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昨年のように朝方まで大騒ぎすることもなく、今年のミュージシャンはみな品行方正に(?)この日の朝を迎えてくれた。
マシューとジョニーを除く4人は、青森からこのまま一路シカゴに戻るというハードスケジュールが待っている。また、長い長い一日の始まりだ。
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ロビーでBilly Flynnと。
私のスケジュール表を見ると、青森発羽田便の出発は午前10時半。羽田着は11時半だから、午後6時半成田発シカゴ便にはまだたっぷりと時間がある。
今年は随分早い便なんだなぁ、と思いつつ、もうひとつあとの12時半の便だと思い込んでぶつぶつ言っていたマシューたち数人を超急がせてロビーでCDの売り上げの精算を済ませ、空港に向かった。
しか~し!そこでこのツアー最大の大失態となる思わぬ事実が発覚したのである。
カウンターで全員のチェックインをしようとしたところ、なんと私の予約だけが10時半発で、あとのみなさんは皆12時半発だというではないか!
思わず耳を疑う私。
旅行会社にはミュージシャンと同じ便の予約を取るように頼んでいたので、てっきり私の予定が彼らの予定だと思い込んでいたので大パニック。
あとから知ったことだが、これは完全な旅行会社の手配ミスだった。
今回、ミュージシャンと自費払いの私の予約を別々にしたものだから彼らの便を12時半の便に変更した際に私の予約を変更するのを忘れていたらしいのだ。
選択肢は3つ。
1)私の便を彼らの便に変更して空港で約2時間待つ。
2)彼らの便を私の便に変更していますぐ東京へ向かう。
3)このまま私だけがひと便早い便で先に東京へ向かい彼らの到着を待つ。
予約変更不可能の特別便だったため、1と2の選択は消滅し、結局私一人が先に東京に向かうことになった。
ああ、私って最低。
ちょっとでも12時半の便を疑わなかったうえに、彼らのスケジュール表を空港に着くまで確認しなかったからだ。
あれだけ「おかしい」と言い張っていたマシューたちを半ば無視して、私のスケジュール表だけで進んでしまった。私のせいで2時間も早起きさせちゃったよー。
空港で彼らに真実を報告して謝り倒し、なんとか時間をつぶしてもらえるよう空港内で使えるWi-fiのカードを青森の方々に手配してもらった。
激怒りされるかと覚悟していたマシューは
“Shit happens.”と言って意外とさばさばしている。
そして私はひとりで羽田に向かった。この1時間がどれだけ長く感じられたことだろう・・・。
羽田に到着後、気持ちを切り替えてこの一人の時間を最大限に利用することにした。
まず、このあとやってくるデイトラのために車いすで出迎えてもらえるようにJALの係員に指示。
そして成田に行く4人分のエアポートシャトルバスを到着時間を読みつつ手配。
4人とは別に今夜東京に残って別のギグ予定のマシューとジョニーの、今夜の宿(赤坂見附)までの移動手段をあれこれと画策した結果、荷物が多いため私も入れて小型Vanを手配。
ついでに腹が減っては戦はできぬので、ちょっと腹ごしらえ。
そして彼らの到着を待った。
1時半すぎ、少し遅れて青森からの便が到着。彼らの姿が外から見えた。
心配していたギターとベースの輸送は、なんとかうまくいって受け取りもスムーズにいったようだった。
デイトラはちゃんと車いすに乗って係員に誘導されている。よしよし。
彼らを出口で出迎え、こちらが手配していたビリーのギターケースを宅配便の窓口で青森に送り返したところでちょうど成田行きのバスの時間が近づいてきた。読みはぴったり。
午後2時25分、成田に向かう4人にバス乗り場で別れを告げた私たち3人は、別のVanに乗り込み一路赤坂方面へ向かった。
成田でお見送りできないけれど、どうかみなさん無事にシカゴに帰ってね。
しかし、肌寒かった青森から比べると東京の暑さは半端ないなー
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今夜、そして明日の夜と2日間、マシューとジョニーのデュオライブがあるので、私はそれにも同行してお手伝い予定だ。