Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

ゲイリー・バートン 引退公演

2017-03-30 15:56:47 | アメリカ生活雑感
3月14日

シカゴに(多分)最後の大雪が降った数日後、ビブラフォーンの第一人者で長年アメリカのJazzシーンをけん引してきたGary Burtonの引退公演を観に行った。
彼が最期のツアーの相棒に選んだのが、日本人ピアニストの小曽根真。
このふたりの演奏を生で見ることはもうないのか、と思うとさびしかったけれど、ゲイリーもすでに74歳。
完璧主義の彼が今年を潮時と考えたのもわかる気がする。

そのときの記事を書きました。

ゲイリー・バートン&小曽根真(Makoto Ozone) ~@SPACE(2017年3月14日)




 




ゲイリーとツーショット 


お疲れのところ、ライブ終了後ミニインタビュー(飲みながら )をさせていただきました。
音楽談義大好きのPちゃんも大喜び!楽しい時間をありがとうございました。
See you soon again!






アメリカで着物を普通に着る会~その3 ひな祭り~

2017-03-25 13:10:26 | アメリカ生活雑感
アメリカで普段着着物を楽しむミート、第1弾はひなまつりディナー。
この日のため特別に、日本人の凄腕寿司シェフが「ひなまつりコース」を用意してくれるというので、ウキウキ。

3月4日
場所はリンカーンパークの隠れ家的寿司レストラン「なおき寿司」。
高級コンドミニアムの1階にあり、エントランスにはドアマンが!
さらにロビーにはグランドピアノもあって、高級ホテルのようなハイソな雰囲気が漂っていて、私なんぞにはもう一生縁がないと思われる(苦笑)。


さて、今日の着物は先日買い求めてきた銘仙シリーズの中の一着。
春らしいオレンジピンクと花模様がかわいらしく、多少女学生的で年甲斐もないところもあるがここはアメリカ、気にするもんか!

  
この帯は、徳島の青空市をぶらついていた時に買ったもの。とてもちゃんとしたものだった。実は100円・・・
帯締め、帯揚げは母のものを。



これが本日のシェフ特別メニュー

 
 

デザートの3色ムース、最高!


お店の中は雰囲気も良く、隠れデートにぴったりな感じ。



せっかくなのでロビーで記念写真。
(みんな、めちゃ正装やん!と内心焦る)
この日「初めまして」の方が3名さま。意外と知らない日本人同士。


せっかくの土曜日の夜だし、ここまで来ているんだからとディナーがお開きのあと友人1名とブルースを聴きに行った。
着物でブルースバーに行くとは夢にも思わなかったけれど、ま、いいとしよう。




「キングストンマインズ」の今夜の出演は、大好きなシュガー・ブルー・バンド。
いやぁ、やっパリいつ聞いてもここのリズムセクションは鉄壁。(今夜のベーシストはイラリアじゃなくてチェック)

友人が帰ったあと、今度はひとりでお向かいのBLUESへ。
だってだって、カルロス・ジョンソン・バンドだもん。
見ずに帰らりょか!?


どうして私の前にはいつも ハ●の人がいるんだろう・・・。



早く帰ろうと思ったのに、カルロスが良すぎて結局最後までいちゃった。
彼と会うのは本当に久しぶりで、「ショーコ、どこで何してたんだい?ミスユーソーマッチ」と言われて私も「ミスユーツー」と。
母のお悔やみを何度も何度も繰り返して言ってくれた。
情に厚く、心の温かいカルロスなのだった。

やはりブルースはいつも私の心を慰めてくれる。
やっとシカゴに帰ってきた実感が湧いた日だった。

2017年、最初の(そしてきっと最後の)大雪。

2017-03-16 00:05:08 | アメリカ生活雑感
3月も半ばにさしかかって、やっと雪らしい雪が降った。
1月2月は百何年ぶりかの「雪のない月」だったそうだ。
実は、去年11月12月とどっさり降ったらしいのだが、私はそのときシカゴにおらず、なんだかこのまま春になるのもさびしい気がしていた。
そこへ、やっとストームがやってきた。
言うほどでもなかったけどとりあえず積もった。
さっそくGOROと一緒に1年ぶりの雪遊び。

遊んでもらっているのは私のほうだった。









温かかったのでここまで伸びてきたチューリップがまた雪に埋もれてしまった。


WBCガン無視のアメリカ。

2017-03-13 00:40:34 | アメリカ生活雑感
前からそうだけれど、アメリカではWBCが完全に無視されているので、全くと言っていいほど情報が入ってこない。
結果だけ見たってつまんない。
パソコン中継を見て絶叫した最初の頃が懐かしい・・・。

というわけで、大昔に「Kappo」というWebサイトに書いた記事を懐かしいのでここに再度UP。
(残念ながらアーカイブは残っていないので)



★ SHOKOのシカゴ的生活 ~Vol.5~

メジャーリーガーたちが見た“世界”は
WBCの未来の扉を開けるか?



アメリカでWBC情報を得るのは至難の業。

「Big man comes through in the big game for team Japan again!」(すごい男がビッグゲームでチームジャパンのために再びやってくれた!)
WBC決勝。延長10回の日本の攻撃でイチローが決勝の2点打を放った瞬間、アメリカのスポーツ専門チャネルESPNの実況アナウンサーが絶叫した。
この日私は、日本のテレビ動画とESPNのライブ中継を同時にパソコン画面に小さく並べての観戦体制を敷いていた。しかし9回あたりから、閲覧者のキャパシティを超えたために日本からのテレビ中継はあえなくダウン。勝利の瞬間はせめて日本語の実況を聞いて感動を分かち合いたい、という願いもむなしく、最後までサーバが回復することはなかった。試合終了後、ESPNの動画中継はさっさと終わってしまい、勝利の余韻に浸ることもなくその晩は欲求不満のまま眠りについた。
3年前もそうだったが、アメリカでWBCを見るのは一苦労だ。唯一放映しているESPNを見るためには、視聴者はバカ高いケーブルTVもしくは他の有料サービスに加入しなければならない。つまり、日本のように誰もがWBCを普通に見られるわけではないのだ。また、新聞のスポーツ欄をみてもほとんど見落とすくらいの扱いで、アメリカでWBCを楽しみにしている人たち(ほとんどが日本人、韓国人、キューバ人だが)をイライラさせどおしだった。この温度の低さはいったい何なんだ?


Photo/worldbaseballclassic.com


2006年・第1回WBC決勝。日本がキューバを破った瞬間
(TV中継を求めてはしごした3軒目のスポーツバーでやっと撮影/カリフォルニア)


アメリカ人がWBCにかまっていられない3つの理由。

実はアメリカでは毎年この時期(3月)、全米カレッジバスケットボール大会、俗に言う“March Madness(3月の狂乱)”が開催され、人々を熱狂の渦に陥れる。日本でいうなら「高校野球」といったところ。もちろん地上波チャンネルは連日連夜、時間を延長してまで試合の生中継に忙しい。夜のスポーツニュースは、まずカレッジバスケットから始まり、NBA(全米プロバスケットリーグ)、NHL(全米プロアイスホッケーリーグ)、そしてMLB(メジャーリーグ野球)のオープン戦結果と続き、最後にようやくWBCに順番がまわってくるという具合。つまり、この時期のアメリカ人はひいきのスポーツ観戦で超忙しく、なかなかWBCという聞きなれない大会に関心を移す暇がないのが正直なところ。
また、「メジャーのスター選手たちは出場を辞退している」という、メディアが流す後ろ向きなイメージも、この大会を盛り下げている一因だ。メジャーの選手たちにとってこの時期は開幕前の大事な調整時期。新旧チームメートとのポジション争いも熾烈なうえ、もし怪我でもしてシーズンを棒に振ったら即トレード、最悪クビになる可能性すらある。なのにWBC出場中のリスクに対して彼らには何の保障もない。前回WBCに参加したピッチャーのうち14人は4月~5月で故障者リスト入りし、5人に4人は前年度よりも防御率が落ちていることも『USA Today』のリサーチで明らかになっており、高額の年俸を支払っている球団側も、商品が傷モノになることを恐れてピリピリしているという。
野球選手は“一個人事業主”であり、リスクへの判断は自分で下さねばならないのは日米とも同じはずなのに、日本では代表チームへの参加を辞退した選手や球団が“非国民”扱いされ、アメリカではむしろ辞退することを歓迎する風潮すらある・・・「集団の価値観」という文化の前には、当たり前の議論も正反対に動くというのは、実に興味深い。


アメリカ国外のことには何も関心がないアメリカ人。

しかし、アメリカで暮らしていてもっとも強く感じる要因は、アメリカ人の根っこにある“アメリカ至上主義”ではないかと思う。いはく「そもそもメジャーは世界のトップスターたちが集まった世界一の野球リーグであり、世界一を国別に争う意味なんかない」。そのうえ、“出稼ぎスター”たちが祖国に戻ってしまった空虚なチーム=絶対に勝つとは断言できないチームに対するアメリカ人の態度は、呆れるほど冷ややかだ。
これは何も野球やスポーツに限ったことではなく、政治や文化、全世界的な問題(地球温暖化問題などもそのひとつ)などに対する日ごろのアメリカ(人)の態度を見ていれば合点がいく。「アメリカは世界だ」と自負する人々は、自分の国の中で完結することを好み、他国の情報やましてや交流には全くと言っていいほど興味関心を示さない。ましてや負けるところなんか見たくもない。アメリカ一を決めるゲームを“ワールドシリーズ”と呼ぶのもしかり。このアメリカ至上主義がたまたまWBCでまた浮き彫りになった、ただそれだけなのだ。


WBCの目的は大リーグの市場拡大と人材発掘。
関心の全ては「the next big foreign import(次なる輸入=メジャー入りする人材)」に向けられている。
(“シカゴ・トリビューン”記事)


「祖国かチームか」究極の選択に悩む大リーガーたち。

WBCへの参加をめぐっては、メジャーリーガーたち、とりわけ外国人選手たちにとって相当な葛藤があった。シカゴ地元紙「シカゴ・トリビューン」で、現在シカゴカブスで活躍するピッチャーのカルロス・マーモル選手(ドミニカ出身)がその揺れる心のうちを吐露していた。彼がドミニカ代表としてWBCに出場を決めたとき、ピネラ(カブス)監督が『彼がいない間、ケヴィン(ストッパーを争うライバル投手)がすごい球を投げるようになるだろうよ』というようなきついジョークを飛ばし、それを聞いたカルロス選手はびびって参加をとりやめてしまった。
「難しい決断だよ。ドミニカチームにもNOとは言えないし。ボクにとってはじめての(WBC出場の)オファーだったのに、それを断るのはきつかった。国に帰ったとき国民がボクを責めないでくれることを祈る」とマーモル。しかしその7日後、ドミニカチームの監督に「義務感と愛国心」を問いただされた彼は、またしても心を翻すことになる。この揺れる想いはしかし、アメリカ人には滑稽に映るらしい。
「アメリカに魂を売ったやつ、愛国心のないやつと祖国の人たちの怒りを買うことを恐れる外国人選手の気持ちなんか所詮知るもんか、というのがほとんどのメジャーファンの気持ちだろう」と記事は指摘する。
2008年にカブスに入団した福留選手も“血祭り”にあげられたひとり。
「コースケ・フクドメは、昨シーズンの後半はまったくの不調に終わったのだから、この春のトレーニングでこそ(チームに残って)復調を証明すべきなのに、それよりも日本チームに参加することを選んだ。それもカルロスと全く同じ理由なのだろう」と、皮肉たっぷりだ。「4年間で4800万ドル(当時のレートで約54億7200万円)も支払っている選手は、まずチームをメインに考えるべきだ。シーズン後半はボロボロだった選手がWBCだって?今の彼はアメリカの環境にもっと慣れることが先決だろう」と手厳しい。
 まずメジャーありきのアメリカで生きる外国人選手たちは、どんな雑音にもタフでなければ生きていけない。


カルロス・マーモル選手(左)は、最後はピネラ監督(右)の「心配するな」の一言で出場を決めた。
Photo by/ http://mlb.mlb.com/news (AP)



「U.S. good enough to win」
(アメリカチームには勝つ力があった)


「主要選手の辞退が相次いだアメリカチームは戦力的に決して強力とはいえない」― 大会前から、そして日本に負けて準決勝敗退した後、MLBコミッショナーがしきりに口にする言い訳だ。まるで“抜け殻”のように言われ続けたアメリカ代表チームの選手たちは、実際どう感じていたのだろう?
「U.S. had enough stars to win but simply was outplayed by Japan in the semifinal game.(アメリカチームは十分勝つ力のあるメンバーだった。ただ準決勝では日本が勝った、それだけのことだ)」3月25日付のシカゴ・トリビューン紙で、代表チームに参加したシカゴカブスのテッド・リリー投手はこう反論している。「勝負には必ず勝つなんて保証はないんだ。ドミニカチームも多くのスター選手を欠いていたし、(アメリカが初戦で負けかけた)カナダチームもまた主要スターを欠いていたわけだしね。つまりは勝ち残ったいいチームのうち、最終的に日本がベストの野球をしたということだよ」。
リリー選手だけでなく、実際にWBCに参加したアメリカ代表選手たちは全力で戦い、そして敗れた。でも彼らは無駄に参加し敗れたわけではない。他のメジャー選手ができなかった「アメリカ以外の野球を肌で感じた」という貴重な学習をした。リリー選手は、最も強く印象に残ったこととして日本チームの試合前の練習をあげている。
「日本チームは特に難しい守備練習にものすごく時間をかける。これはメジャーでは普段見られない光景だったね。それに試合で強打者がバントをしてくるのも驚いた。メジャーのようなパワーにたよるゲームではなく、三振をとられないヒッティングスタイルというのもまったく違っていた。上位を争う投手戦では大切なことだ」

「MLBの陰謀」、「世界大会にあらず」・・・などととかくケチばかりつけられるWBCだが、代表チームとして戦った選手たちの真剣プレーは見る者を文句なく熱くしてくれた。何より“ケチの中枢”にいたアメリカ代表選手たちが、純粋にメジャー以外の世界の扉を開け何かを学びとってくれたことが、次への一歩につながると希望をもって信じたい。WBCを真に変革していけるのは、実際にこの“世界大会”を通して野球の醍醐味を再確認した選手たちにほかならないからだ。アメリカのものでも日本のものでもない、野球を心から愛する人たちの大会に少しずつ変わっていくWBCを、野球ファンのひとりとして長い目で見守っていきたい。
WBCのおかげで、今年はメジャー観戦も面白くなりそうだ。


この記事は、筆者の実際の体験に基づき、新聞記事やMLBオフィシャルサイトなどを参照しながらまとめたものです。
その他の参考記事は以下のとおりです。

「アメリカが未来永劫WBCで優勝できない理由」(李啓充)
http://number.goo.ne.jp/baseball/mlb/column/20090326-1-1.html

「選手の出場辞退で騒動勃発!本質的な「矛盾」を抱えたままのWBC」(スポーツジャーナリスト/谷口源太郎)
http://diamond.jp/series/sports_bubble/10010/?page=2




リコメンダー  長野尚子

塩釜で生を受け、塩釜神社で名をいただき、松島の魚介で人生最初の味覚を授かった“三陸ネイティブ”。徳島“阿波”育ち。神戸で大学生活をすごし、出版社の編集者として大阪、東京でディープな日々を過ごす。退社後、カリフォルニアに武者修行へ。現在はシカゴ郊外在住。ブルースな流転人生真っ只中。

アジア映画の祭典、始まる。

2017-03-07 19:54:50 | アメリカ生活雑感
仕事の一環で、「アジアン・ポップアップ・シネマ」というアジア映画祭のオープニングに行ってきた。
今回で第4回目だというから、まだ歴史は比較的浅い。
創設者のソファアさんは、香港出身の映画スペシャリスト。シカゴでアジアの映画祭を、との夢を実現したのが2年前の2015年。非営利団体のため、運営費は全て個人や団体からの寄付、チケットの売り上げでまかなっているそうだ。
こういうことは情熱がなければできない(もちろん自己資金も。)
彼女の話を聞きながら、好きなことにとことん突き進む情熱がうらやましくもあった。
私も力をもらった。

その時の記事を書きました。

People's Festival (観客のための映画祭)、「アジアン・ポップアップ・シネマ」
3月1日から5月3日まで開催中!



オープニングに選ばれたのが、日本映画『サバイバルファミリー』。
これがまた、面白い。というか、本当によく練られた作品。
無駄なシーンやセリフがひとつもない。もちろん俳優陣の演技も素晴らしく、この配役しか考えられなくなる。こういう映画、久々に見た気がする。
一緒に見に行ったPちゃんも、終わってからスタンディングオベーションしようかと思った(でもみんながしないから恥ずかしくてできなかった)そうだ。
映画を観終わった後に、何日たっても「あのシーンはどうだったね」と話ができるそんな映画は久しぶりだ。



 
(c)Shopia'sChoice Presents
前日にはソファアさんの自宅で、メディアを招いての監督インタビューがあった。
ソファアさんのお手製のランチをいただいたあと、たっぷりと時間をとっていただけた。こういう心遣いにも彼女の情熱が感じられる。
矢口監督は、物静かな感じのなかにも絶対に譲れないコアを持っている人。本人は「僕はサドなんです」と言う(笑)
ある意味そうじゃないと監督はやれないよなぁ。



(c)Shopia'sChoice Presents
オープニングナイト。矢口監督をはさんで
監督一行は前々日にシカゴに到着して、翌日はメディアインタビュー、この日はオープニングで、翌早朝に帰るという強行軍だったそうな。



(c)Shopia'sChoice Presents
左が、この映画祭の生みの親、ソフィアさん。


映画上演後は、客席とのQ&Aコーナー。
モデレーターは、ジャパンタイムズのマイケル氏。(バックの字幕がJapaan Timesの誤表記になっているのが気になって仕方ない(笑)


(c)Shopia'sChoice Presents

この映画祭は5月3日まで。

アメリカで着物を普通に着る会

2017-03-02 17:57:04 | アメリカ生活雑感
今年のテーマは「着物を着る」。
少しでも多くの機会を設けて、着物を着たおす、これが目標。
母もきっと喜ぶはず。

折しも昨今、海外在住者の間で「着物を普段からもっとクールに着こなそう」、というムーブメントがおこっているらしい。
せっかく持っている着物のひとつやふたつ、タンスの肥やしにしているのはもったいないし、
なんといっても着物は日本人の民族衣装。アイデンティティーを自覚するにもいいかもしれない。
見た目もきれいだし、気持ちもしゃんとするしね。

というわけで、2017年に入ってからの着物履歴。

■第1回■
リリックオペラハウス(2月4日)

シカゴを拠点に活躍する、さまざまなジャンルのボーカリストによる歌の祭典「Voice of Chicago」。
メトロポリタン・オペラ、サンフランシスコ・オペラと並ぶ、アメリカ3大オペラ・ハウスの一つである、リリック・オペラ・オブ・シカゴは、1929年に建設された歴史ある建物。
普段はちょっと敷居が高そうでなかなか中に入れる機会もないのでこういうお気軽なイベントはとても助かる。
この紅型の着物はちょっと子供っぽいのだけれど、アメリカ人にはわかんないからいいや。
日本でならとても着られないけど、アメリカはこういうなんでもありなところが楽でいいよね~(笑)
ただ、着くずれしまくったのが本日の反省点。
長時間座っていても苦しくないようにと、なるべく紐類はゆるめにしたのが仇になったみたい。



















■第2回■
シカゴ・シンフォニーオーケストラ・ホール (2月26日)

太鼓パフォーマンスグループ「鼓童」を観に行った。
今迄何度も見る機会はあったのに、実は今回はじめて。
2012年から昨年まで、芸術監督にあの坂東玉三郎さんを迎えての新作「DADAN(打男)」の北米ツアー。
玉さまのご趣味か(?)男性のみの勇壮なステージ。
「2時間打ちまくる」という宣伝文句のとおり、ひたすら打ちまくるスタイルの太鼓だった。





  
今日はちょっとカジュアルな、大正ロマン風。
大正から昭和にかけての女性の普段着、お洒落着として大流行した平織りの絹織物、「銘仙」。
帯や小物の組み合わせが結構自由で、着ていて楽しい。



羽織も銘仙。丈が長めなのがおしゃれ。


「ブルース・ブラザーズ」と大正ロマンの組み合わせか!?