Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

My Boom

2005-07-26 23:35:34 | アメリカ生活雑感
いきなりの大型台風接近で、今日の仕事(2件の取材・撮影)は早々に延期にした。
天気のせいで取材をキャンセルにしたのは、長い経験の中でも記憶がない。
そのおかげで、朝からリスケ作業でどたばたと時間を費やし、そして今日はそのまま外に出かけずに家で仕事をすることにした。
今日の新たな発見は、「雨の日は仕事がはかどる」ということ。
快晴の日は暑さもあってかどうしても家だとだらだらとしてしまうのだが、雨の日は気持ちが落ち着くのだ。
おかげで、今日は懸案の案件を片付けることができてさっぱり。
それにくわえて、我が“処女作エッセイ”の装丁の最終案がパリから到着。
今回彼女に頼んだいきさつは前述のとおりだが、会ったこともない、しかもパリという遠く離れたところにいる人がこれほどまでに私の気持ちをうまく表現してくれたことに、とても感激!彼女に頼んだ私の選択は正しかったんだと、またうれしくなった。
表紙はとってもキッチュで、コミカルで、それでいて硬派(!)というなかなか面白いイラストに仕上がっていた。う~ん、これは中身をしっかりしなきゃな。

ところで、前段が長かったけれど最近はまりまくっているものがある。
それはNHKのBS2でアンコール放映をしている「チャングムの誓い」。
8時からという、晩ごはんタイムにぴったりあたることや、2時間ぶっ続けでストーリーが進んでいくこともあって、もう釘付け。
毎回繰り広げられる「韓国宮中料理」の奥深さ、そこでしか生きたことのない女官たちの、まるで大奥ばりの生きざま・・・。東洋の真髄を見る思いで、ストーリーにのめりこんでいく。
そこに、そこにスパイスを加えるのが韓国ドラマ特有の「出生の秘密」「いじめ」「リベンジ」の数々。
このドラマのおかげで、ビデオのない私はさっさと家に帰ってくるようになった。
う~ん、明日が待ちきれない!




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地震と思いがけない2泊目。

2005-07-24 13:09:04 | アメリカ生活雑感
夕べ、予約していたホテルにいかずに勢いで我が家に宿泊した友人を見送ってまったりと久々の過ごしやすい休日をすごしていたら、いきなりの地震。
はじめ、ガタガタッときたかなと思ったらそれからぐる~んぐる~んと横揺れ。大きなボールの上でバランスを取っているような感じで、思わずスノボよろしく下半身に力が入る。
不思議なことに恐怖感はまったくなかったし、たいした規模でもなかったのだろうと思っていたらあとからびっくり。このあたり(大田区)は震度5弱という、結構な揺れだったそうだ。
そういえば地震の直後に警戒を告げるサイレンが鳴りわたり「おちついて行動しましょう」というアナウンスが繰り返されていた。

そうこうするうちに、ちょうど研修を終えて羽田に向かう途中の友人からメール。
「今、東京駅で電車が止まってしまった」
なんとシャトルバスで羽田にたどり着いたときにはときすでに遅く、徳島行きの飛行機はすでに飛び立ったあと。やむなく翌朝6時50分の便に切り替えて、再び我が家にやってくることになった。
おかげで今夜はうちでのんびり宴会(?)。



お土産のおすし、田舎から送ってきたレンコンと、しらすの佃煮、
なすとレンコンの素揚げ、水菜と豚のしゃぶしゃぶサラダ、
冷奴と“我が畑産”しそ、なめこのお味噌汁





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東京湾クルーズナイト

2005-07-23 14:52:00 | アメリカ生活雑感
いまはやりの“東京湾納涼船”に乗った。
先日来、いろんなメディアにとりあげられているこの納涼船、仕事場である浜松町から徒歩7分、竹芝のフェリー乗り場から一日一便午後7時15分に出航し、1時間半かけて東京湾をぐるっと1週して帰ってくるというもの。
船上では「浴衣ダンサーズ」という素人丸出しのおねぇちゃんが“お嫁サンバ”やら“マツケンサンバ”やらを踊りまくっており、ネクタイ姿のおにぃちゃんはそれに群がっていて景色など見ちゃいない。
年配のサラリーマンたちはデッキのいす席に座ってひたすらビールを飲み続けている。
なにしろ2500円で「飲み放題」だから、それこそ必死だ。
浴衣を着て乗ると1000円引きになるというおまけもあって、浴衣姿のねぇさんも結構いた。

さて、私はちょうど徳島から研修のために月に一度やってくる親友を誘って話のネタに乗り込み、涼しい海風に吹かれながらビールとおしゃべりを楽しませてもらった。
大ディスコ(懐かしい響きだ)大会と化した船上はもう、若者たちの乱痴気騒ぎで、納涼どころか見ているだけで暑苦しかったけれど。
「うるさいなぁ」と閉口していた私たちだったけれど、下船間際の“YMCA”では思わず踊りくるっていた。



ベイブリッジ



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オンナと宝石

2005-07-21 23:39:22 | アメリカ生活雑感
梅雨が明けたと思ったら、いきなりこの暑さ続き。
外出着もシャツからTシャツに、そしてついにランニングになってしまい、この先どうなるのか心配。

今週は酷暑の中、毎日取材に次ぐ取材の毎日。
人に会えるような“まとも”な格好をして外に出るのは苦痛だけれど、普段お目にかかれないような人に会えて、目からウロコが落ちるようなお話を聞けることが、何よりもこの仕事をしていていちばん楽しいところ。
今日もそんな「貴重な一日」だった。
銀座の某・真珠会社に取材、「もっと真珠を普段に着こなすには?」というテーマでいろいろとお話を伺った。
社長いはく、
「ほとんどの女性が持っていて、そのほとんどがタンスにしまいこんでいるものは何だと思います?それは真珠のネックレスなんです」。
確かにそのとおりだ。その場にいた私を含む女性2名もまさにこれ。
“○○のお祝い”と仰々しく頂戴したものの、身につけたるのはたった数回。それも冠婚葬祭のとき、たま~に出してきて使ってはまたしまう、という使用状況までほとんど一緒なのも“特徴”らしい。
だからといって今後の「資産価値」をねらうわけでもなく、ただ単に真珠のネックレス、というオーソドックスすぎるこのシロモノをうまく個性的に使いこなすことなど考えもつかなかった、というわけだ。
今日はこの「一家にひとつ」のネックレスをいかに生き返らせ、普段に使いこなすかというお話をうかがったのだけれど、そのときに「では、実際につけてみてください」と出てきたのが目もくらむようなネックレス!!
ここからはもう仕事そっちのけだ。
怖くてマルを数えなかったけれど、あとから聞くと約500万(!)という超豪華品。
これでカジュアルもないだろ~、と心の中でつっこんだが、これはあくまでもひとつの着用例。
私がいちばん気に入ってしまったのは黒真珠ネックレスで、これをチョーカーのように二重に首にまきつけ、長さの足りなくなった部分を補助ペンダントで足す、というとても簡単な方法。
プレーンな黒真珠ネックレスなど葬式にしか使えないと思って(思い込んで)いたのに、この日(恥ずかしながら)私が着用していたダークなランニングにもとてもしっくりとなじんで、むしろとてもカッコよかった。
“安いものも高価なも変わらずカッコよく身に着けたい”というのが、私のファッションテーマのひとつでもあるので、この500万の黒真珠と何千円のランニングという組み合わせの意外なカッコよさは、すごく気に入ってしまった。
もちろんそんな真珠は買えるわけもないけれど、「こんなのもアリ」という勇気をもらった気がする。
不思議なもので、このネックレスを首につけられたとたん背筋がピーンと伸びて首筋なども気になるのだから、オンナと宝石とのカンケイとは奥が深いものよと思う。
この画像はまた後日。
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OSAKA DAYS その2:18代中村勘三郎襲名披露の巻

2005-07-17 10:59:04 | アメリカ生活雑感
今日もうだるような暑さだ。この大阪のムシムシした独特の暑さを体が感じるのは何年ぶりだろう。
梅田あたりの、昔歩きなれた路地を太陽を避けて歩き、御堂筋線に乗ってなんばへと向かう。

今日は大阪松竹座に「第18代 中村勘三郎襲名披露公演」を母と一緒に見に行く約束。実はこれは今年の“母の日”のプレゼント。
世の中は便利になったもんで、このチケット発売日はちょうどアメリカに行っている最中だったのだけれどインターネットで手に入れることができた。それでも“口上”のある昼の部はすでに1等席はなく、仕方なく2等席。ちょいと不満だ。

歌舞伎好きの母親の影響で小さいころからいろんな演目を見て育った。もちろんそのころはさっぱりわからなかったけれど、今になるとそのときに見たいろいろな役者さんの“役者ぶり”が思い出されて、少なからず今の観劇の役に立っているような気がする。

歌舞伎を見るのは約4年ぶり。やっぱりいつ見てもライブはすばらしいものだ。
この日は大好きな(どちらかというとこの人がお目当て!)片岡仁左衛門も得意の人情モノで出ており、もう感涙。。。。
これからは、もっと時間をとって見に行こうと心に誓ったのだった。






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OSAKA DAYS その1:狂乱!同窓会の巻

2005-07-17 10:16:44 | アメリカ生活雑感
小雨模様で肌寒ささえ感じる東京から大阪に向かうと、そこはうだるような暑さ。
今日は昼間はお仕事、そしてついでに夜の部は大学時代の剣道部の同窓会だ。
そもそもは土曜日に大阪にいなければならない用件が入っていて、それならばとついでに仕事の打ち合わせを入れ、それならばとついでにこの同窓会が決定したというわけ。
久々に大阪組の面々と会えるなと思っていたら、なんと私と同じく「意味不明の出張」を入れた東京組も加わり、急遽決定の割には8人が集まる楽しい会になった。(いいなぁ、サラリーマンは旅費が出て。)
それにしても人間って、どうしてこんなに変わらんのだろう。
大学を卒業して19年(!)も経つというのに、一緒に飲んでいるとまるでアホ学生そのものだ。
お互いの顔を見た瞬間に嫁はんや子どもたちの顔が吹っ飛ぶのだろう、きっと。

会話の中身はというと、現状の報告よりももっぱら思い出話。それも「合宿のとき先輩にいじめられて女子部屋に逃げてきうた」とか「オンナ風呂のぞいた」とか、ばかばかしいったありゃしないことばかり。よくもまぁ、そんなディテールまで覚えてるよな!と感心する。
面白いのは大学時代は4年間あったというのに、詳細な記憶、感慨は「1回生時代」に凝縮されているということだ。

来年は卒業20周年。
記念に1回生時代、死の夏合宿をすごした信州・戸狩にみんなでスキーに行こうということを全員一致で決定して酔っ払い軍団は夜の新地へ消えていくのであった・・・。





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Jazzと酒と友達と。

2005-07-09 12:17:24 | アメリカ生活雑感
ここんとこ、酒量が増えている。
私の場合ひとりでは飲まないから、飲むことが多い=ずっと誰かとご一緒していたことになる。
けっこうボロボロ。でもって、今日はそんな週の最終日だ。

今日は体に鞭打って朝から打ち合わせで事務所へ行き、夕方まで仕事と来週からのひとり作戦会議。
夕べの疲れがどっと出て、ちょっとだけソファーでうとうと。まるでおっさんだ。

さて、今日の夜の部はあのJoeを再び東京に迎えて、六本木の“Alfie”(http://homepage1.nifty.com/live/alfie/index.html)に一緒にJazzを見に行く。
私よりもず~っと英語が堪能でJazz通のひろよんも一緒だったので、会話に何の心配もなくとっても心強かった。
「どうして日本人はそんなにJazzが好きなの?アメリカの友人でもこんなにJazzの会話をできる人はいないよ」。
知識のあるなしではなく、好きなミュージシャンの話が共有できるということは、ジャンルに関係なくそして国籍に関係なく楽しいもの。
日本滞在最後の夜をJoeは大好きなJazzで大いに楽しんでいたようで、特にこの晩の、峰厚介(ts) 吉澤はじめ(p) 杉本智和(b) 村上寛(ds)という夢のコラボレー ションには、大満足。
NY育ちの彼もうなる、本当にいいライブだった。



観光客の行かないような秘密の場所にご満悦のJoeと、ひろよん


わずか27時間という京都の旅はどうだった?と聞くと、友人(大学の先生)が半日案内をしてくれ、そのあとはかわいい教え子の女子大生と一緒に観光を楽しんだそうだ。
帰りはぎりぎりに新幹線に飛び乗ったつもりが、向かいのホームの「こだま」に間違って乗ってしまい、名古屋で乗り換えるというハプニングつき。
あいにくの天気で富士山は行きも帰りもまったく見えなかったらしい。
また、東京の地下鉄の複雑さには「迷いまくった」といい、
「都心にはこんなに人がいるのに、どうして地下鉄は24時間運転じゃないんだ??」と、終電の早さにも不満をこぼしていた。

ま、あれもこれもすべてをひっくるめてこれが東京。
私がアメリカに行って「何でいつもこうやねん(怒)!」と感じていたのと逆なんだろうな。

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友、アメリカより来る。

2005-07-06 21:54:20 | アメリカ生活雑感
バークレー時代の大切な友人Dedeのお友達で、先月からアジア各国を旅行しているJoe(ジョー)が最後の来訪地、日本にやってきた。
先月バークレーを訪れた際、Dedeに彼を紹介され「もし時間があれば彼に東京を案内してあげてね」とたのまれていた。
さっそく今日、ランチを一緒に食べる約束。
すっかりきれいになった「丸の内ビル」のてんぷら屋さんへ。

昨日の早朝、日本に到着したというので、昨日は何をしていたの?と聞くと、浅草(ホテルの近所)をぶらぶらして匂いにつられてうなぎ屋で蒲焼を食べ、夜は東京ドームでなんとプロ野球を観戦したらしい。
よくもまぁ、いきなりドームのチケットがとれたなぁと思ったら、それもそのはず「日本ハムvsロッテ」というカード(失礼)。
Joeはそれでも初めての日本でのプロ野球観戦に大喜び。
「日本のプロ野球はうるさい?そうだけどと~ってもおもしろかったよ」
また、そこらここらで若い女の子たちが「新庄~!!」と黄色い声を上げていたのにもびっくりしたそうだ。知らなかったけれど、新庄だけスコアボード横のネームボードが“SHINJO”と英語表記になっているらしい。メジャーを経験してから彼は本当のカスタマーサービスを知ったんだなぁと、妙なところで感心してしまった。

ランチのあとはそのままぶらぶらと皇居まで歩き、大手門から中の庭園を散策。
今日も都内は本当に蒸し暑く、私は汗だく!なのに彼は上着まで着てなお平気顔。
「カンボジアの後に来たから、こいれくらい平気さ」。そりゃそうよね。
観光案内したというよりは、野球やJAZZや皇室や戦争のこと・・・おしゃべりしまくって終わってしまった。でも久々に思い切り英語トークをしたらなんだかすっきりした。
興味や関心ごとが同じ話し相手がいると、何語でしゃべろうが楽しいなぁ。



東京駅前で




銀座のSONYビル前で、七夕さまにMake A Wish


明日から1泊で京都に行くらしい。この人、またどんな面白いことしてくるのかな。
金曜日にゆっくり聞かせてもらおっと。

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Black来る。

2005-07-03 11:32:06 | アメリカ生活雑感
ここのところ、じめじめと毎日雨模様。
これが日本の梅雨っていうもんだったのかと4年ぶりの梅雨を味わいながら、今日もひがな一日、原稿と格闘。

夕方、鎌倉で同窓会を終えてさいたまの実家に向かうという名古屋のショーコ・ブラックがなんと自宅を訪ねてくれた。
“ブラック”というのはもちろん本名ではなく、アメリカで同じアダルトスクールに通っていたころ、担任の先生が「SHOKOがふたりおるから、髪の毛の黒いほうをブラック、茶色いんをブラウンにしよう」と勝手に名づけてくれた“源氏名”。
でもお互いに結構コレが気に入っていて、今でも「ブラ~ック」「ブラウ~ン」とまるで変身前のバロムワンのように呼び合っている。

午後6時すぎ、ブラウンがやってきた。そしてかる~く、宴会開始。



この日はじめて作ってみた、“磯のリゾット”。まぁまぁ。




水菜とかつおタタキのサラダ、ブラックが鎌倉から買ってきてくれた井上蒲鉾店のかまぼこ。





ついに全世界にこの写真が発信されてしまった・・・

約2時間あまりの滞在とは思えないほど、おおいにしゃべって久々のリユニオンを満喫。
で、次回はポルトガルに行ってしまったS夫妻を尋ねようぜ、と勝手に盛り上がったのでした。


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