった。



三日~五日。

とにかくだらだら飲んで食べて寝て。
徳島市内をぶらぶらしたりするも、さすがに間が持たなくなってきて中だるみ。
そういうわけで、六日~七日は、親の休息のためと仕事の打ち合わせも兼ねてふたりで神戸に出かける。
やっぱり神戸は私にとって特別な場所。大学4年間を過ごした大切な町でもあり第2の故郷でもある。
Pちゃんもこの町がとても好きだという。

八日。
徳島最後の日。
「一度地震を体験してみたい」、というかねてからのPちゃんの希望をかなえるべく、徳島防災センターという県人でも知らないところにでかける。
ここで阪神・淡路大震災のレベルの地震を体験。すさまじい。


Experimentamos "el Terremoto Kobe."


そのあとは、そごうの「うまいもん市」に出かけてついでに4人で外食。

 
北海道のソフトクリームを堪能中。


九日。
翌日のフライトに備えて、午後の便で今日のうちに東京に移動。
本当にのんびりと過ごせたお正月だった。
おいしいものをたらふく食べて、寝て、しゃべって。ふたりともここですっかり英気を養うことができた。
ほんと~に、お世話になりました!!


徳島空港前で

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Japn Tour~会った人たち&宴会編

2010-01-17 03:15:40 | ニッポン生活編
12/27~28(東京)元クワイヤー仲間、元同僚家族と久々の再会。楽しい食事。

12/29(名古屋)旧バークレーアダルトスクール・クラスメートのショーコ・ぶらっく&テリさま&むーちゃん宅に襲撃。身も心も休まりました。

12/30(神戸)旧Jazzピアノ仲間&会社の同期仲間と西宮北口で忘年会。

1/6 (神戸)元同期のしろちゃんちに去年生まれた赤ちゃんを見に行く→そのあと三の宮でお世話になっているベーシストの宮本さん&みずほさんとホテルのロビーで大宴会。

1/9(東京)バークレー時代のヴォーカル師匠“Ledisi”の日本ライブを六本木Billboradに見に行く。そこでこれまた旧バークレー仲間のせっちゃんとばったり再会。

みなさん、本当に楽しかったよ。ありがとう!!


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Japan Tour ~観光編その1

2010-01-16 02:38:53 | ニッポン生活編

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Baggage Missing事件

2010-01-14 03:32:34 | アメリカ生活雑感
今回のフライトは、本当にぎりぎりまでチケットが取れない状況だった。
クリスマスに帰国し年初にアメリカに戻るというプランが一番多いらしく、直行便はおろかどの乗り継ぎ便も満杯状態。
結果、今回は仕方なく往路はシアトル経由、復路はホノルル経由となった。
その乗り継ぎで最も恐れていたことが、今回まんまと当たってしまった。
成田で荷物が出てこなかったのだ。

シアトルでの乗り継ぎ時間は1時間ちょっと。私たちの乗り換えた飛行機はほとんど隣同士というくらいの至近距離にあったにもかかわらず、それっくらいの仕事もできないんだからやっぱりこの能力の低さにはあきれる。

成田のBaggage Claimで荷物を待っていたら、「ナガノさまですか?」と男性に声をかけられた。
「実はお荷物がシアトルにまだ残ったままとの連絡を受けまして。まことに申し訳ございません」
え~!いつ届くんかしら?
「明日のこの便には乗ると思いますので」
う~ん困ったなぁ。明日会う約束の友達へのお土産が入ってるのに。しかも化粧道具一式入ってるよ~。

カウンターで書類を作成してもらって、一応この日は手ぶらで宿まで移動となった。
怒る私をよそに、Pちゃんはなぜかとっても穏やか。
「向こうから僕たちを探してわざわざ声をかけてくれたんだよ。しかも謝ってくれたなんて、アメリカじゃ考えられな~い」と、妙に感動している。
なるほど、そういやそうかも。しかも宿にわざわざ電話を入れてくれていたところも日本的な気配りだ。
以前アメリカでスーツケースをぶっ壊されたことがあったが、そのときは謝るどころか開き直られたもんな。この違いには驚くばかりだ。

まあ、とりあえずシアトルにあるとわかっているだけまだましだ。一日は我慢しよう。
というわけて、翌日は一日ノーメークで過ごした私。“少なくとも最小限の化粧道具くらいは持って歩くべし”と教訓ができたけれども。

ところで、これによる損失を航空会社は補償してくれるのだろうか?
電話で聞いてみたところ、なんとも歯切れの悪い声で「おひとりさま50ドルを上限に、レシートをお持ちいただいてお帰りの際にカウンターでお支払いしております。」とのこと。
そんならその場で言ってほしかった。翌日になって問い合わせて初めていうなんてなんとも不誠実な。
荷物が到着する前に友人に会う約束があったので、あわてて最小限の化粧品やらを買い集めてレシートをもらっておく。

★ ★

そして、帰りのカウンターで。
いきさつを話すと、「アメリカ在住の方に関してはアメリカでのご清算となります」と言われる。
え~!こんな複雑なことアメリカ人ができるわけないやん。
「アメリカではきっと“日本で起こったことなので日本でやってくれ”と言われるに決まっています。できれば日本で清算していきたいんですけど」と粘ってみた。
言ってみるもので、数分後係りの人がやってきてその場でレシート清算してくれた。
やっぱり、こういうときは粘るのが一番。
そしてやっぱり、日本人が一番頼りになる。
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