Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

メモリアルデー・ホリデー・2日目~公園でBig Bandを

2010-05-31 23:21:57 | アメリカ生活雑感
5月30日(日曜日)

昨日の長旅の疲れがど~っと出て、昼ごろまで爆眠。
Pちゃんがホテルに電話を入れたら、マニエルとパパはNapervilleの教会のサンデーミサをのぞきにいったらしい。
マニエルはこう見えても一応神父さん。アメリカの教会のプログラムの多さにとても興味があるといっていた。
ママはひとりでのんびりお留守番。つかの間のひとりの自由な時間を楽しんでいた様子。
男二人に女一人の3人旅。ちょっとした朝食の支度やら洗濯やら、結局はママが引き受けることになるから疲れるのも当然だ。
「男ふたりの世話は大変よぉ~」と、ある日ママは私にぼやいていたっけ。(とはいえ、面倒見たがりな性分のママなのだった)

さて、両親たちもこの暑さの中、毎日遠くまで振り回されていてはかなわんだろうし、今日は公園散策が好きな両親のためにうちの近所にあるCantigny Park(カンティニーパーク)に出かけることにした。
この公園は、この町の出身であるシカゴトリビューン紙のオーナー、ロバート・マコーミック氏が建設した巨大なファームを、彼の死後1955年に公園として再生したもの。
公園内には16万種(!)以上もの植物が植えられ手入れをされつくしており、1年を通して違った表情で楽しませてくれる。
また、ガーデンエリアだけでなく、ピクニックエリア、ゴルフ場、博物館などもあり、家族で日がな一日楽しむにはもってこいの場所として知られている。


この公園の一角で、今日から毎週日曜日に無料の野外コンサートが開かれるという情報を事前にキャッチしていたので、さっそくローンチェアーとござシート、フルーツ類を詰め込んで、午後2時すぎいざ出陣。


今日の演奏は、シカゴエリアで20年以上活動を続けているビッグバンド、Steve Cooper Orchestra(スティーブ・クーパー オーケストラ)。
アメリカの古きよきJazzナンバーやら、昔のTVプログラムの主題歌やら、いろんなナンバーを聞かせてくれた。


みんながローンチェアーを持ち込んで、午後のひと時を楽しむ。
いかにもアメリカという風景。


見る側も演奏する側も年齢層高し。



木陰に場所をとってのんびり。
6ヶ月間、太陽を見ることがほとんどなかったドイツと比べるとまるで天国。


こっちもまったり~


コンサート終了後は、お花の咲き乱れる公園内を散策。
どこへ行っても、花・花・花・・・・









★ ★

最後はこのあたりで一番おいしいと評判のイタリアンレストラン「GoRome」で、これまた評判のピザを食べて夕食終了。




うちに戻ってアイスクリーム&コーヒーで締め。
のんびり地元デーを楽しんだ一日だった。
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メモリアルデー・ホリデー・1日目~イリノイ北から南への旅。

2010-05-30 21:54:42 | アメリカ生活雑感
翌木曜日、ママたちは電車でシカゴに出かけ、フィールド・ミュージアムを見たあとミシガン通りを散策し、
最後はシカゴ川をめぐりながら沿岸の建築物を見るボートツアーで〆たらしい。
さすがにぐったりしていた模様。(この日は顔を合わせることなく電話だけ)


5月28日(金曜日)
昼間はみんな別行動。夕方、一緒にPちゃんの職場見学へ出かける。



Pちゃんはお決まりのコースでたっぷりと講義。3人は仕方なく(?)つきあってくれた。
そのあとはお隣の町、Genevaを散策。
ここはヨーロッパの田舎町のような風情がただよっていて、とても好評だった。



今夜はSt.Chcarlesのイタリアンレストランでディナーをご一緒して、そのあとはうちで一休み。

 

パパはGOROが大好き。一方のGOROはかなり警戒気味・・・



5月29日(土曜日)

今日は、みんなでイリノイの北から南までをドライブする小さな旅に出てみることにした。
ウィスコンシン州との境目にあるIllinois Beach Parkからスタート。
ここには大きなヨットハーバーがあって、砂浜が遠くシカゴのほうまで広がっている。
こんな風景があったとは今まで知らなかった。



ハーバーのシーフードレストランでフィッシュ&チップス&ビールで軽食。



なぜかクックロビン音頭を踊る3人

★ ★


車はその後一路シカゴ市内を南下し、ハイドパーク内にあるシカゴ大学へ。
初めて足を踏み入れたシカゴ大学は、緑に囲まれた壮大な敷地にある。
こんな美しい大学、今まで見たことない。
ここを訪れるにはもっとも美しい季節だ。


 


 
これは金に物言わせたロックフェラー・チャペル。


得意のヨガのポーズを決めるママと、意味不明のポーズのマニエル。
Pちゃんは我関せず。


そして、オバマ大統領の本宅がある高級住宅街、Kenwoodあたりをひやかして
(この週末、オバマ氏は家族でシカゴに帰省中であたりは超厳戒態勢が敷かれていた)、締めはチャイナタウンへ。






最後はお気に入りのレストラン「フェニックス」で夕食。
初めて見る“北京ダック”に、ヨーロピアンは歓喜の声をあげたのだった。

家にたどり着いたのは12時前。
Pちゃん、一日運転お疲れ様!
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ずっこけ3人組、初めて野球を観る。

2010-05-28 23:00:19 | アメリカ生活雑感
5月26日(水)

今日はみんなでシカゴカブス vs L.Aドジャーズのナイターを見に行く。
もちろん、ヨーロピアンの3人にとって野球は未知の領域。5年前のPちゃんがそうだったようにルールもな~んにも知らない。
というわけで、今日はそのPちゃんが説明役をつとめてくれた。


平日だというのに、カブス球場は大入り満員。(シートは209、Row19)


ルールがわかんなくても、座っているだけでわくわくする。
これがメジャーの野球の魅力。


パパ(Pちゃんの向こう隣)もなんだか楽しそうだ


ご機嫌で“YMCA”を踊るママ

ゲームは、カブスがエラーを連発し、相手にただ点を与えてしまうというしまりのない試合。
4点差の8回になってやっとツーランが飛びだし2年差になって盛り上がったもつかの間、また9回に追加点をとられて結局負け。
今日の福留は完全にブレーキでいいとこなしだった。

そんなこんなで試合が終わったのは10時半。家に着いたら日付が変わっていてみんなぐったり。
とりあえず、「アメリカで野球を観る」という目的を果たせたようだし、Pちゃんいはく「とっても面白かったと喜んでいた」そうだからよかったよかった。

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Pちゃんパパ、ママ&マニエル、シカゴに上陸。

2010-05-27 02:18:08 | アメリカ生活雑感
5月22日(土曜日)

Pちゃんの両親と、ふたりの古くからの友人、マニエルの3人がシカゴにやってきた。
3人にとって、今回はじめてのアメリカ本土上陸だ。
先週1週間をニューヨークですごしたあと、午後1時到着の便でオヘア空港に到着。さっそく出迎えに行き、そこからレンタカーを借りて車2台でわが町へ向かう。

今回、両親たちは我が家ではなくうちの近所の長期滞在型ホテルに滞在することにした。
3人お泊りとなると我が家ではちょっと狭いというのもあるけれど、なるべく自分たちだけでゆっくりしたかったのだろう。
親子とはいえ生活習慣や行動時間も全く違うし、それによってお互い気を遣うのもいやだというのもよくわかる。
ホテルはうちから車で3分ほどと近所で、2週間滞在すると1泊が69ドル(4人泊まれるスイートの一部屋料金)と格安。おまけにキッチンや冷蔵庫や食器も完備しているので、部屋で軽く食事をすることもできる。
平日親たちはのんびりと観光を楽しみ、休みの日は一緒に行動したりうちで食事を共にしたりして、ホテルには基本的に寝に帰るだけ。
おかげで今のところお互いとても快適!

★ ★

さて、到着後はさっそく我が家でのんびりして夕食。
今晩の献立は、フライパンパエリア(スペイン人相手にパエリアを出すこの根性!)、ニンジンとグリーンサラダ、日本かぼちゃポタージュスープ。



さっそくGOROと遊ぶパパ


いきなりのお客さんにGOROはちょっと緊張気味


5月23日(日曜日)

今日のシカゴは30℃超えの真夏日。ピーカン。
さっそく観光ポイントへ繰り出す。


シカゴのスカイラインが一望できるポイントからスタート

 
お花の咲き乱れるミシガン沿いの道を歩いて


シカゴ美術館からミレニアムへ続く空中通路を抜けて


シカゴ名物“ビーン”前で。



 
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American Idol Season9 いよいよファイナル (ネタバレあり)

2010-05-22 13:24:57 | アメリカ生活雑感
今回ほど盛り上がりに欠けるシーズンも珍しいよなぁ、としらけていたら、最後にきて俄然面白くなってきた“アメアイ”(←日本ではこう呼ばれているそうです)。
ベストフォーあたりから見るのが楽しみになり、最後は予想どおりの実力者二人がファイナルに進出することになった。
今のところ番狂わせなし、だ。

さて、このふたりに共通しているのが“シカゴ”。
共につい最近までシカゴやその郊外で地道にライブ活動をしていたという。
それもあってか、シカゴのメディアは最近やたらアメアイに敏感だ。

そして来週火曜日はいよいよファイナル。
ふたりが共にライブをしたことがある“Fitzgerald”(ついこの前ビッグバンドを見に行ったライブハウス)では、大型スクリーンでこのファイナルの様子を放映して盛り上がるらしい。
どちらが勝ってもお店にとってはうれしいこと。

お店のFacebookは、Leeが昨年ここでライブを行った様子をYoutubeで紹介している。
シカゴローカルのLeeに傾く気持ちもあるが、やはり今年はCrystalだろう。
彼女はとにかく、筋が通っている。
こんな歌い手、めったに出てこないだろうな。

さて、結果はいかに・・・?
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Garage Sale

2010-05-22 01:39:35 | アメリカ生活雑感
先週の金曜~日曜日は、毎年恒例のサブディビジョン(団地)のガレージセールだった。
去年はいまひとつ盛り上がりに欠け出遅れたけれど、今年はご近所も盛大に出展していたし土曜日のお昼には意気込んで開店。
去年放出できなかったものに加えてデザイン的に着れなくなった洋服なども出してみた。
しかし反応は・・・いまいち。
やっぱり子供(幼児)関連のもの狙いが多いみたい。


売れたのは、
・3年間ガレージに眠っていたカーオイル(前に住んでいた人が残していったもので)
・12パウンドのダンベル(これも前の人が置いていったもの)
・スパンコールの入った白いセーター(着た回数限りなくゼロ)
・Pちゃんが職場で拾ってきたCD類

去年からあるあの、照明器具は今年もまた売れ残り。

 
GOROを客引きに使ったが、よってきたのは犬だけ。
売れ行きはさっぱりだったけれど、お客さん(ほぼ全員メキシコ人)とスペイン語会話の練習ができたことと、
ガレージの大掃除ができたことが収穫
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Pちゃん奮闘!ガーデンプロジェクト

2010-05-19 17:04:19 | アメリカ生活雑感
Pちゃんがず~っとやりたくてうずうずしていた“ガーデンプチリォーム計画”。
5月に入ってついに本腰を入れてやり始めた。
なにしろ完璧主義のPちゃんのこと、何をやるにも人一倍時間がかかる。
ちょっと目ではわからないわずかな歪みも決して許さず、せっかくできあがったと思ったらまた一からやり直したりして見ているほうが疲れる。
ま、こうやって何かにのめりこみ始めたら最後、誰がなんと言おうと耳に入らないこの人のこと、気の済むまで放っておいた。
それにしてもこの数週間の間に何回ガーデンセンターに通ったんだろう、この人・・・

きれいになったらなったで、今度はお花を植えてきれいにしないと見栄えが悪い。
plant saleを見かけたらついつい花の苗を買ってしまうこのごろ。
夏が楽しみ!


●フロント部分

<改造前> しょぼいコンクリートウォールったのを


<改造中> 赤レンガに変更

基礎を固めて、レンガを3段に積み上げていく。地盤がうねっているので水平を保つのが至難の業。

 
2段目まで積みあがったところ。ここ仕上げの石を積んで出来上がり。



 

調子に乗って前庭に円形のミニガーデンを作ることに

完成


●裏庭(改造前)
 

去年のプチ改造で
 
窓の下に足の踏み出し場所を作って、ガーデンを手前に拡張

今年さらにグレードアップして・・
 
腐った木枠をはずしてフロントと同じレンガで枠組み完了



●サイド

同じ要領で小さめのレンガを二重に積み上げて


完成!
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”メンフィス&シカゴ周遊ブルースの旅8日間”

2010-05-19 00:11:49 | アメリカ生活雑感
シカゴ在住のブルースギタリスト、菊田俊介氏が案内役をつとめるDeepな旅が今年も開催される模様。
毎年、シカゴブルースフェスティバルの時期にあわせて組まれるこのツアー、今年はメンフィス~クラークスデールまで足を伸ばすらしく、私もシカゴから参加しようかなぁ~とひそかに考え中。。。。

成田からメンフィスへ。
Deepサウスへ興味のある方は是非どうぞ!!


<スケジュール>

Day① 6/8(火曜)成田(16:00~17:15)発✈(直行)
シカゴ (13:40~14:30)着 着後、空港内にて菊田と合流。
シカゴ(15:00~21:10)発✈(直行) 空路、メンフィスへ着後、専用車にてホテルへ
BBキングブルースクラブにてバーベキューリブの夕食
(メンフィス泊)

②午前:国立公民権運動博物館見学
午後:クラークスデール、インディアノラ観光
クロスロード、デルタブルースミュージアムへ。さらにインディアノラでBBキング博物館を見学
(メンフィス泊)

③メンフィス観光
グレースランド、スタックス・アメリカンソウル博物館、サンスタジオ、ロックンソウル博物館見学。
夜:アムトラック シティ・オブ・ニューオリンズ(長距離鉄道)にてシカゴへ
(車中泊)

④朝:シカゴ着 到着後シカゴ市内観光
ループエリア、ウィリスタワー、ユニオンステーション、チェスレコードへ。シカゴ名物ディープディッシュピザで昼食。ホテルチェックインの後、自由行動。
夜:ソウルフードとシカゴブルースナイトツアー(菊田の演奏をBlue Chicagoでご覧いただきます)。
(シカゴ泊)

⑤⑥終日:自由行動
グラントパークにて開催のシカゴブルースフェスティバルをお楽しみ下さい!
※その他、オプショナルツアーにも参加できます。
(シカゴ泊)

⑦専用車にて共に空港へ。菊田がお見送りします。
シカゴ(10:00~13:00)発 ✈

空路、日付変更線を通過して帰国の途へ
(機中泊)

⑧成田(14:00~17:00)着 着後、解散。


料金: 358,000 円(お一人部屋追加代金7.2万円)
お問い合わせ(株): エイチ・アイ・エス  H.I.S 音楽鑑賞専門デスク 03-3538-7411
http://www.his-j.com/index.html
なお、このツアーは、アメリカ国内からの参加も可能です。
(アメリカ国内からのお問い合わせは、Star Express Travel 847-439-0777)
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アレルギー?

2010-05-15 02:25:02 | アメリカ生活雑感
もうかれこれ1年以上も続く、鼻の奥から喉にかけての違和感。
はじめは耳鼻科にまわされ、以上なしで次は咽喉科に。
念のためにCTも撮ったけれど異常なし。
姉の同僚である専門医のセカンドオピニオンを仰いでみると、「特に異常がなければ放っておいたほうがいい」とのこと。
う~ん。でも常に喉が詰まる感じは、やっぱり気持ち悪い。

先日また主治医のところに行って相談してみたら、今度は「アレルギーの一種かもしれないからアレルギー検査でもしてみては?」ということになった。
私は生まれてこのかた、アレルギーになったことがない。
いや、そう思っているだけかもしれないが、別段何かにかぶれたり発疹がでたりという経験もないので心の中では「ありえね~」と思いつつも、まぁ何か見つかればいいかなとしぶしぶアレルギー専門医のことろへ。

1回目は軽いアレルギー検査とドクター問診。
→異常なし。
翌週は樹木・植物に限定した検査。
→異常なし。
そしてその次は、さらに量を増やしたアレルギー反応検査。
→ここで初めて、ハウスマイス(埃の中に生息する見えないほどの虫)とコクローチにアレルギー反応が出た。

どうすりゃいいんです?と聞くと、「週に一度、抗原の注射に通って体の反応を慣れさせ、徐々に回数を減らしていきましょう」という。


・・・やだね。

だいたい、今現在アレルギーで苦しんでいるわけでもないのにどうしてわざわざ注射にかよわなきゃいけないんだ?
医者からしてみれば反応が出た以上何か対応しないといけないし、何やかやと理由をつけて通わせて儲けようと思っているんだろうが、私はノーだ。そんな暇はない。
それに、ある程度の量を皮膚に注射したら誰でも反応は出るでしょうよ、普通?
普段の生活において過敏に反応してしまうというのならいざしらず、大量の注射で「反応あり」といわれてもそんなもの放っておきゃいいはず。

というわけで、アレルギーの件もこれで終了。
喉のほうも、しばらく放っておくしかなさそう。トホホ。



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アダムさん一家。

2010-05-09 23:22:10 | アメリカ生活雑感
先週のお約束どおり、今週末はお向かいのアダム一家をうちにご招待。
アダム一家は私たちとほぼ同じ時期にここに引っ越してきたらしいのだが、今まではあまり顔を合わせることもなくちょこっと挨拶を交わすだけだったのが不思議なくらい、ここのところめっこり親しくさせてもらっている。
特に最近は、Pちゃんが庭仕事をしていると“道具持ち”のアダムがいろいろツールを貸してくれて非常に助かっている。
引っ越してきたころにはオムツいっちょでよちよちはいはいしていたヘンリー坊も2歳半になり、今ではGOROを追い掛けて走り回っている。
大人と赤ちゃんの2年間とはこんなに違うものかとヘンリーを見てつくづく思う。

子ども(赤ちゃん)連れの家族をうちに招くのはこれが初めてなので、どうやっておとなしくさせたらいいのか、GOROが怖がらないだろうか(子供が苦手)といろいろ考えていたけれど、まぁ、親も一緒にいることだしなるようになるだろう。


今日のテーブルセッティング


午後6時過ぎ、デザートとカナダビールを手土産にアダム一家がやってきた。
ヘンリーはよそのおうちが珍しいのか、さっそく走り回ってあちこちをチェックしている。
基本的にアダムとうちの間取りはまったく同じなのだが、家具や建具のセッティングが違っているので全く別のうちのようで面白いのだろう。

★ ★

さて、今日のメニューはPちゃんのリクエストもあって、メインにスペインパエリヤ。そしてかぼちゃのスープににんじんとスライスアーモンドのサラダに。
第2子を妊娠中のレベッカのおなかにもやさしいように、ナチュラルな材料を使ったメニューにしてみた。


いただきますの前に一枚。ヘンリー坊はごきげん。
私のことを完全にダチだと思っているらしく、最近妙になついていてかわいい


ところがどっこい、レベッカはちょっとした摂食障害持ち。シーフードがあまり得意じゃないらしい。
事前には「何でも大丈夫」と聞いていたのだけれど、結局あまり手をつけられなかった様子。気の毒ことしたかな・・・。
それでもこの日のフライパンパエリアはいつになくうまくいって、とても美味しかった。


★ ★

このご夫婦、アダムは中学校の数学の非常勤教師、レベッカは近くの小学校で英語とスペイン語の教師をしているという先生夫婦。
アダムは最近非常勤でやっていた仕事がなくなったそうで、もっぱら身重の妻が働いている。昨今イリノイでは教育予算が大幅に削られ、教師の職もきびしくなってきたようだ。
レベッカはヘンリーをスペイン語と英語の完全なバイリンガルにしようとしているらしく、彼に話しかけるときはすべてスペイン語。一方ヘンリーは、それに対して英語で答えるという、なんだかメキシコ移民の家族のような会話で見ていて面白い。
ヘンリーのスペイン語はちょうど私とレベルが同じくらい(?)なので、私もヘンリーとたまにスペイン語会話を楽しませてもらっている。


午後8時半。ヘンリーの寝る時間がやってきた。
今日はここでおしまいかと思ったら、レベッカはヘンリーを連れてひとまずうちに戻って本を読んだり歌ったりといつものルーティンをして彼を寝かしつけたあと、ものの30分ほどてまたうちに戻ってきた。
赤ちゃんをひとり家に残してくるので逆にこっちの方がビックリ。
が、そこにはすばらしい最新兵器が!ヘンリーの部屋の音を離れていながら聞くことができるというスピーカー。ヘンリーが泣き出そうものならすぐさまかけつけることができるという優れものだ。
これを我が家のリビングに設置して、大人4人で心置きなくデザートタイムを楽しむことができた。

午後11時過ぎ、大盛り上がりのうちにDinnerはお開きに。
心配したことはすべて杞憂に終わり、本当に楽しい大人の時間をすごせた。


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