Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

バイク免許

2012-05-06 22:43:17 | アメリカ生活雑感
物心ついたときからずっとやりたいと思いつつ、やり遂げていないことがずっと心にひっかかていた。
それは、バイクの免許を取ること。
日本にいたときは、教習所に通う時間もなく、それよりもバイクに乗る時間も余裕も場所もなく、自然と優先順位が下がっていたけれど、
去年、ハーレーのツーリングに参加させてもらったときにこの情熱に再び火が灯った。
そのときにバイク野郎から教えてもらった情報によると、イリノイでは3日間でバイクの免許がとれるコースがあるというのでさっそく申し込もうとしたけれど、年内の予約はすでに一杯。

そして待つこと数か月、3月初旬にようやく2012年度のコース申込みがオープン。
ところが、申込み時間きっちりにオンライン接続したにもかかわらず、回線がすでに激混み状態で申込み画面に行きつかず、ようやくつながったときにはすでに2か月先(今週末)となってしまった。


かくして5月4日から3日間のバイク免許講習が始まった。
場所は以前通っていたこともある、うちから15分くらいのところにある大学のキャンパス。
金曜日は午後6時から10時まで。土曜と日曜は、午前10時から午後7時までというハードスケジュールだ。
一日目は、班分けとペーパーワーク、そしてテキスト講習とビデオ講習をみっちりと。
二日目は、午前中は前日に続いて教室での講習、そして午後からは外に出て実際にバイクに乗っての講習と続く。
講師陣はみな、ベテランのライダーかつ熟練のインストラクターで、かつ気さくで明るくこちらもすっかりリラックス。


実技では、エンジンのかけ方から始まり、クラッチチェンジ、足こぎ、などを延々と練習。何度も繰り返すうちに自然と筋肉が覚えていくのがわかる。
バイクで一番難しいのが低速での運転だとインストラクターも言っていたが、のろのろ走るときほどバランスがとりにくくこのあたりが一番緊張した。
その次に、足こぎからLowでのラン。このあたりからだんだん楽しくなってきた。
それからは徐々にスピードをあげて、直線、大きなカーブ、ターン、急ブレーキ・・・と練習していった。
途中で休憩をはさみつつも、連続6時間の運転はかなりこたえた。
何が疲れたって、クラッチを握る左手の親指の付け根と、長時間またがっていたせいでお尻がもうパンパンだ。


それでもやっぱりバイクは楽し~い!!
先生からも「乗りこなしが上手い」とお褒めの言葉をいただき、「Super Girl」(←おばはんやけど)と呼ばれてうれしかった



講習用のバイク。YAMAHA、HONDAから好きなタイプを自分で選ぶ。
私が選んだのは一番前のHONDAの中型。


受講者は圧倒的に男性が多く、女性は私を入れて4人。うち一人は途中で怖くなって脱落。
20代から上は60代くらいまでの幅広い年齢層。


★★

そして最終日3日目の日曜日。
疲れもすっかりとれ、午前中に行われた筆記試験も全員合格(・・というか、絶対合格になるしくみ)で
いざお楽しみ午後の実技講習と思いきや、天にわかにかき曇り雷がゴロゴロ鳴り始めた。
規則では雷が聞こえたら20分は講習を中断して天候の回復を待たねばならぬ。
仕方なく待つこと20分、やっと少し晴れてきたと思ったらまた雷が鳴り稲妻が走る。
講師陣が集まって下した決断は「荒天による中止」。この続きは来週の土曜日の特別講習に持ち越されることになった。
あーあ、せっかくもうちょっとで終了というところだったのに。残念。
この間にカンが鈍らないようにしないと。
Comment (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 仕事の切れ目が命の切れ目? | TOP | ドッグ・パークの屈辱。 »
最新の画像もっと見る

1 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (塩饅頭)
2014-04-06 13:14:45
記事読ませて頂きました!とても興味深いです。わたしも現在イリノイに住んでいて、バイクの免許を取りたいのですが、よろしければその三日間のコースの詳細を教えて頂けないでしょうか?!
返信する

post a comment