Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

「グレートミシシッピを行く」記事、好評連載中!

2015-02-22 00:48:05 | アメリカ生活雑感


シカゴの日本語媒体、「US新聞ドットコム(usshimbun.com)」で連載をしている、グレートミシシッピを北から南までめぐる旅の記事です。




●Text & Photo/ Shoko Nagano



Vol.1 ミシシッピ川の源流へ。Bemdji(ベミジ)~Itasca State Park(アイタスカ州立公園) ~ミネソタ州


Vol.2 自然に寄り添う街。Minneapolis(ミネアポリス) ~ミネソタ州

     
Vol.3 ネイティブ・アメリカンの生活が息づく、Red Wing(レッドウィング)、Wabasha(ワバシャ) ~ミネソタ州


Vol.4 「大草原の小さな家」、Pepin(ペピン) ~ウィスコンシン州


Vol.5 “フレンチ・タウン” Praire du Chien(プレーリー・ドゥ・シーン ~ウィスコンシン州




Vol.6 “フィールド・オブ・ドリームス”の里、Dyersville(ダイアースビル)~アイオワ州
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My Funny Valentine

2015-02-15 17:39:53 | アメリカ生活雑感
日本ではバレンタインデーは女性から男性へチョコを贈る(コクる)日となっているが、アメリカは逆。
この日は男性陣が女性をお誘いする日と決まっている。
ちなみにPちゃんはバレンタインデーを知らなかった。ドイツにはこういうバカげた風習がないのか?極めてマトモだ。

そもそもバレンタインデーというのは金儲けのために誰かが作り上げた日。
バレンタインという人は、ローマ時代「男は戦場に行くために独身でいなければならない」という法律を作ったローマ皇帝に異を唱えて首をハネられた人物らしい。
なんでそんなBloodyな話がこんなロマンティックな日になってしまうのかが不可解。
こんなつまらない商業主義にまんまと乗せられて、日本にいるときはいったい何年間でどれだけの無駄遣い(義理チョコ)をしてきたことか・・・。
なので、アメリカに来てからはバレンタインなどという日は絶対何もしない、普通の日と決めている。

普通の土曜日をあんまりのんびりとすごしすぎ、晩御飯を作るのもいやになって久しぶりにふたりでDinnerにでも出かけることにした。
今夜たまたま近所のレストラン&バーに、友人でサクソフォニストのスティーブが出演するというのでひやかしにでかけてみたのだが、まぁこれが大変。今夜はバレンタインデーということで、予約なしでは食事もできない大混雑ぶり。
仕方なくBarセクションでどこかが空くのをうろうろ待ってさまよっていたら、あるカップルが声をかけてくれた。

「もしよかったら私たちのテーブルに座りませんか?」

見たところ私たちよりは幾分年上らしきカップル。
Happy Valentineと書かれた巨大な風船と真っ赤なバラの花束がテーブルに。
こんなラブラブのカップルの席に私たちなんかが同席していいのか?と迷ったけれど、おなかが空いていたので喜んで座らせていただくことにした。
4人の席だったので真ん中でテーブルをわけて二人ずつの席にするのかと思いきや、まったくの「相席」。これにはビックリ。
(私たちはまったくOKなのだけど、デートのお邪魔じゃないですか??)

聞けばこの日のためにわざわざこのレストランを予約し(もちろん彼が)、5時半から食事を始めて食後のひと時を楽しんでいるという。
こんなシチュエーションで見ず知らずの人を乱入させてしまうところが、いかにもアメリカらしい。やさしいなー。
このおふたり、とても話しが楽しく妙に盛り上がって古い友人同士のようになってしまった。



男性はアメリカ人のウェインさん、女性はモンゴル人のSOKO(ソーコ)さん。(ニックネーム)
名前が似ているので異常に親近感が湧いた。
彼女はプロのミュージシャンで、二胡奏者だそう。サーカスの劇団に属していたこともあり、ヨーロッパ各地を旅した経験もあるそうだ。


ラブラブです。





スティーブのご指名で、2曲飛び入り。



出かけてみると楽しい出会いがあるもの。大正解だった。
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歌姫一族の悲劇

2015-02-11 16:12:25 | アメリカ生活雑感
3年前のこの日、2月11日にホイットニー・ヒューストンは突然のように逝ってしまった。
どれほどの人たちが嘆き悲しみ、その若すぎる死を恨んだことだろう。
そして奇しくも今、彼女がこの世で最も愛した一粒種、クリスチーナが同じようにこの世とあの世の間をさ迷い歩いている。

数週間前に母と同じようにバスタブで倒れているところを発見され、自殺未遂説やドラッグ過剰による事故説で調べが進んでいたが、最新のニュースでは彼女のボーイフレンド(結婚したといわれていたが法的には結婚していなかった)による他殺の線でも警察の事情徴収が行われているという。
最も愛した娘を、養子として育て上げた息子の手にかけられるとなれば、ホイットニーもあの世で成仏できないだろうな。

お金も名誉も手に入れた一家の、あまりにも悲劇的な末路。
ただただ、大金など残された身には何の役にも立たぬと思うばかり。
クリスチーナはまだ生命維持装置にかかったまま動かない状態だという。せめて尊厳ある死を選ばせてあげたいと思うが、アメリカの黒人社会は極度のクリスチャン社会。
「神による奇跡」のみを信じて彼女の体だけをこの世につなぎとめている。
何とも切ない話だ。


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Buddy Guy ライブレポート

2015-02-10 00:42:14 | アメリカ生活雑感

今、シカゴのブルース界が盛り上がっている。
このたびついにシカゴ市が、「シカゴ・ブルース」を市の観光アトラクションの目玉にするべく、組織を立ち上げたことが正式に発表された。
この組織は御大バディ・ガイを筆頭に、シカゴの名だたるミュージシャンらや、ストーンズの各メンバーらも名を連ねる大プロェクト。
要は、シカゴ・ブルースの来し方がきちんとわかる資料の整理、写真展示、映像などをミュージシャンらが旗振り役になってすすめて行きましょう、というもの。

これで市から予算をたっぷり得て、ブルースミュージアムの設立に向けて動くことになる。
一時は、かのブルースの父、マディ・ウォーターズの家を叩き壊そうとして世界中のブルースファンから大ブーイングを食らったシカゴ市。
ようやく目が覚めたようだ。
今年はマディーの生誕100周年という記念すべき年。ここに照準を合わせて、密かに準備をすすめてきたらしい。
いいぞエマニュエル。たまにはいいことするじゃないか。よしよし。


昨日の第57回グラミー賞では、バディ・ガイが「生涯功労賞」をもらい、ますます気運も盛り上がってきた。
そんなわけで、1月に2回足を運んだ彼のライブレポートを書いたのでここで紹介しておこう。

バディ・ガイ ~@Buddy Guy’s Legends (2015. 1月) ~






<おまけ> 16歳のブルースギタリスト、売出し中のクイン・サリバン君と
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大雪

2015-02-10 00:25:49 | アメリカ生活雑感
今年は雪が降らなくて冬らしくないなぁと贅沢な文句をたれていたら、突然ブリザードがやってきた。
2月1日の未明から降り始めて30時間降り続け、あっという間に50センチくらいになっていた。
自然の力恐るべし。




それでも超うれしいのは犬たち。
GOROとガールフレンドのハスキー犬、ブラックホークは吹雪の中庭駆け回る。






遊び続ける・・・


そんでもって、私は今年初雪かき。(すぐにPちゃんと交替したけど)








GOROは散歩でおおはしゃぎ


体が完全に埋まった

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