去年日本で大ブレークして流行語にもなった「アラフォー」、そのドラマ放映が、ついにアメリカの日本語チャンネルで始まった。
なかなか面白くてはまっている。
いわゆる“40才間際”の女たちのジタバタ劇(ドタバタにあらず)なのだが、このあたりの年齢の女性の生き様が妙に面白い。
主人公の天海祐希のキャラなんか、なんだか自分をみているようで笑えてくる。
一番似ていたのは、のんびり度。(笑)![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
でも、彼女は40歳まであとひとつと迫ったところで、うるさい外野の声にようやく「え?」と思い始めているが、私が39歳のころは結婚の「け」の字も考えていなかった。
いやそれどころか、38で会社を辞めてアメリカで一人暮らしまではじめてしまった。
今考えるとまったく“そういう危機感”ゼロ。
でも、一生一緒にいようと思える相手があって初めて結婚を意識するのであって、相手がいないのに年齢だけで意識するというのはそもそもおかしい、と思うんだけど。
え?やっぱりのんき?
もうすぐ40歳だ→まだ独り身というのはさびしい→老後どうしよう→子どもが産めなくなる・・・
世の中一般は、こんな思考回路で“焦る”のか・・・ドラマで知った私である。
と同時に、こう誘導しようとしているのにもむかつく。
それにしても、日本のドラマに描かれる専業主婦というものは時代遅れもはなはだしい。
20年前のドラマと全く変わっちゃいない。
「誰も私の努力を理解してくれないの。ダンナも子供たちも・・・」
そういうの、もうはやらないと思うのだが。
こんなシーンがあった。
「同窓会に着ていく服がほしいの」という妻(松下由樹)に「40になっていまさら何着ても同じだろ。そんな余裕があるんなら家のローンにまわしてくれよ」とそっけなく答える夫。
・・・最低野郎。
こういうダンナを選んだ奥さん、そもそもあんたが間違っています。
きっとあなた、結婚相手より結婚を選んだんですね。
この紋切り型の主婦像が、日本のドラマから消えるのはいったいいつの日か・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_maji.gif)
日本にはバリバリ働く男勝りの独身キャリアウーマンか、ねちねち落ち込んでいる専業主婦のどっちかしかいないのかよ!!といいたくなる。
どうにかしろよ、テレビ局!
方や、“アメリカ版・アラフォー”といえば、ご存知「Sex and The City」。
NYに住む、仲良しアラフォー4人組のストーリー。
最初のシーズンがスタートしたのは1998年というからもう10年以上も前だ。
その頃、すでにアメリカではアラフォー女性の生き様が注目されていたわけだが、日本ではせいぜい「29歳のクリスマス」あたり(1994年)。
30歳代をターゲットにするのにまだびびっていたわけで、アメリカからはきっちり10年以上遅れていたことになる。
「Sex and The City」は、もう何回見ただろう。
毎日繰り返し放映しているので、いやでも見てしまっているうちに今ではすべての話をすっかり覚えてしまった。
このドラマのいいところは、30分(コマーシャルを入れると正味23~4分)の中に、一話一話、興味深いテーマをはずさないストーリーが「読みきり」でテンポよく展開されるところだ。
4人の女性の年齢、性格、仕事、価値観などもうまくばらつかせており、とても等身大。間違っても「主婦かキャリアウーマンのどっちか」ではない。
それに、日本のドラマはどちらかというとまだ「男」に振り回される(ライフスタイルに影響を受ける)が、「Sex・・」は逆。
この、ジコチューな女たちが徹底的に男たちを振り回すのだ。
だから見ていて、すがすがしい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
日米のこの差、実社会にも如実に表れていてそれもまた面白い。
ということは、当分日本は10年遅れ、ということか・・・。
なかなか面白くてはまっている。
いわゆる“40才間際”の女たちのジタバタ劇(ドタバタにあらず)なのだが、このあたりの年齢の女性の生き様が妙に面白い。
主人公の天海祐希のキャラなんか、なんだか自分をみているようで笑えてくる。
一番似ていたのは、のんびり度。(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
でも、彼女は40歳まであとひとつと迫ったところで、うるさい外野の声にようやく「え?」と思い始めているが、私が39歳のころは結婚の「け」の字も考えていなかった。
いやそれどころか、38で会社を辞めてアメリカで一人暮らしまではじめてしまった。
今考えるとまったく“そういう危機感”ゼロ。
でも、一生一緒にいようと思える相手があって初めて結婚を意識するのであって、相手がいないのに年齢だけで意識するというのはそもそもおかしい、と思うんだけど。
え?やっぱりのんき?
もうすぐ40歳だ→まだ独り身というのはさびしい→老後どうしよう→子どもが産めなくなる・・・
世の中一般は、こんな思考回路で“焦る”のか・・・ドラマで知った私である。
と同時に、こう誘導しようとしているのにもむかつく。
それにしても、日本のドラマに描かれる専業主婦というものは時代遅れもはなはだしい。
20年前のドラマと全く変わっちゃいない。
「誰も私の努力を理解してくれないの。ダンナも子供たちも・・・」
そういうの、もうはやらないと思うのだが。
こんなシーンがあった。
「同窓会に着ていく服がほしいの」という妻(松下由樹)に「40になっていまさら何着ても同じだろ。そんな余裕があるんなら家のローンにまわしてくれよ」とそっけなく答える夫。
・・・最低野郎。
こういうダンナを選んだ奥さん、そもそもあんたが間違っています。
きっとあなた、結婚相手より結婚を選んだんですね。
この紋切り型の主婦像が、日本のドラマから消えるのはいったいいつの日か・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_maji.gif)
日本にはバリバリ働く男勝りの独身キャリアウーマンか、ねちねち落ち込んでいる専業主婦のどっちかしかいないのかよ!!といいたくなる。
どうにかしろよ、テレビ局!
方や、“アメリカ版・アラフォー”といえば、ご存知「Sex and The City」。
NYに住む、仲良しアラフォー4人組のストーリー。
最初のシーズンがスタートしたのは1998年というからもう10年以上も前だ。
その頃、すでにアメリカではアラフォー女性の生き様が注目されていたわけだが、日本ではせいぜい「29歳のクリスマス」あたり(1994年)。
30歳代をターゲットにするのにまだびびっていたわけで、アメリカからはきっちり10年以上遅れていたことになる。
「Sex and The City」は、もう何回見ただろう。
毎日繰り返し放映しているので、いやでも見てしまっているうちに今ではすべての話をすっかり覚えてしまった。
このドラマのいいところは、30分(コマーシャルを入れると正味23~4分)の中に、一話一話、興味深いテーマをはずさないストーリーが「読みきり」でテンポよく展開されるところだ。
4人の女性の年齢、性格、仕事、価値観などもうまくばらつかせており、とても等身大。間違っても「主婦かキャリアウーマンのどっちか」ではない。
それに、日本のドラマはどちらかというとまだ「男」に振り回される(ライフスタイルに影響を受ける)が、「Sex・・」は逆。
この、ジコチューな女たちが徹底的に男たちを振り回すのだ。
だから見ていて、すがすがしい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
日米のこの差、実社会にも如実に表れていてそれもまた面白い。
ということは、当分日本は10年遅れ、ということか・・・。