Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

Pちゃんのガーデンプロジェクト ~その2

2011-05-31 18:16:23 | アメリカ生活雑感
やりだしたらもうどうにも止まらないPちゃん、あっという間に裏庭の改造を終了してしまった。
先日完成したベジタブルガーデンと家との間に芝生を敷き詰め、ちょっとしたパティオに。


簡単そうに見えるが、ここに至るまでは結構地道かつ労力のかかる作業だった。
まずうねっていた基礎地盤を固めて平らにし、その上に芝生が育ちやすいようにガーデン用の土で覆い、


ここでまた地盤を固め(このローラーはホームセンターからわざわざ借りてきた)、

 
そして最後に芝生(“Sod”と呼ばれる、芝生が土壌と一体となったもの)を隙間なく敷き詰めていく。

これでや~っと作業が完了。
ここからはとにかく毎日たっぷりと水をやることが肝心なのだそうだ。

完成


ところでつい先日、ふと散歩中に近所で見かけたお庭のアイデアがとても素敵だったので
Pちゃんに見せようと連れて行ったところ、これがいたくお気に入り。
そうなると最後、もうやりたくて止まらないのがPちゃん。
わざわざその家のベルをならし、どうやってこの作業をしたのかを詳しくヒアリング。
35℃を超える灼熱地獄の中、勇んで作業を開始した。
いつもながらこの情熱には感心するばかり

熱中症になりかけながらもそれでもcompleteしないと気が済まないこの人、
ついに夕方までに新プロジェクトが見事完成 なんたる執念。
そのプロジェクトというのがこれ。




ブリックの手前に30センチほども植込み部分を作って、マルチを敷き詰めた。
これは、翌日ちょこっと花を植えてみたところ。
ブリックの手前に小さな植込みができたことで、視覚的にも華やかになった。

 (ガーデンプロジェクトはまだまだつづく・・・)


<おまけ>
 

毎年違う花を植え替えるのが面倒なので、去年、多年生の「クレマティス」を植えておいたら
それが一気に花開いた。
とにかく一斉に蕾が開花するので、翌朝起きてみてビックリ。
大きくてとても華やか。
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ガレージセール打ち上げポトラック

2011-05-27 11:13:59 | アメリカ生活雑感
4月、5月と2回にわたって行った日本救済ガレージセールの大成功を祝して、
2回目のガレージセール会場となった宏子さんのお宅で大打ち上げ“ポトラック”ランチ。

事前に宏子さんから頂いたinvitationには
「26日10:30AMから、27日3:00AMまで」と何気に書かれていて、
巷ではむしろそのほうが結構話題になっていた。
もちろん、「3:00PM」の打ち間違いだったのだけれど、まじめに受け取った約1名から
「(夜)10時ごろお邪魔してもいいですか?」と返答があり、それを読んでまたみんなバカ受け。
平日にぞろぞろと朝帰りする主婦たちの姿を想像すると笑える。。

参加者は、総勢16名。
みんながそれぞれ腕によりをかけた1品を持ち寄ってきたので
それはそれは豪華なブッフェとなった。
いつも思うけれど、絶対これで商売ができるよな、私たち。  
おばあちゃんになったらみんなでやろうか??



トマト&バゲットのアパタイザー、サラダ各種(スモークサーモン、バンバンジー、ポテト、豆腐、チョップサラダ)
お赤飯、肉団子、スパゲティーボンゴレ、こんにゃくの煮物、えびのセビーチェ、そして私はマーボー豆腐を持参。


何往復でもしてしまう、究極のブッフェ。


デザートも絶品!手前から、マンゴープリン、クリームパフ、チーズケーキ。


おいしいものをお腹いっぱいいただいた、至福の木曜日の午後でした。
宏子さん、みなさん、どうもありがとう!

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ミニベジタブルガーデン、OPEN

2011-05-23 22:21:29 | アメリカ生活雑感
Pちゃんの執念が実って、ついにミニガーデンがopen。



そうなると今度は私のほうがうずうず。
まず手始めに、トマトの苗をふたつ。(これ以上植えると、2か月後は大変なことになる)
そして、去年結構収穫できたスナップエンドウの種まき。
忘れてはならないのがハーブ。
特にこれからはいろんな料理に大活躍するバジル、ローズマリー、ディルの3種を植えてみた。
今年こそゴーヤを、と思っていたのに、日本スーパーにも韓国スーパーにも売っていなかったので少々あきらめ気味だったが
「Bitter Melon」で調べてみると通販があったので買ってみよう。
でも、苦い野菜が苦手なPちゃんはまず食べないだろうから、私一人でせっせとゴーヤを食べる夏になりそうだ・・・。
それもどうかな~



ストームが続くというので、あわててベイジルの葉を何枚か収穫して細かく切り、
松の実とオリーブバージンオイル、少しいためたみじん切りのにんにくと一緒にひたすら擦ってバジルソースを作った。
今晩はこのできたての自家製バジルソースでスパゲティー。
めちゃうまかった!
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我が家の春。

2011-05-21 17:11:45 | アメリカ生活雑感
5月に入ってもフリースのシャツが手放せない日々。
かと思えば、異様に暑くなってTシャツ1枚でクーラーを入れる日もある。
まったく、“真ん中”のないこの時期のシカゴにはうんざりさせられる。

とはいえようやく「寒くてやる気が起こらない」時期もすぎ、庭の手入れをする気になってきた。
GOROと毎朝の散歩をしていても日々ご近所の庭がすっかりきれいに整ってきているので
いつまでも枯れ草だらけの我が家の庭が恥ずかしくなってきた、というのが本音。

そして土曜日、お隣の町West Chicagoで行われる恒例のガーデンプラントセールに出かけた。
毎年、これを合図に我が家は春になる。
クローズ間際に行って何も残ってないことが多かったので、今年は一念発起、開店と同時の9時を目指してかけつけた。(もちろん私だけで

いさんで駆け付けたものの、いつもまとめ買いする小さなペニチュラの苗が今年はなくてがっくり。
その代り、珍しい苗を3種買ってきた。
目玉は、Peony(シャクヤク)。
近所にそれは見事なシャクヤクが咲いているお宅があって、その前を通るたびにいつもため息をついていた。
どんなに立派かというと・・・




とこんな感じ。
この家自体は長い間売りに出されていて枯れ放題なのに、このシャクヤクだけは庭を覆い尽くすほどの勢いで
毎年悲しいくらいに美しく大輪の花を咲かせる。
何とも皮肉な話。


さて、本日買い込んだ苗をさっそくフロントポーチに植えてみた。

 
これがシャクヤクの苗。
とにかく生命力が強く、株がものすごい勢いで増えていくらしい。これからが楽しみ。


これは“キャット・ミント”という草。
紫の小さな花はラベンダーっぽい。ミントは繁殖力が強いので、来年にはこのポーチはこの草でいっぱいになることだろう。


このクレマティスは植えたわけでもないのになぜかここで花を咲かせてくれた。
きっと鳥が種を運んできたんだろう。


★ ★ おまけ ~Pちゃんの庭改造計画~

去年、あんなに手間暇お金かけて全面作り直したというのに、もう気に食わなくなったPちゃん。
今度はベジタブルガーデンを木枠で囲って、残りのスペースは芝生のパティオにするらしい。
やれやれ。やりだしたら聞かんからな、この人は。 
勝手にしてちょうだい、と放っておいたら、お隣さんたちが放っておかなかった。
クリスは電動のこぎりを、アダムは木を切るときに載せる台と穴あけ機を貸してくれて
ちょくちょく進捗状況をのぞきに来てはあれこれ手伝ってくれるのだった。
日曜大工で芽生える、不思議な男の友情。

  


もうちょっとで完成
早くトマト植えさせろ~!今年はゴーヤも植えなくちゃ。

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第2回、日本救済大ガレージセール。

2011-05-16 11:01:33 | がんばろう、日本。
先日の「日本救済大ガレージセール」の成功を受けて、
このガレージセールをやることになった経緯と「成功記」を地元の新聞「Triblocal」に寄稿した。
ローカルとはいえ、初めて英語で書いたちゃんとした記事だ。

"1st Japan Relief Garage Sale" achieved huge success



これに気をよくして、5/13から15までの3日間、第2弾のガレージセールを開いた。
今回ガレージを提供してくれたのは、先日ランチをごちそうになった宏子さん。
宏子さんのお宅は、リッチピープルの住む町Napervilleのダウンタウンからも近い、閑静な住宅街。
ここに前回の売れ残りや、新たに提供してもらった品物をもちこみ第2弾をやることになったのだが、
今回このガレージセールを文字通り仕切ったのは、この話をききつけた宏子さんの知り合い(息子さんの同級生のおばあちゃん)シンディー。
なんとこの方、自他ともに認める“ガレージセールのプロ”らしい。
セールの4日も前からほぼ毎日、早朝から宏子さんのガレージに通い、
商品の仕分けや値付け、陳列の仕方までそれはそれは詳細に指示していたという。
木曜日にお手伝いに行った時も、シンディーはまるでBossのようにお手伝いに来ていた私たちに指示を飛ばす。
私たちもおっしゃるとおりに無言でしたがうのだった。
ともあれ、そんな彼女の微に入り細を穿つ指導のおかげで商品たちは見違えるような見栄えになった。

★ ★

かくして迎えた週末。
金曜日は時折にわか雨にたたられたもののなんとか晴れ。
土曜日は霧雨まじりの寒い一日。
土曜日はこれまた激寒の一日。
あいにくの天気にもかかわらず、大勢の人たちが来てくれた。
あちこちに広告を出したり、フライヤーをみんなが配ってくれたおかげだ。

初日にお願いした子どもたちのレモネードサービスも好調。
この子供たち、車が通るたびに「レモネ~ド!」と追いかけ着実に売り上げをあげてくれた。


この日のために宏子さんが購入した「レモネードスタンド」が超かわいい

また、今回のセールでの目玉になったのが、みんなの手作りの品々。


特にスィーツは大人気。
いったん買って帰り、数時間後に戻って来る人もいたくらい。
普段は甘いものを食べない私も大量に買い込んだ。
Pちゃんは特にブラウニーが大にお気に入り。


手作りのクラフトペンも人気。
これ、普通の黒のボールペンにダクトテープをぐるぐるままいてバラのようにしたもの。
中学生の女の子たちの手作り。

★ ★

土曜日にセールをお手伝いをしていたときのこと。
あるアメリカ人の女性が陳列していた日本手ぬぐいを見て、「Is this "手ぬぐい”?」と聞いてきた。
手ぬぐいという単語を知っているということは、日本通?
「これは柄が面白いからタペストリーとして飾っても面白いし、汗が流れないようにこうやって頭に巻いても使うんですよ」と剣道の面下の巻き方をデモンストレーションしてあげると、なぜか大喜び。
「実は私の息子が今日本にいて剣道を習っているの。彼は今徳島というところで英語を教えているのよ」
「え~!まじっすか?私の田舎、徳島なんですよ!」
そのあとは無言で感動のハグ。
「なんて世界は小さいのかしら!」と彼女も大はしゃぎ。

興奮した私たちはセールを忘れて日本のことや徳島のことなどおしゃべりに花が咲く。
「息子は日本が気に入ってしまって、もう帰りたくないって言うのよ(笑)。日本のことは私も心配。だからこうやって日本のためにガレージセールをやるというのは本当にいい考えだわ」
彼女はその手ぬぐい2枚といろいろ日本の民芸品を買ってくれ、帰り際にメール交換もさせていただいた。
なんだか彼女とはこれからお付き合いしていきそうな予感。
こういう何気ないおしゃべりがガレージセールの醍醐味だな、と思う。


★ ★

決してよくないコンディションの中、初日で500ドルあまり、二日目で400ドル強、そして三日目でも400ドル余りを売りあげ、
トータルで1300ドル以上を稼ぐことができた。(最終カウントによると、1500ドル!)
これは驚異的といってもいい。
日本救済ガレージセールの話をききつけて商品を提供してくれた友人・知人たち、日本語補習校のママ仲間たち、ご近所さん、
そしてもちろんシンディー師匠の熱意のこもったご指導・・・・みんなの協力が実を結び、大きな成果となった。


最終日はお客さんが少なかったものの、寄付をしてくださる人が多かったと聞く。
以下は昨日のみんなのコメントから。

「閉店間際にやってきた中国人のパパが、売れ残ってたマフィンを全部買ってくれた。お代は1ドルなのに20ドルくれてそれを全部寄付してくれた」
「1ドル募金箱を開けてみると120ドルくらいはあった」
「セールの終わりの方で妊婦さんが多量に赤ちゃん服を買って行って、その後わざわざ戻って来て30ドルも募金してくれた」
「大人の服いくつかとと子供の本など買ってくれた女性が、自分もブラジルから来ているので外国から来ているから私たちと共感するみたいなことを言って(英語がしゃべれないけど一生懸命伝えてくれてました)、自分のお財布の小銭全部を募金箱に入れてくれた。本当にありがたいです。」


個人的には、セールが成功したことに加えて一緒に何かを楽しんでやったことで私たちの絆がより強まったのがうれしい。
ちなみに、今回つけた私たちのグループ名は「KIZUNA」。
この名前でこれからも日本の復興を支えるべく長く活動していこうと思う。




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日本酒試飲会

2011-05-13 19:46:34 | がんばろう、日本。
シカゴ市内で行われたシカゴ日米協会(JASC:The Japan America Society of Chicago)主催の「酒テイスティング」に行ってきた。

この酒テイスティングは今年で18回目となるJASCの恒例行事で、
毎年日本から数社の酒蔵を迎え、アメリカ人に日本酒のことをより理解して楽しんでもらおうというものだ。

今年参加した酒蔵は、以下の8社。全25種類。

・高砂酒造株式会社(北海道:)純米大吟醸「銀座雫」、「大雪」(純米吟醸、純米)
・秋田清酒株式会社(秋田県):「出羽鶴」(純米大吟醸 飛白、生もと仕込み純米酒、桜絵巻)   
・株式会社南部美人(岩手県):「南部美人」(大吟醸、特別純米、純米吟醸)
・奥の松酒造株式会社(福島県):「奥の松」(大吟醸雫酒「伊兵衛」、純米大吟醸スパークリング)     
・下越酒造株式会社(新潟県):「麒麟」(大吟醸古酒、純米大吟醸 こしひかり) 「蒲原」純米吟醸 五百万石   
・李白酒造有限会社(島根県):「李白」(純米吟醸、特別純米にごり、純米吟醸 雄町)    
・丸本酒造株式会社(岡山県):「竹林」(かろやかオアーガニック、ふかまり)「泡々酒」   
・旭酒造株式会社(山口県):「獺祭」(2割3分、50、発砲にごり39)
・須藤本家(茨城県): 純米吟醸「郷乃誉」

JASCのメンバーでもある知り合いのSさんからこのイベントにお誘いいただいたその時から
震災以来個人的に応援している岩手の「南部美人」が飲めることを本当に楽しみにしていた。
“南部美人”の名前を知ったのは、このビデオがきっかけだった。
有名なので知っている人も多いと思う。




★ ★


会場は、シカゴリバーフロントにあるシカゴで一番おしゃれで有名だという日本レストラン『Japonais Restaurant & Lounge』。
ここのところ蒸し暑い日が続いていたけれど、夕方ころからやっと過ごしやすくなり、リバーウィオークのテラスは今夜のシチュエーションにはぴったり。
開場時間よりも早く到着したけれど、Sさんの人脈お蔭で一足早くテイスティングをすることができた。

 

もちろん一番に頂いたのは、「南部美人」の特別純米と純米吟醸。
あ~うまい。久々に日本酒らしい日本酒をいただいた気がする。のどが喜ぶ瞬間だ。
このお酒、ビデオの効果もあって今日本では売れに売れておりアメリカでは入手困難ならしい。
そういう理由であれば買えなくてもよしとしましょう。

 

そして次に向かったのは私の一番好きな、山口の「獺祭」。
震災後、東北の酒蔵を応援しようと毎月売り上げの1%を東北の被災地のために寄付しているそうだ。
ひとくち大吟醸を口に含んだ瞬間、「ああああ~~~~おいしい!」と思わず漏れてしまう。
「お客さんの『あ~おいしい』が聞きたくてこのお酒を造っているんですよ」と旭酒造常務の桜井さん。



このあと、上のリストにある25種ほとんどすべてのテイスティングを完了。
おちょこに半分くらいの量とはいえ、これだけの銘柄をすべて飲むとけっこう効く。
しかも運ばれてくる食べ物なんて競争率が高すぎて奪い合いになり、ほとんど口にするができなかった。

宴もたけなわになったころ、ラッフル(富くじ)の当選発表。
寄付もかねて5枚20ドルで買っておいたこのくじになんと当選、北海道の純米「大雪」をゲット!
買えば1本30ドルはするだろうから、見事に元をとった。
さらにうれしかったのはこれ。


酒蔵のエプロン。


★ ★

8時半ごろ、ほよろい気分で早めに退散。
Sさんとふたりで、「銀座」という和風居酒屋へ立ち寄り、すきっ腹をやっと満たし、電車で帰宅。
あ~飲んだ。
でもいいお酒ばかりだから、全然後に残らないのだった。


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とびいり

2011-05-10 17:27:14 | music/festival
このあいだ「Morgan's」にジャムりにいったときに知り合ったサクソフォニストのスティーブンから、彼のバンドのライブに招待してもらった。
場所はうちの近所のレストラン「City Gate Grill」。
ここにはずっと以前、友達とランチを食べにきたことがあったけれど、
広々として雰囲気がよく、味も値段もまぁまぁだった。

夜8時半ごろ軽い夕飯をかねてふたりでさっそく潜入。土曜日の夜とあって、お店は満員。
レストランの入り口にはWaiting Barもあって、そのすぐ横にステージがある。
前の席に座って、さっそくワイン

1ステージが終わって、スティーブンが席にやってきた。
「やぁ、今日は来てくれてありがとう。Shoko、今夜は歌ってくれるんだろう?」
へ?ちょっと予定外の展開にビックリ。
「今日はちょっと遠慮しときます。特に考えてこなかったし・・」
「何言ってんの。こないだ『Stardust』と『Almost Being In Love』歌ったじゃない。あれどう?」
(よー覚えとんなあ
「じゃ、次のステージで呼ぶからね」
と、さっさと決めて行ってしまった。

それを聞いて緊張し始めたのがなぜかPちゃん。
「なぜだかわからんのだけど、君が歌うときいつもものすごく緊張するんだよねー」
どうやら私が歌詞を忘れないだろうかと心配らしい。



結局選んだのはスローバージョンの『I thought About You』
11時の閉店近くでお客さんほとんどおらず、結構遊んじゃった
Comments (2)
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咲いた~♪

2011-05-10 16:04:04 | アメリカ生活雑感
やっと春らしく(っていうかもう通り越しそうな勢いだけど)なって
玄関前のチューリップがやっと満開に。
赤と白の勢いに負けて、黄色がしょんぼりしてみえる。

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有閑マダム的午後のひととき。

2011-05-06 10:11:35 | アメリカ生活雑感
最近知り合いになって親しくさせていただいている日本人のお友達から、おうちランチにお招きいただいた。
彼女は去年の8月にテキサスからこちらに引っ越してきたばかり。
お料理上手で、なんとこの日も総勢10人のランチをひとりですべて用意してくれた。
そのどれもがプロなみのおいしさ。
モダンなメニューのなかに、こういうときにしかなかなか食べられない(ほとんどの方たちのご主人はアメリカ人なので、どうも「煮炊き」した和風の味付けのものを普段作れない)懐かしい日本の味もあり、
集まったゲスト(全員日本人)は狂喜乱舞。

とにかく、一歩家に入った時からそこは別世界なのだった。
せっかくなのでお宅訪問写真をご紹介。


 


まるでモデルハウスのようなテーブルセッティング。
10客もの食器がちゃんとそろっているところもすごい。
うちみたいにIKEAのものなんてないもんね。

 ここのキッチンはうちの1階全フロア分くらいの広さ!




<本日のメニュー>
・エビのセビーチェ
・キノコの炊き込みご飯
・ポークの紅茶煮
・おでん
・グリーンサラダ


これが噂の「えびのセビーチェ」



ブッフェ方式で好きなものを選んで・・・



今日は特別にシャンパンも登場。(みんな車なので少しだけ・・・)
気の合う人たちと心のこもったおいしいお料理をいただきながらおしゃべりする至福の時間。
ああ、夢の有閑マダム気分。
それも、子どもたちのお迎えの時間までの数時間のシンデレラ。←私はもちろん最後までいたけど



この3月に引っ越してきて、先のガレージセールで生活用品を山ほど買っていってくださった
ともえさんも、さっそくお友達に加わってくれた。
今でこそこうやってすぐに10人くらいの日本人がぱっと集まるようになったけれど、
数年前までは日本人を見かけることすらなかったそうだ。

「こっちに来てから5年間ひとりぼっちだった」「2年目でやっとスーパーで日本人を見かけて“ナンパ”した」という
逸話がみんなから続々。
そのころはインターネットも今ほど普及していなかったので、人脈を広げるのも時間がかかったと思う。
かく言う私も、引っ越してきて間もなくある方のブログにコメントしたことがきっかけでお友達になり、
そこからどんどん輪が広がっていったんだっけ。
やっぱり心置きなくお付き合いできる日本人の友達がいることは大切だな。


素晴らしいランチホストをしてくださったH子さん、みなさん、楽しい時間をどうもありがとう!
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Has justice been done ???

2011-05-04 14:21:14 | アメリカ生活雑感


ガレージセールも無事終わり、日がなゆるゆると過ごしていた日曜日の夜のこと。
DVDで映画を観終わってテレビチャネルに戻したら、どの局でも同じ緊急ニュースを伝えていた。

「ビン・ラディン死す。」

ふたりともテレビに釘付けになり、少しでも詳しい内容を知ろうとチャネルをあちこち回してみるが、どこも同じ。
しばらくして、オバマ大統領の緊急演説が始まった。

神妙な面持ちでカメラの前に歩み寄った大統領は、2001年の同時多発テロの惨劇をドラマチックに振り返ったあと、
2009年の現政権発足後“ビン・ラディンの拘束または殺害ミッション”がいかに政府の「最優先課題」だったかを強調しつつ、
ここに至るまでの経緯と、厳しい環境下でミッションを成し遂げた軍人たちへの賞賛を繰り返した。

ここまではまあ、今まで耳にタコができるほど聞かされた「アメリカ中心・自画自賛」演説。
でも、私が最も感銘を受けたのは演説中ごろに語った以下の内容だった。

「大統領としてこれだけははっきりさせておきたい。
アメリカは今までもそしてこれからも決して“対イスラム戦争”をすることはない。
ビン・ラディンはモスラム(イスラム教徒)のリーダーではない。モスラムの大量殺人者なのだ。
現にアル・カイーダはアメリカを含む多くの国々で数えきれないほどのモスラムを殺害してきた。
彼の死は、平和と人としての尊厳を望むすべての人々にとって喜んで受け入れられるべきことだ。」


このわずか数秒のコメントで、アメリカに住むモスラムの人々がいかに救われたことだろう。
(現に、翌日ニュースを見ていたら、シカゴに住むイスラム教徒の会合で、ベールを被ったある女性が、
「大統領があのコメントを言ってくれたことに深く感謝している」とコメントしていた」。)
一方で、いまだに40%近くのアメリカ人が、オバマはイスラム教徒だと信じているという。
彼が罪のないモスラムを擁護する、当たり前のコメントをするたびに「彼はやっぱりイスラムだ」と考えるアホが増えていくのもまた事実ではがゆい。


演説からしばらくたって、今度はホワイトハウス周辺や、グラウンドゼロで狂喜乱舞する群衆たちの映像が流れ始めた。
ずっとそれを眺めていたら、なんだか気分が悪くなってきた。
この群衆はみな、一人の人間の「死」をバカ騒ぎしながら喜んでいるのだ。
野蛮だ。限りなく野蛮だ。
今日おこったことは、長い長いテロとの戦いにおける単なる“通過点”であって“終わり”ではないはずだ。
むしろこれから何かが始まる気がして、アメリカにいることについぞっとしてしまう。
そんなことを考えもせず、一瞬の「リベンジ」気分に浸っている奴らは、ただの「エキストラ」にすぎない。
テロの犠牲者の家族たちはこの日、ビン・ラディンの死を喜ぶよりも、静かに愛する者の死を悼み再び悲しみに暮れていた。

いずれにしても、誰かの死を祝福するという光景は日本では見たことがないし、おそらく今後見ることもないだろう。
どんな人間でも、できる限り生きて拘束して裁判にかけ裁きを与えるべきだったと思いつつ、
そう考える私が死刑を容認している日本の国民で、「死」をバカ騒ぎして喜んでいるこの群衆のほとんどが
“宗教的な理由”で死刑に反対しているという不可解さに戸惑ってしまう。


さて、ビン・ラディンの死から2日が経って、案の定「奴はほんとうに死んだのか?」という声がささやかれ始めた。
私でさえ、証拠はあるのか?と内心ずっと思っていたくらいだ。
ここで思い出されるのが数年前、フセインの二人の息子たち、クサイとオダイが死んだときこれとまったく同じような議論があったことだ。
「確かに殺した」という軍部に対して疑惑の声があがった数日後、政府はまさかの写真を公開した。
生々しい射殺体をそれみたことかとメディアに公開したブッシュ政権のデリカシーのなさにあきれ返ったが、
そうはいってもこれによってフセイン派は戦意を失い衰退していったのも事実。
ビン・ラディンの「死体写真」がこれらがメディアに出てくるかどうかは時間の問題、そしてオバマ政権の考え方次第だろう。


・・・と書いたところでラジオからニュースが聞こえてきた。
「オバマ政権はビン・ラディンの死体写真を公開しないことを決定しました。」
やっぱりね。


オバマ大統領の演説原文はこちら
Transcript: Obama announces the death of Osama bin Laden



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