シカゴの夏の風物詩、Ravinia(ラビニア)フェスティバルが今年も始まった。
6月から9月まで、3ヶ月以上毎日屋外コンサート会場で繰り広げられるコンサートシリーズだ。
昨年は、ジャズの大御所トニー・ベネット、そして60年代“ディスコ・クィーン”のドナ・サマーのコンサートに出かけた私たち。
そのときにいろいろ学んだことを踏まえて、今年も完璧な装備でふたつのコンサートのチケットを購入。
今日(6月27日・土曜日)のパフォーマーは、ダイアナ・クラール。
実は彼女をナマで見たのはかれこれ10年以上も前。大阪で見た、ジャズ・ピアニストだけを集めたコンサートだった。
そのときはまだデビューしたてで丸々していて、いかにも田舎のお姉ちゃんという雰囲気だった彼女。
今ではすっかり洗練されてしかもスリムになり、押しも押されぬ人気ジャズシンガー&ピアニストになった。
うがった言い方をすれば、レコード会社戦略にうまく乗せられて「金髪の白人流行JAZZ歌手」にイメージを作られてしまったかんじ。
私は昔の荒削りだった頃が好きだったんだけど。
ともあれ、彼女はいつもいい選曲をするしアレンジもステキなのでとっても楽しみにしていた。
私たちはちょい遅めで7時ごろに現地入り。
満員かと思いきや、まだまだ座れるスペースがあって余裕でセッティング完了。
どこを見渡してもみんな完璧な“ディナー”状態になっていた。
前のグループは高めのテーブルをセッティング、うしろのカップルはヘルシーなメニュー。
いつもながら目を見張る準備のよさ。
さて、うちの場合は・・・
今日の献立:
自家製・ローストポーク、
ロシアンエッグ、
ほうれん草ともやしと赤ピーマンの炒めもの、
梅干入りおにぎり
赤ワインで乾~杯~!!
や~食った食った。満足気なPちゃん。
開演前はこんな状態。そしていよいよ本日のメインイベント、ダイアナ・クラール登場。
オープニングは『Live in Pris』と同じく、超高速の『I Love Being Here With You』。
やっぱ、生で聴くとものすごいばい。
今日のステージは、贅沢にも、ギター、ベース、ドラムに加えてフルオーケストラを従えての豪華バージョン。
私はダイアナ・クラールよりもむしろ、バックミュージシャンに釘付けだ。
Anthony Wilson:ギター, Jeff Hamilton:ドラム, Robert Hurst:ベース
こんな超一流のミュージシャンをそろえるだけでも難しいってのに、全く!
贅沢にもほどがあるぜ。
★
それにしても、彼女はよくしゃべる。
もっとクールに演奏する人かと思っていたら、意外とおしゃべり。
「My husbandが・・・」と、何回も夫(もちろん、エルヴィス・コステロのこと)のことを話題に出すのでちょっとうんざり。
家族を商売のネタに使うな~~!!
ライブの中盤ごろだった。
次の曲に行くまでの長いイントロダクションに、『I'll Be There』をジャズ・バージョンで弾くダイアナ。
何も語らず、ただ目を閉じ、じっと想いをこめて。
客席から拍手が起こる。
・・・・うるっときた。
もちろん、二日前に急逝したマイケル・ジャクソンへの追悼だったのだろう。
芝生チケットではコンサート会場には入れないので外で遠めに見ていたら、
早めに出てきたカップルが私たちに
「Enjoy the show!」といってそっとチケットをくれた。
おかげで最後の20分ほど、座ってみることができた。
ありがとう!
今日の選曲は、彼女のもっと尊敬するナット・キング・コールの曲が多かった。
アンコールは『Look of Love』そして『Every time We Say Goodbye』でしっとりと。
★
Pちゃんは、初めて聴く(といってもCDはしょっちゅうかけているのだけれど本人は気づいていない)ダイアナ・クラールを相当気に入ったらしく、
家に帰ってからもヨカッタ、ヨカッタと興奮冷めやらない様子だった。
やっぱり男は金髪&ダイナミックボディーに弱いのね。
6月から9月まで、3ヶ月以上毎日屋外コンサート会場で繰り広げられるコンサートシリーズだ。
昨年は、ジャズの大御所トニー・ベネット、そして60年代“ディスコ・クィーン”のドナ・サマーのコンサートに出かけた私たち。
そのときにいろいろ学んだことを踏まえて、今年も完璧な装備でふたつのコンサートのチケットを購入。
今日(6月27日・土曜日)のパフォーマーは、ダイアナ・クラール。
実は彼女をナマで見たのはかれこれ10年以上も前。大阪で見た、ジャズ・ピアニストだけを集めたコンサートだった。
そのときはまだデビューしたてで丸々していて、いかにも田舎のお姉ちゃんという雰囲気だった彼女。
今ではすっかり洗練されてしかもスリムになり、押しも押されぬ人気ジャズシンガー&ピアニストになった。
うがった言い方をすれば、レコード会社戦略にうまく乗せられて「金髪の白人流行JAZZ歌手」にイメージを作られてしまったかんじ。
私は昔の荒削りだった頃が好きだったんだけど。
ともあれ、彼女はいつもいい選曲をするしアレンジもステキなのでとっても楽しみにしていた。
私たちはちょい遅めで7時ごろに現地入り。
満員かと思いきや、まだまだ座れるスペースがあって余裕でセッティング完了。
どこを見渡してもみんな完璧な“ディナー”状態になっていた。
前のグループは高めのテーブルをセッティング、うしろのカップルはヘルシーなメニュー。
いつもながら目を見張る準備のよさ。
さて、うちの場合は・・・
今日の献立:
自家製・ローストポーク、
ロシアンエッグ、
ほうれん草ともやしと赤ピーマンの炒めもの、
梅干入りおにぎり
赤ワインで乾~杯~!!
や~食った食った。満足気なPちゃん。
開演前はこんな状態。そしていよいよ本日のメインイベント、ダイアナ・クラール登場。
オープニングは『Live in Pris』と同じく、超高速の『I Love Being Here With You』。
やっぱ、生で聴くとものすごいばい。
今日のステージは、贅沢にも、ギター、ベース、ドラムに加えてフルオーケストラを従えての豪華バージョン。
私はダイアナ・クラールよりもむしろ、バックミュージシャンに釘付けだ。
Anthony Wilson:ギター, Jeff Hamilton:ドラム, Robert Hurst:ベース
こんな超一流のミュージシャンをそろえるだけでも難しいってのに、全く!
贅沢にもほどがあるぜ。
★
それにしても、彼女はよくしゃべる。
もっとクールに演奏する人かと思っていたら、意外とおしゃべり。
「My husbandが・・・」と、何回も夫(もちろん、エルヴィス・コステロのこと)のことを話題に出すのでちょっとうんざり。
家族を商売のネタに使うな~~!!
ライブの中盤ごろだった。
次の曲に行くまでの長いイントロダクションに、『I'll Be There』をジャズ・バージョンで弾くダイアナ。
何も語らず、ただ目を閉じ、じっと想いをこめて。
客席から拍手が起こる。
・・・・うるっときた。
もちろん、二日前に急逝したマイケル・ジャクソンへの追悼だったのだろう。
芝生チケットではコンサート会場には入れないので外で遠めに見ていたら、
早めに出てきたカップルが私たちに
「Enjoy the show!」といってそっとチケットをくれた。
おかげで最後の20分ほど、座ってみることができた。
ありがとう!
今日の選曲は、彼女のもっと尊敬するナット・キング・コールの曲が多かった。
アンコールは『Look of Love』そして『Every time We Say Goodbye』でしっとりと。
★
Pちゃんは、初めて聴く(といってもCDはしょっちゅうかけているのだけれど本人は気づいていない)ダイアナ・クラールを相当気に入ったらしく、
家に帰ってからもヨカッタ、ヨカッタと興奮冷めやらない様子だった。
やっぱり男は金髪&ダイナミックボディーに弱いのね。