Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

オセロゲームの始まり

2021-01-25 14:07:03 | アメリカ生活雑感

無事に1月20日(アメリカ時間)が終わり、やっと本当の意味での新年が来た気がする。

馬鹿騒ぎのない、静かで厳かな大統領就任式とそれに続く祝賀パーティーは、これから4年間の「アメリカの立て直し」の決意に見えた。

アメリカに住んでいたときは、共和党と民主党の間での大きすぎる振れ幅に驚きを通り越して大変だったけれど、生まれ育った人たちにとってはそれが当たり前なのだろう。

昨日までOKだったことが急にNGになったり、いいことも悪いこともすべてが劇的に変わっていく。

ただ、トランプの4年間だけは「政策」などと呼べるものではなくわがままな子供の自己顕示欲に振り回されアメリカの歴史に汚点を残すことになった。

バイデン大統領が素晴らしい政治家だとはこれっぽっちも思っていないけれど、少なくとも社会の常識を取り戻してくれるはずだと信じたい。

そして一刻も、あのオレンジ野郎を記憶のなかから葬り去り、弾劾し、牢獄にぶち込んでほしい。

ふと、2009年1月のオバマ大統領就任のときを振り返ってみた。

あのときも「史上最悪」と呼ばれたW.ブッシュのあとで、アメリカは狂喜乱舞していた。

ブッシュの政策をオセロゲームのようにことごとくひっくり返し、最初の1か月は溜飲を下げる思いだった。(そのあとはなんだかのら~りくら~りで口だけだった感はあるけど・・。)

今から思えば、ブッシュもトランプの前ではかわいいもん。いい人に見えるから不思議だ(笑)

        

さて。就任式にあまりにも「カジュアル」なジャケットと手袋姿で現れた民主党左派の我らがバーニーサンダースがここのところバズりまくっている。

その姿がいろいろジョークにされていて、こういうところに「アメリカらしさ」を感じるのは私だけだろうか?

 

個人的にはこれが一番好きかな。

 

 

シカゴ美術館に飾ってほしい作品。

 

心の底からこの人にこそ大統領になってほしかった・・・。清廉は政治の世界では嫌われるらしい。

 

作った人もえらい。

 

 

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そして、新年。

2021-01-06 15:32:53 | ニッポン生活編

 

コロナで明けてコロナで終わった2020年があっという間に過ぎ去り、そして2021年。

昨年はどこへも行けず、特に後半は、地元で人形浄瑠璃の公演に出させていただいて終わったという感じ。

Stay Homeのおかげでせかせかせず、ゆっくりと稽古に励むこともでしたし、また新しい仕事の芽も見つけることができた。

おこもりには最高の新居もあるし、豊作だった畑のさつまいもや野菜で食卓は豊かになった。

これ以上何を望もう。

何事もポジティブに考えるとしよう。

 

 2020~2021 ホリデーシーズンのまとめ。

クリスマスイブは我が家で一応「クリスマスケーキ」なるものを。

父もGOROのいる我が家がお気に入り。

 

 

 お正月

年末から帰省している姉に頼り切った、だらだらしたお正月。

姉の知り合い(京都)のお店からここの所毎年取り寄せている豪華おせちに、我が家定番手作りの味をプラス。

 お雑煮

 

庭でとれた鳴門金時(さつまいも)とクリームチーズのきんとん

いただきものの隼人瓜をつかった、プロシュート入りなます。

我が家定番の、巨大数の子。これだけでお酒がいくらでもいける。

 

さて、2021年はまだとうぶんコロナ自粛。

でも昨年いろいろ撒いたプロジェクトの種がどう芽吹いてくるかが楽しみ。

とにかく健康を維持し、お遍路を回れる体力をつけ、勉学にはげみ、無駄に怒らず、しなやかにこの1年を生きていきましょう。

今年の初舞台は、1月11日(祝・月曜日)午前11時より。

阿波十郎兵衛屋敷にて、定期公演『傾城阿波の鳴門』を語らせていただきます。

稽古するほど難しく、終わりのない義太夫の道。だからこそ面白い!

今年はいろんなところで自由に公演できるようになりますように。

海外公演もできますように!

 

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