やっと少しだけコロナもおさまり、今年は2年ぶりに「犬飼農村舞台」が復活することになった。
犬飼農村舞台は、徳島市内の五王神社境内にある人形芝居の野外舞台で、1873(明治6)年に建造され、1998(平成10)年、国の重要有形民俗文化財に指定された。
昭和34年頃まで地元若連の素人芝居や人形浄瑠璃公演、襖からくりが奉納されていたが、映画やテレビなどの波にのまれしばらく休止。昭和51年に阿波人形浄瑠璃が国の選択無形文化財に指定されたことを契機に、同年10月に人形浄瑠璃公演が再開され、以来毎年続けられている。
毎年11月3日に勝浦座による「傾城阿波鳴門順礼歌の段」などの阿波人形浄瑠璃の上演が行われるほか、「段返し千畳敷」と称される132枚の襖絵を使い42景を見せる襖からくり公演が披露されている。
今年の舞台はあいにく無観客。でもYoutubeで生配信される予定。
どうぞご覧ください!
11月3日(水・祝)10:30〜14:30
下記URLにてオンライン・ライブ配信
https://bit.ly/3uJBS8W