Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

秋の主婦ランチ。

2009-10-31 09:44:44 | アメリカ生活雑感
郊外に住む日本人妻のランチ会、今回の場所はF妻さんオススメの、隣街“St. Charles”にあるレストラン「Sage Bistro」。
ここのランチはなかなかいけるらしい、というウワサ。
いつもこうやって使えるレストランを紹介してもらえるので、ひそかに楽しみにしている。やっぱり郊外で立ち寄れる場所を知っておくことは大事。


レストランの中から外を見る。
今はもう寒々しいけれど、夏場はこの川べりのテラスが大人気だという。
この街は郊外でも歴史があって、ヨーロッパの古い街並みのような雰囲気を漂わせている。
家もお高いらしい・・・。


さて、今日のお目当て第1弾。生牡蠣!!
おお、何年ぶりだろうか。
ニューオリンズのオイスターバーが懐かしい。レモンとタバスコで1ダースくらいペロリといったな~。


今日は3人ランチだったので、前菜を3種頼んでシェアしてみた。
マシュルームの前菜トマトソースと、クラブケーキ。
クラブケーキの中が冷たくて文句を言ったらちゃんと調理しなおしたものと替えてくれた。
ランチだと思って手を抜いたな!


普段は食べない甘いものも、こういう場所なら食べたくなる。
デザートもおいしゅうございました。


<おまけ>
帰り道が一緒だったE子さんと、研究所の中を抜けるついでにバッファローを見に行く。
今日はものすごく近くで見られたのでラッキーだった。
E子さんも始めてみる巨大な生き物にびっくり仰天。
「美女と野獣の野獣みたい」とは言いえて妙!
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GORO becomes a citizen! (GORO、市民になる)

2009-10-27 14:09:37 | GORO
GORO got the forth shot including rabies shot this morning.
After the shot, the veterinarian gave us the certification form and tag which proves that GORO has already completed rabies shot and becomes a "citizen of Warrenville"
He looks very tired today because of the shot and is sleeping all day long


今朝、GOROの最終のショット(注射)をしてきた。
これでとりあえず6ヶ月未満の仔犬に義務付けられた予防接種は終わり。
このあたりは夜な夜な獲物を探してコヨーテが現れては尿をばらまくので、その尿から感染する病気を防ぐための注射なんかもしなければならない。
いやぁ、結構お金がかかるのである。私なんかFlu Shot(インフルエンザ予防接種)すらしそこねたというのに・・。

Rabies(狂犬病)の注射を終えると、獣医さんから証明書と首からぶら下げる証明タグが発行されるので、その足で市役所に行き市民(?)の税金($8)を払って登録をして無事終了!
これでGOROは晴れておらが街の住民だ。やっほ~






注射の後遺症か、今日はぐったり疲れてずっと寝ていたGOROでした。
お疲れ様。

ps)今日、体重を量ったらなんと15.4ポンドだった。うちに来たときの2倍半!でけ~!
He is now 15.4Lb!!Almost two and half times heavier than 8 weeks!!
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お隣さんの“ティーパーティー”。

2009-10-27 02:57:36 | アメリカ生活雑感
たしか去年の今頃だった。
ある土曜の午後にお隣のペギーのお宅の“パーティー”に招待されたっことがあったが、それは何のことはない、ある化粧品ブランドの試供販売会だったというオチ。
アメリカの主婦はよくこうやって自宅を開放してなんやかやと小遣い稼ぎもちつもたれつの販売会をやっているということを始めて学んだ貴重な(?)体験だった。
で、このたびまたまた“Tea Party”へのご招待カードが届いた。
お茶なら売るほどある我が家。気乗りしなかったけれど、1年に一度のご近所づきあいだし向こう3軒両隣の主婦たちも来るわよ、と聞いてひやかしにいくことにした。




集まったのは、ご近所の主婦仲間キャロリン、マリッサ(彼女の犬はGOROの親友)、ホストのペギーと彼女の母親、ペギーの友人2人、そして本日の「講師」の総勢8人。
そして本日の“餌”は、文字通りTea。
講師の太ったおばさん(不思議なことにたいがいの販売員は太ったおばさんと決まっている)スーザンが、手際よく4種類のお茶(紅茶)をこれまたかわいいハート型のカップに注いでいく。

「う~ん、ゴージャスな香り」
「最高!」
とこれまた参加者が大げさなほど賛美の声をあげる。このあたりはお決まりのパターン。前回ですっかり慣れた。

土曜日の午後、小腹のすいた頃合ということもあって、紅茶よりもむしろ彼女がその場で焼いてくれるスコーンのほうがおいしかった。
スコーンを食べながらただの紅茶を味わい、ああこりゃええばいと思っていたらやはり「販売タイム」はやってきた。当たり前か・・。

抜群の逃げ足だったのがあのキャロリン。
考え付く限りの賞賛の声を上げておきながら、「Sorry,これからダーリンがでかけるから子どもたちを見なければいけないの。パンフレットいただけるかしら。じゃぁまたね」と言ってススーっと消えていったのにはまったく感動した。
この自然でいやみのない逃げ方、とても真似できない。

意外と人の良い私は、それでも気に入ったお茶を2種類買うことにした。
* Chamomile Mango Green Tea
* Toasted Almond Spice Cake Tea
(すべてノーカフェイン)
自分用、というよりは何かのときの気の効いたお土産にでもしよう。

それにしても、アメリカ人ってこういう商売がさりげなくてうまいなぁ。
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おすすめカタプラーナ

2009-10-24 04:37:05 | cooking
コリアンマーケットで久々にぴっかぴかの赤鯛(?)を見つけたので、久々にこんなのをやってみた。


カタプラーナに冷蔵庫の中にあった野菜を敷き詰めてそこに赤鯛を丸ごとぶち込んで、薄く味付けをして白ワイン&水&トマト缶を加える。
「鯛めし」にしてはどうかと、少しお米も入れてみた。

20分後
↓↓
 あとはほぐしていただきます~。

見た目は今いちだけど、それはうまい洋風鯛めしの出来上がり。
この「カタプラーナ鍋」は、当時ポルトガルにいた友人のBちゃが現地から結婚祝いに贈ってくれたもの。
完全に密封した鍋で蒸し焼きにするので、短時間でしっとりと蒸しあがり素材の味が凝縮されてまず失敗というものがない優れもの。
うちではえらい重宝している。

実は、このブログを「カタプラーナ」で検索して入ってくる人が結構いるので、世の中には“カタプラーナファン”が結構いる模様。
この魚の丸蒸し、骨からもぐぐ~っとエキスがでて超お勧めですよ。
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城島の退団と、『Sugar』

2009-10-21 01:03:47 | movie
マリナーズの城島が、2年間の契約期間を残して退団し日本に帰るという。
今年は怪我で故障者リスト入りして十分な成績も残せず、もんもんとしていたのだろう。
メジャーの世界は厳しい。ゆっくり怪我を治して来年がんばれよ、というわけにはいかない。使えない選手の後釜はいくらでもいる。昨日のチームメートが今日は他のチームメンバーに、またはクビという状況を毎日のように見ている彼が、最後は「まだピークのうちに日本でプレーしたい」と決断したのはわかるといえばわかる。
自分のピークは自分にしかわからない。だからまわりがなんと言おうとも自分の野球人生を全うするため、家族のため最善をつくすのもまた道理なのだ。

しかし、せっかくFA宣言して日本人初のメジャー捕手として鳴り物入りでやってきたのにたった4シーズン(ココ2年間はあまり出番なし)で日本恋しさに帰るのか?という甘さをつく声も当然上がるだろう。
しょせん日本人プレーヤーは、メジャーをいずれ日本へ帰るための「箔」や「肩書き」のひとつとしてしか考えていない、と見られても仕方がない。


そんなことを強く考えさせられた、心の奥のほうからずしりとくる映画を見た。

『Sugar』 (2008/アメリカ)


今やメジャーリーグの“下請け”となっているドミニカン共和国。
あまり知られてはいないが、ここには“メジャーリーグ養成キャンプ”なるものが存在し、メジャー&アメリカンドリームを目指す若者たちが、貧困の中野球漬けの日々を送っている。
キャンプでは、いつメジャーに行ってもやっていけるように野球用語の英語特訓が行われたり、際立った選手には3A(マイナーリーグ)との契約の仲介も行われる。

19歳の投手、ミゲール・サントス(愛称 azucar、英語で“シュガー”)もアメリカンドリームを夢見る一人。
大好きな野球で家族を助けようとメジャー入りを目指すシュガーに、あるチャンスが訪れる。カンザスシティーのクラブチームにスカウトされ、アイオワにある傘下のマイナーリーグでアメリカデビューすることになったのだ。
夢をふくらませてアイオワに降り立ったシュガーがそこで経験したものは――。

普通のハリウッド映画なら、アメリカンドリームストーリーにしてしまうだろう。
しかし、ライアン・フレックとアナ・ボーデンという若いふたりの監督は、白人だらけの社会の中で言葉もわからずもがく「ある移民の物語」をあくまでも現実世界として見つめていく。

この映画にはふたつのテーマがあるように思う。
ひとつは、貧しい国から家族を養うためにアメリカにやってくる(不法)移民たちの現実。
そしてもうひとつは、「これでしか生きられない」と人生をかけて打ち込んできたものを失ったとき、人はどう生きていくのか。

19歳のシュガーが胸膨らませた夢や希望がやがて、孤独、挫折、へと変わっていく・・・。それでも彼は帰らない。いや、帰れない。
いったん「家族を楽にする」と誓って国を出てきたからは、何があっても歯を食いしばってアメリカでやっていくしかない。そう覚悟を決めるのだ。
年間いったいどれだけのドミニカンやメキシカン、キューバン、ベネズエランの若者たちが、こうやって海をわたってやってくるのだろう。
そしてそのほんの一握りの選手しか、メジャーには上がれない。
ほとんどのその他大勢の選手たちは、マイナーで食うか食わずの生活を送るか、野球をあきらめてただの不法労働者となって居座り続けるしかない。国へ帰ってもさらに貧しい生活が待っているだけだからだ。

★★


この映画を見たあとに城島のニュースを聞くと、ああ、恵まれた日本人たちよ、とつくづく思う。
帰るところがある。そこでは「メジャー経験者さまさま」とさっそく手を広げて待っていてくれる球団があり、あたたかい家族や友人がいる。

去るも地獄。残るも地獄。
“人事は人事(ひとごと)”とは昔の上司の名言。
城島のこれからに注目していきたい。
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がんばれ、かしぼん。

2009-10-18 01:47:43 | アメリカ生活雑感


大学~会社時代の同期だった“かしぼん”こと樫野孝人くんが、来週の神戸市長選に立候補、助役出身の市長が60年続いているという「鎖国状態」の神戸の窓を開けるべく、69歳の古株現職市長に挑む。

神戸は私にとっても大学4年間を過ごした大切な街。
その神戸は、市政を食い物にする輩たちのせいで長い間沈滞を続けている。
かしぼんなら少なくとも何かおもろいことやってくれそうな気がする。
神戸を蘇らせてくれくれ!たのんだぞ、かしぼん。

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不景気。

2009-10-15 16:51:53 | アメリカ生活雑感
毎月コラムを書いていたWebマガジンの仕事が、不景気のあおりをうけてストップしてしまった。
自分でも好きな仕事だっただけにとっても残念。
去年からたて続けに3件の仕事がなくなり、中には媒体そのものの存続が困難になってしまったものもあってさびしい限り。やはりこの不景気は深刻のようだ。
お仕事で常時モノを書いてもいないのに、自分を“ライター”呼ばわりすることがもうできなくなってしまった。トホホ。

こんなときだからこそ自分にできることは何か。
じっくり考え直さなければ・・・。
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GORO's Diary ---Vol.11---Autumn Feeling(秋の日)

2009-10-14 00:35:26 | GORO

仔犬体型脱出。もう立派な凛々しい柴犬。
Look at me! I am now adult shape.


裏庭で遊ぶのが一番の楽しみ。
I love to run with Pedro. I know this is good for his exercise too.
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GORO's Diary -Vol.10- My girlfriend (青い目の彼女)

2009-10-13 07:01:28 | GORO
お向かいんちに新しい仔犬がやってきた。彼女の名はセィディー。
オーストラリアン・シェパードという、見たことのないような美しい犬。
ボクはもうすっかり彼女のとりこ。

Ladies and gentleman. I have a news for you!
I've got a beautiful girlfriend, Australian Shepherd "Sady."
One of my neighbors bought her two weeks ago. At that time she was just 8 weeks old like I came to this house two months ago.
She has so cute curl ears and blue eyes. I have never seen such a western stylesdog. She likes to play with me and so do I
Wow! I totally crush on her.


My love...


L..let me kiss her..


Goro: Why don't you come to my house tonight and play with me?
Sady: Well...I am a lady and have a strict curfew.


His name is Luke, first dog of the same neighbor.
He is so old that he doesn't like "puppy play" with me.
His ears are always like this..funny..
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シカゴオリンピックとノーベル賞。

2009-10-10 05:02:51 | アメリカ生活雑感
今朝、いつもようにGOROを散歩に連れ出していると、遠くからPちゃんが大声で私を呼ぶのが聞こえた。
いったい何ごと??
家に戻ってドアを開けるやいなや、Pちゃんが興奮した声でこう言った。
「オバマがノーベル平和賞をとったんだって!」
「え~、もうもらっちゃったの?ってか、まだ何もやってないやん!」
これが我が家の第一声だった。

★ ★

先週の金曜日。
シカゴ市民は目の前で起こったことを信じられないといった顔で呆然と見つめていた。
この日は2016年のオリンピック開催地決定の日。「絶対に勝つ」と信じて疑わなかった能天気な一部の人たちは、その瞬間を祝おうと市内各所に設けられていた特設会場のビッグスクリーン前に集結していた。
そして。午前11時ごろ行われた第1回目の投票で、シカゴはあえなく落選。
“東京にさえ負けた最下位”という屈辱、しかもアメリカ大統領自らがでばっての落選だけに、ある報道では「アメリカの威信、地に落ちる」的な大げさなコメントまで飛び出す始末。これには思わず中継を見ながら突っ込んでしまった。

「なんでもアメリカが一番だと思うなよ!」


しかし、この落選を心から喜んだ人たちがいた。
普段からオバマのやることすべてが憎くて仕方がない、反オバマ派の(共和党の)輩。
鬼の首をとったかのようにオバマ批判の大合唱が始まったのはいうまでもない。
「(国内にさまざまな案件を抱えている)こんな非常時にコペンハーゲンに行くなんぞ、優先順位を間違っているんじゃないのか?」(←行かなかったら行かなかったで「愛国心のかけらもない」、と言うに違いない。)
「ほれ見ろ。オバマは世界から拒絶された。アメリカの恥を全世界にさらした」(←なんでこうなるの?(笑)


そして、きっかり1週間後の今日、その世界から拒絶されたはずのオバマ大統領にノーベル平和賞のニュース。
鬼の首をとった野郎どもはこれで黙るとは思えないけれど。

報道によれば、ノーベル賞ノミネート締め切りの2月1日は、オバマ新大統領のInaugulation(就任式)からわずか11日後のこと。どう考えてもこれは早すぎる。
確かに就任後1週間で、イラクからの軍撤退、グァンタナモ収容所閉鎖を公約するなどブッシュの悪政を真っ向から清算する数々の政策方針をきっぱりと打ち出した。が、あくまでもすべてはこれからである。
今回受賞のトピックにあげられていた「核廃絶に向けたリーダーシップ」を強く印象づけたプラハでの核廃絶スピーチも4月。ノミネート時にはまだこれといったアクションもなかった。
となるとこの受賞は「アメリカのこれからに期待」ということなのだろうか?

いやしかし、今回の受賞にはやはりかなり政治的な意図を感じる。
クリントン政権の副大統領であり、第1期のブッシュとの大統領選で「負けた」アル・ゴアも2007年、ブッシュ政権のときに平和賞を受賞している。
そして今回のオバマ氏の、就任後わずか半月のノミネート、9ヵ月での平和賞受賞は、なにやら欧州諸国のブッシュ政権に対する相当な当てつけに見えて仕方ない。


オバマ氏自身も今朝のホワイトハウスでの緊急記者会見でかなりこわばったような複雑な表情を浮かべていた。このタイミングでノーベル賞を受賞することの、メリットとデメリットが頭の中をぐるぐる回っていたに違いない。
「またえらいややこしいことになってもうたわ」というのが本心だろう。


核廃絶に限って言えば、唯一の被爆国であり長年メッセージを発信し続けてきた日本からこそ平和賞がでてもよかったはず。それをあえてオバマ氏にとなった裏には、「アメリカ(オバマ大統領)が言ったことをきちんと現実にしていくように」という無言の圧力が与えられたということだろう。つまり、アメリカはゆる~く縛られたかんじ。
良くも悪くも、アメリカが動かないと世界は動かないということを証明した出来事だったことは確かだ。

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