9月19日(金曜日)
朝夕の冷え込みがすっかり秋を感じさせるようになってきた。もう9月も残りわずか、10月に入れば初雪もくるかもしれない。
野外で何かを楽しむのは、ここ1、2週間が今年最後のチャンスになるだろう。
そこで、今年多分最後の野外でのビッグコンサート鑑賞の計画を立てた。
シカゴのミレニアムパークで毎年この時期に行われている「シカゴシンフォニーの無料コンサート」。今年は、お友達とみんなで大人のピクニックをしながらこれを観に行こうじゃないか、というプラン。
去年もおととしも、一人で現場に通りがかっただけだったので、今年こそは絶対にあそこに座って見ようと心に決めていたし、どうせ見るなら一人より大勢のほうが絶対楽しい。
そこで、2週間ほど前に近所の主婦遊び仲間にお誘いメールを送ったところ、5人から「行きたい~」とのお返事。平日、主婦がこの時間に、しかもシカゴに片道1時間かけて出かけるのは容易ではないけれど、年に一度の大イベントだし連れがいると長旅も苦痛じゃない。
子供もダンナも家において、女たちだけでシカゴに夜遊びに行くというのは、これが初めてだ。
とはいえ、なにせ世界的なコンダクターであるリカルド・ムッティーが指揮を務める天下のシカゴシンフォニーが公園のコンサートホールで無料で聴けるとあって、この1年に一度のイベントに命をかけている人たちも多く、相当な混雑が予想された。
で、何の予定もない身軽な私だけがひと足先に家を出て場所取り。
午後3時過ぎ、それでも遅いかと会場に駆け込むとなんとそこはガラ~ンとしていて肩透かし。なんだよ~。
とりあえず、芝生席の一番前の中央に場所をとってほっと一息。
昼間は汗ばむほどの陽気で、場所も確保できた(責任を果たせた)安心感でとりあえずビールをごくり。
まるで、花見の場所とりをしている新入社員の気分だった。
私と同じころに来ていた人たちは、もうすっかりテーブルの支度をしてカクテルなんぞを作り、優雅に新聞を読んだりおしゃべりをしたりして時間を潰していた。
午後4時半をまわったころからだんだんと人が増え始め、5時ごろにはもう芝が見えないほどいっぱいに。
そろそろひとりでこの広い場所を確保するのはしんどくなってきた、そのちょうどいいタイミングでTちゃんがやってきた。
30分ほどして残りの4人も間もなく到着、シカゴのお友達ニワちゃん母子も合流して、計8人で瞬く間に宴会モードに。
全員集合の瞬間。イェ-イ!
こういう時の日本人の準備の良さといったら、もう素晴らしいのひとこと。
Mさんがわざわざテーブルを持ってきてくれたので、そこに各々が持ち寄った一品を並べると、もう豪華なお花見状態。
隣のアメリカ人も写真を撮っていたほど。
見よ、これが“ザ・日本の宴会”というものだよアメリカ人。ふっふっ。
Jちゃんが鶏のから揚げ、サンドイッチ、とうもろこし、ブロッコリー、お稲荷さんが入った豪華お重を持参。
みんなの持ち寄ったメニューは、クロワッサンのサンドイッチ、アスパラのプロシュート巻き、イチジクとゴルゴンゾーラチーズのおつまみ、マスカットとチョコのおつまみ、トマトとモッツァレラのサラダ、
私は玉筋魚のおにぎりと出し巻き卵を持って行った。
飲み物は、スパークリングワインと赤ワイン、ビール。
午後6時半
演奏が始まると、約2万人の観客は水を打ったように静まり返る。酔って騒ぐ輩など一人もいない。
こういう時のアメリカ人のマナーは本当にすばらしい。
演目は、チャイコフスキーの「眠れる森の美女」ほか。
Tchaikovsky The Tempest
Tchaikovsky Suite from The Sleeping Beauty
Tchaikovsky Symphony No. 4
日が沈むと、照明に照らし出されたコンサートホールとバックの高層ビルのコントラストが美しい。
こんな素敵な環境で、気心の知れた友達とおいしい食事を楽しめるなんて本当に夢のよう。
このイベントを企画して本当によかった、としみじみ思った瞬間。
もちろんキャンドルも忘れずに!ワイングラスもね。紙コップじゃダメダメよ。
休憩をはさんで約2時間あまり。たっぷりと秋のシカゴと極上の音楽と究極のグルメを楽しんだ私たち。コンサートが終わった後もしばらく宴会は続き・・・
Mちゃんの試作品、抹茶ティラミスをデザートにいただく。またこれがうまいのなんのって
やっと心置きなくおしゃべりをして・・
午後9時半すぎに、撤収。
それにしても、この日だけは奇跡的に過ごしやすいいい天候で本当によかった。
郊外から一緒に行ってくれたみなさん、ありがとう。
シカゴから急きょ参加してくれたニワちゃん、Rayくん、ありがとう。
送り迎えしてくれたPちゃん、ありがとう。
朝夕の冷え込みがすっかり秋を感じさせるようになってきた。もう9月も残りわずか、10月に入れば初雪もくるかもしれない。
野外で何かを楽しむのは、ここ1、2週間が今年最後のチャンスになるだろう。
そこで、今年多分最後の野外でのビッグコンサート鑑賞の計画を立てた。
シカゴのミレニアムパークで毎年この時期に行われている「シカゴシンフォニーの無料コンサート」。今年は、お友達とみんなで大人のピクニックをしながらこれを観に行こうじゃないか、というプラン。
去年もおととしも、一人で現場に通りがかっただけだったので、今年こそは絶対にあそこに座って見ようと心に決めていたし、どうせ見るなら一人より大勢のほうが絶対楽しい。
そこで、2週間ほど前に近所の主婦遊び仲間にお誘いメールを送ったところ、5人から「行きたい~」とのお返事。平日、主婦がこの時間に、しかもシカゴに片道1時間かけて出かけるのは容易ではないけれど、年に一度の大イベントだし連れがいると長旅も苦痛じゃない。
子供もダンナも家において、女たちだけでシカゴに夜遊びに行くというのは、これが初めてだ。
とはいえ、なにせ世界的なコンダクターであるリカルド・ムッティーが指揮を務める天下のシカゴシンフォニーが公園のコンサートホールで無料で聴けるとあって、この1年に一度のイベントに命をかけている人たちも多く、相当な混雑が予想された。
で、何の予定もない身軽な私だけがひと足先に家を出て場所取り。
午後3時過ぎ、それでも遅いかと会場に駆け込むとなんとそこはガラ~ンとしていて肩透かし。なんだよ~。
とりあえず、芝生席の一番前の中央に場所をとってほっと一息。
昼間は汗ばむほどの陽気で、場所も確保できた(責任を果たせた)安心感でとりあえずビールをごくり。
まるで、花見の場所とりをしている新入社員の気分だった。
私と同じころに来ていた人たちは、もうすっかりテーブルの支度をしてカクテルなんぞを作り、優雅に新聞を読んだりおしゃべりをしたりして時間を潰していた。
午後4時半をまわったころからだんだんと人が増え始め、5時ごろにはもう芝が見えないほどいっぱいに。
そろそろひとりでこの広い場所を確保するのはしんどくなってきた、そのちょうどいいタイミングでTちゃんがやってきた。
30分ほどして残りの4人も間もなく到着、シカゴのお友達ニワちゃん母子も合流して、計8人で瞬く間に宴会モードに。
全員集合の瞬間。イェ-イ!
こういう時の日本人の準備の良さといったら、もう素晴らしいのひとこと。
Mさんがわざわざテーブルを持ってきてくれたので、そこに各々が持ち寄った一品を並べると、もう豪華なお花見状態。
隣のアメリカ人も写真を撮っていたほど。
見よ、これが“ザ・日本の宴会”というものだよアメリカ人。ふっふっ。
Jちゃんが鶏のから揚げ、サンドイッチ、とうもろこし、ブロッコリー、お稲荷さんが入った豪華お重を持参。
みんなの持ち寄ったメニューは、クロワッサンのサンドイッチ、アスパラのプロシュート巻き、イチジクとゴルゴンゾーラチーズのおつまみ、マスカットとチョコのおつまみ、トマトとモッツァレラのサラダ、
私は玉筋魚のおにぎりと出し巻き卵を持って行った。
飲み物は、スパークリングワインと赤ワイン、ビール。
午後6時半
演奏が始まると、約2万人の観客は水を打ったように静まり返る。酔って騒ぐ輩など一人もいない。
こういう時のアメリカ人のマナーは本当にすばらしい。
演目は、チャイコフスキーの「眠れる森の美女」ほか。
Tchaikovsky The Tempest
Tchaikovsky Suite from The Sleeping Beauty
Tchaikovsky Symphony No. 4
日が沈むと、照明に照らし出されたコンサートホールとバックの高層ビルのコントラストが美しい。
こんな素敵な環境で、気心の知れた友達とおいしい食事を楽しめるなんて本当に夢のよう。
このイベントを企画して本当によかった、としみじみ思った瞬間。
もちろんキャンドルも忘れずに!ワイングラスもね。紙コップじゃダメダメよ。
休憩をはさんで約2時間あまり。たっぷりと秋のシカゴと極上の音楽と究極のグルメを楽しんだ私たち。コンサートが終わった後もしばらく宴会は続き・・・
Mちゃんの試作品、抹茶ティラミスをデザートにいただく。またこれがうまいのなんのって
やっと心置きなくおしゃべりをして・・
午後9時半すぎに、撤収。
それにしても、この日だけは奇跡的に過ごしやすいいい天候で本当によかった。
郊外から一緒に行ってくれたみなさん、ありがとう。
シカゴから急きょ参加してくれたニワちゃん、Rayくん、ありがとう。
送り迎えしてくれたPちゃん、ありがとう。