27日木曜日は、サンクスギビング(感謝祭)。
日本のお正月のように、街はひっそり。
普段は離れている家族が集まって食事を共にする日とあって、おとなりも朝からわさわさと車が出入りしている。娘さんが帰ってきたのかな。
そうはいっても私たちにはただの休日。
特に何の予定も入れていなかったのだが、つい先日のこと、お迎いのご主人がケーキを片手にやってきて「もしもサンクスギビングに特別に予定がないようならうちで一緒に食事でもいかがですか?」と誘ってくれたのだった。
ご主人の名前はケビン。奥さんのキャロリンは5歳を筆頭に3人の子育てに追われる若くてかわいらしいママ。
6月頃、私がせっせと庭の手入れをしていたときキャロリンに声をかけられたのが知り合ったきっかけだった。
それから何度となく顔を合わせてはおしゃべりをするようになり、Pちゃんにも紹介して交流が始まったというわけ。
最近は寒くなってあまり顔を合わせなくなっていたけれど、そこにうれしいサンクスギビングのディナーのお誘い。ご近所づきあいは大切だし、何より近所に親しい友人ができるのはうれしいこと、「是非!」とふたつ返事でOKした私。
子どもたちがまだ小さく夜が早いこともあって、ディナー開始は4時半。
私は前菜にスモークサーモンとチーズときゅうりのミニ巻き寿司を作って持っていった。
テーブルにはキャロリンお手製の伝統的なサンクスギビングの食事が並べられ、子どもたちも席についてケビンがお祈りを始める。
「神サマ、愛する家族と良き友と迎える今日のディナーをありがとうございます。アーメン」(←超簡単)
そしていかにもアメリカの一般家庭のディナータイムが始まる。
ターキーのグリル&クランベリーソース、スィートポテト、ビーンズ、そしてキャロリン特製のパイナップルのケーキ(?)
同じ団地の家を持つ者同士、家にまつわるいろんな話、災難の話、はたまた家族や子育ての話など、おしゃべりに花が咲く。
食事に飽きた子どもたちは家の中を縦横無尽に走り回り、“お客さん”のいるいつもと違う雰囲気に興奮気味。
そうこうするうちにだんだんその興味が私に向けられ、ちょっとかまってやるともう最後、止まらない。
「遊んで、遊んで」と離れないのだった。
う~ん、何故か昔から犬と子どもには好かれる私。
遊んでやるぞ光線が出ているのか、それともこっちが遊んで欲しいのがむこうにばれてるのか。
過激な遊びをしてくれると知っているのか、足を持って振り回したり無重力状態にしてやったりすると「もっとやって!」とまとわりついてくる。
彼らには「終わり」という言葉がない。
もう、こっちがヘトヘトや。
「椅子揺らして~」とせがんでいる図
ここの子どもたちは本当にのびやかに育っている感じ。
テレビを見せず、一緒に遊ぶ主義らしい。いい教育だ。
制御不能の子どもが3人もいるというのに、キャロリンはいたって温和で決して叱ったりしない。それを信じているから子どもたちも感情表現が豊か。
最近学んでいることを地で行くような家族だ。
ちょっと興奮しすぎて今日は夜更かし気味のふたり。このとき時刻は午後9時前。
リビングにいきなりシーツと枕を持ってきて大人のまんなかで「寝たふりごっこ」。
おやすみなさい!
午後9時すぎ、家に戻った私たちは久々に暖炉に火をいれ、ワインを開けてのんびりと残りのサンクスギビングを味わったのでした。
日本のお正月のように、街はひっそり。
普段は離れている家族が集まって食事を共にする日とあって、おとなりも朝からわさわさと車が出入りしている。娘さんが帰ってきたのかな。
そうはいっても私たちにはただの休日。
特に何の予定も入れていなかったのだが、つい先日のこと、お迎いのご主人がケーキを片手にやってきて「もしもサンクスギビングに特別に予定がないようならうちで一緒に食事でもいかがですか?」と誘ってくれたのだった。
ご主人の名前はケビン。奥さんのキャロリンは5歳を筆頭に3人の子育てに追われる若くてかわいらしいママ。
6月頃、私がせっせと庭の手入れをしていたときキャロリンに声をかけられたのが知り合ったきっかけだった。
それから何度となく顔を合わせてはおしゃべりをするようになり、Pちゃんにも紹介して交流が始まったというわけ。
最近は寒くなってあまり顔を合わせなくなっていたけれど、そこにうれしいサンクスギビングのディナーのお誘い。ご近所づきあいは大切だし、何より近所に親しい友人ができるのはうれしいこと、「是非!」とふたつ返事でOKした私。
子どもたちがまだ小さく夜が早いこともあって、ディナー開始は4時半。
私は前菜にスモークサーモンとチーズときゅうりのミニ巻き寿司を作って持っていった。
テーブルにはキャロリンお手製の伝統的なサンクスギビングの食事が並べられ、子どもたちも席についてケビンがお祈りを始める。
「神サマ、愛する家族と良き友と迎える今日のディナーをありがとうございます。アーメン」(←超簡単)
そしていかにもアメリカの一般家庭のディナータイムが始まる。
ターキーのグリル&クランベリーソース、スィートポテト、ビーンズ、そしてキャロリン特製のパイナップルのケーキ(?)
同じ団地の家を持つ者同士、家にまつわるいろんな話、災難の話、はたまた家族や子育ての話など、おしゃべりに花が咲く。
食事に飽きた子どもたちは家の中を縦横無尽に走り回り、“お客さん”のいるいつもと違う雰囲気に興奮気味。
そうこうするうちにだんだんその興味が私に向けられ、ちょっとかまってやるともう最後、止まらない。
「遊んで、遊んで」と離れないのだった。
う~ん、何故か昔から犬と子どもには好かれる私。
遊んでやるぞ光線が出ているのか、それともこっちが遊んで欲しいのがむこうにばれてるのか。
過激な遊びをしてくれると知っているのか、足を持って振り回したり無重力状態にしてやったりすると「もっとやって!」とまとわりついてくる。
彼らには「終わり」という言葉がない。
もう、こっちがヘトヘトや。
「椅子揺らして~」とせがんでいる図
ここの子どもたちは本当にのびやかに育っている感じ。
テレビを見せず、一緒に遊ぶ主義らしい。いい教育だ。
制御不能の子どもが3人もいるというのに、キャロリンはいたって温和で決して叱ったりしない。それを信じているから子どもたちも感情表現が豊か。
最近学んでいることを地で行くような家族だ。
ちょっと興奮しすぎて今日は夜更かし気味のふたり。このとき時刻は午後9時前。
リビングにいきなりシーツと枕を持ってきて大人のまんなかで「寝たふりごっこ」。
おやすみなさい!
午後9時すぎ、家に戻った私たちは久々に暖炉に火をいれ、ワインを開けてのんびりと残りのサンクスギビングを味わったのでした。