Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

2014年クリスマス

2014-12-30 00:41:55 | アメリカ生活雑感
今年は雪が降らない+寒くない12月だったので、Pちゃんが早めにHolidayライトアップをしてくれた。
雪がないから今一つ雰囲気が出ないのが不満・・・









そして・・・今年も同じポーズのGORO。

プレゼントちょーだい・・


サンタいらんわ

  
これやこれや、これ欲しかったんや。

    
没頭中


今年のDinner・・・

メインは、アーミッシュ・チキンの丸焼き(グリル)
ジューシーでおいしかった~!



このシーズンはドイツの「グリューワイン」(スパイシー・ホットワイン)を買いだめ。
毎年集めているシカゴのクリスキンドルのオリジナルマグカップで飲むのが我が家流。


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サンタ電車が素通りした件・・

2014-12-27 00:52:13 | アメリカ生活雑感
先日のシカゴツアーで、最も楽しみにしていた「サンタ電車」が時間通りに来なかったうえ、ホームを素通りするという最悪の事態に、どうしても納得できなかった私。
その日のうちにCTAにメールでクレームを入れた。
アメリカちゅうとこはいいかげんなことがよく発生するけれど、それを「ま、いいか」で済ませているとだんだんと感覚がマヒしてきて、こちらまでいい加減な人間になっていく。
だから、たとえ面倒くさくてもおかしいと思ったことはきちんとフィードバックしないといけないのだ。

私が書いたクレームの要点は、
1)どうしてそういう事態が起こったのか。
2)なぜその場で適切な説明がなされなかったのか。
3)これから何を信じればいいのか。


で、翌日に返事が来た。

Thank you for your comments. We apologize for your poor travel experience. Your information has been forwarded to the responsible General Managers for review and appropriate corrective action. Please note that the Red Line Holiday Train experienced delays due to a door problem on a train at 63rd on the evening of December 22nd. Due to this issue, the train was taken out of service.

Again, we are sorry for the inconvenience.

CTA FEEDBACK TEAM


「その日のサンタ電車は、63rd駅でドアの故障があり、その後の運行が不可能になった。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」
これだけかい?とガックリきたけれど、一応迅速に返答が来たことだけは評価してあげよう。
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郊外妻たちのためのシカゴ・クリスマスツアー

2014-12-24 16:44:01 | アメリカ生活雑感
あっという間に今年ももう年末モード。
この12月は全くというほど雪が降らなかった異常気象のシカゴ。30年ぶりの「雪なしの12月」だったそうだ。
去年は異常低温にスノーストームと大変な冬だっただけに、それはそれで肩透かしにあった気分。

今年はもうシカゴに出かけることもないかなと思っていた矢先、近所に住むある日本人の主婦友からこんな一言。
「シカゴに長く住んでいるのにまだ一度もシカゴのクリスマス見に行ったことない。今度ツアー組んで。いつか行きたい〜」

いやいや、まだ間に合いまっせ。
いつかなんて言わず、今年できることは今年のうちにしておかなきゃ。ということで、急きょあるツアーを企画してみた。
「郊外妻たちのためのシカゴ・クリスマスツアー」

去年、某TV局の仕事でコーディネートした内容をふまえて、半日でシカゴのクリスマスを堪能するという内容。
決行は12月22日、月曜日。
子供たちの学校もすでにお休みなので、お迎えの必要もなし。というわけで集まった4人の郊外妻たち、私のプリウス号でシカゴへと向かう。
お天気はあいにくの雨(でもこの日がサンタ電車の最後なので強行したのだが・・・)

正午。郊外を出発、約45分でシカゴダウンタウン着。
早速向かったのは、State通りにあるデパート「Macy's」。
このMacy'sは、昔は「マーシャル・フィールズ」と言う名の老舗デパートだったのだが、その後Macy'sに売却された。マーシャルフィールズはシカゴアンたちに長く親しまれていたため、いまだにこの名で呼ぶ人も多い。
さっそくMacy's7階にある「Walnut Room(ウォルナット・ルーム)」へ。
創業1907年、デパートの中にオープンした初めてのレストランで、当時から買い物客だけでなく多くのシカゴアンの癒しの場所になっている。なのに、この存在は意外と知られていないのが不思議。
ここのメニューのなかでも特に有名なのが、1890年から続く「チキン・ポットパイ」。当時ここの従業員であったMrs. Heringがお客に出して人気となり、それ以来レシピを守り続けているという母の味だ。
チキンと野菜の入ったホワイトスープをパイ皮で包んでオーブンで焼いたシンプルなもので、冬場はほっこりと体があったまり食欲もきっちりと満たしてくれるのがうれしい。



2階吹き抜けに飾られた巨大なクリスマスツリーが目を楽しませてくれる。


それにしてもこの日の混雑はすさまじかった。
1時すぎに行くと、フロアーにすでに長蛇の列。まるでディズニーランド状態。
22日といえばすでにクリスマスホリデーに入っているため家族連れも多く、買い物客ともどもごった返していて大変な騒ぎ。
なんとか列に並んでやっとのこと前に進んだと思いきや、「今並んでもらっても入れません。次にご案内できるのは6時半から7時の間になります」と店員に冷たく言い放され呆然。
じゃ、何かい?私たちも含めてこのず~~~っと後ろまで並んでいる人たちはここにたどり着くまでそんなことも知らずにただ時間を浪費したことになるのかい?
いかにも、こういうホスピタリティーのなさがアメリカらしい。日本なら「ここからうしろはこの時間にはお食事ができません」と並んでいる人に説明に来るのが当たり前。
でも、そんな「当たり前」はここにはない。長く住んでいると、こんなことに腹を立てる気もしない。
それどころか、私にはもう一つの秘密の鉄則がある。


アメリカでは一人の言ったことを絶対信じるな
である。
まったく無責任なウソを平気で言うやつのいかに多いことか。そもそも、自分には関係ないもんねー、という基本姿勢なのだから。
そこで、再度違う店員をつかまえて「6時半まで入れないって聞いたけれど本当なの?」と問いただしてみたところ、
「Barなら(未成年がいなければ)待てば入れますよ」という返事。
ほらね?
すぐにBarに走りいかにも責任者ぽいオネエさんに「大人4人、Barで食事したいからよろしく!」と告げてすぐに名前をリストに入れてもらった。自ら動いた人間のみが目的を達成できる仕組みなのよね、アメリカってとこは。



ようやくありついた噂のチキンポットパイ($12)。味は・・・「別に普通だよね」で意見が一致。
しかも、“作りだめ”しておいてチンしたのが丸わかり

ここでかなり時間をロスしたため、Macy'sを出たのは3時半ごろ。
雨もちょっと本降りになってきて外はもう薄暗くなっていた。

次に立ち寄ったのは、ミレニアムパークのミシガン通りを挟んで向いにある「シカゴ・カルチュラルセンター」。
1897年に町の最初の図書館としてオープンした、シカゴの歴史的建造物のひとつ。
現在は旅行客のためのビジターセンターを含む多目的なホール&文化施設として使われており、無料で様々なプログラムが楽しめる。
インターネットも接続放題で、ちょっと歩き疲れて休憩をとりたいときにボーっとするには最適な穴場的場所だ。
ここの3階の「Preston Bradley Hall」にあるティファニー製ドームは3万のガラス片からできており、直径11.5mと世界最大。




そのまま「シカゴ美術館」へとミシガン沿いを歩き、あの狛犬ならぬ「狛獅子」前で記念撮影。
このライオンはシカゴのトレードマークともなっていて、季節ごとに装いを替えて旅行客の目を楽しませてくれる人気者。
今の季節はホリデーバージョン。




このあたりから雨がひどくなり、やむなくぶらぶら歩きを断念してタクシーで「トランプタワー&ホテルへ」。
このタワーのエレベータのうちの一基が、このシーズンは本物のジンジャー・ブレッドで覆われる「ジンジャーブレッド・エレベーター」になるのだ。
これも実は、あまり誰にも知られていないシカゴ名物。
なんでもっと宣伝しないのかが不思議。(居住者に気を遣っているのかも)



中はこんな感じ。全て本物でできていて甘い匂いが・・・



セルフィー棒を使ってクリスマスツリーと一緒に記念撮影。うまく使えずにすったもんだ大盛り上がりの巻。


トランプのあとはまたステート通りに戻り、再び「Macy's」の有名なホリデー・ショウウィンドウちら見しつつ、いよいよ本日のメインイベント「サンタトレイン」へいざ!
このサンタトレインというのは、シカゴの地下鉄会社のホリデー企画で、電車の車輛にサンタさんが乗った車両を連結して走る電車。毎日違う路線でしかも一日に数本だけ走るので、見かけた人は超ラッキー。
そこで、前々からネットでこの日サンタ電車が出現する場所と時刻を念入りに調べあげておいた。
計画は、この日のルート“Red Line”のLake駅でサンタ電車を待ち受け、ここから乗車して北上、バーモント駅までいったところで再びループに引き返すというもの。
Red Lineはダウンタウン内では地下を走るルートだが、北上するにつれて地上に出る。この時にホームからシカゴのダウンタウンの夜景をバックにサンタと写真を撮るのが私のたてた完璧な作戦だった。

しか~し。である。
ラッシュアワーでごった返すLake駅で待つこと10分、このサンタ電車が待てど暮らせど来ない。
「あと5分」と掲示板に出るのに、その後は「63rd駅でドアの故障が見つかり到着が遅れています」のサインが出るだけ。
仕方なくカメラをいじっていると、Eちゃんが「あっ」と小さな叫び声をあげた。

「あれじゃない~??」

見ると、何の前触れもなしにキラキラ光る物体がこっちに向かって走ってくるじゃあーりませんか。
それは紛れもないサンタ電車。
すごい勢いでホームになだれ込んだかと思うと、たった2両編成のその光る物体はそのまま駅を通過。


え?な・何?

一瞬目の前で起こったことが理解できずに戸惑う人たち。
ホームでカメラを構えていた、いかにもサンタ電車目当てだった親子連れも「今のがサンタ電車だったよね。でも行っちゃった」と呆然としている。
その後係員に事情を聞こうにも、日本と違ってホームに当てになる人が誰もいない。
またかよ、アメリカ!
この一瞬のために私たちは郊外からわざわざやってきたといふのか??
そんでもって、払わなくてもいいFeeを払ったと?(もちろん返金されるはずもなし)
しばらくなすすべもなくホームにたたずんでいたものの、もう戻ってくる気配もない。
サンタ電車がだめならサンタバスだ!と、予定はしていなかった「サンタバス」を捕まえる作戦に変更。スケジュールによると、最終のサンタバスがネイビーピアから6:30pmに出発し、ユニオンステーション方面に向かうらしい。
そこで私たちは雨の中、ミシガン通りでこのバスの到着を待つことに。
待つこと約15分、“124番”のバスがやってきた。

めっちゃ普通のバスやん・・・!

嫌な予感は的中した。
バスドライバーに「サンタバスはどうなったの?」と聞いても、「知らなーい」との返事。
バス会社に問い合わせたけれど、「サンタ?What?何のことだかさっぱり」と話にならん。

シカゴ市よ。CTAよ。
冬のシカゴを売り込みたい気持ちも痛いほどわかる。
ホリデーイベントを考えるのもいい。
それなら、ちゃんと予定通りに事を実行しろー!
そして全ての従業員と情報を共有しとけー。
ったく、全てにおいて仕事が甘い!


これが「来るはずだった」サンタバス 

サンタに立て続けにふられた私たちは、かなり凹みつつもこの日最後のアトラクションへ。
やってきたのは1996年から始まった本場ドイツのクリスマス市「クリストキンドル・マーケット」。
シカゴに住んでいながら意外と行ったことのない人が多いイベントの代表格ともいえる。(今年からOak Brookでも開催されている)
先週来たときは温暖だったこともあって激混みだったけれど、この日はあいにくの雨とあってさすがに人も少な目。



一番楽しみにしてたのが、あの名物「ホットワイン」。と・こ・ろ・が~
なんと、お目当てのワインマグがすでに品切れ状態だといふではないか!
聞けば、すでに先週の水曜日でout of stockになったとのこと。
まだ開催期間1週間を残して何とお粗末なんでしょう・・・と空いた口がふさがらぬ。
すっかりワインそのものまで飲む気を喪失し、失意のうちに雨のデイリープラザをとぼとぼと後にする。
なんて日だ


サンタ電車にもバスにもふられ、やけくそでサンタとだけは写真を撮った(笑)

★★

午後7時半すぎ、今日予定していたプログラムはすべて終了♪


 


最後はダウンタウンのドイツレストラン「Berghoff」で温まりつつ、楽しい食事★


楽しみにしていたものに次々とふられっぱなしの悲しい企画になってしまって、なんだか申し訳ない気持ち。
これをふまえて、来年はもっと楽しいツアーを企画します。

今日のLesson
1)クリスマス直前は避けて、学校が休みに入ったすぐあたりを狙う。
2)サンタトレインはBlue, Brown, Greenを狙う。
3)天気予報を信じる(笑)


またみんなで行こうね!
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クッキー交換会 (Cookie Exchange)

2014-12-19 16:05:31 | アメリカ生活雑感
12月ってどうしてこんなに公私ともにイベントが多いんだろう。
“師走”って本当に文字通りだと実感するこの頃。

先日、日本人のお友達のうちの「クッキー・エクスチェンジ」に初めて参加した。
このクッキー交換会というのは、仲間同士が集まって自分の焼いたクッキーを交換し合うというアメリカのホリデーシーズンの伝統行事。
クッキーを交換するという主目的よりも、たまには集まっておしゃべりを楽しみしましょうよ、という意味合いのほうが大きい。

甘いものに全くといっていいほど執着もない私は、お菓子を自分で作る、焼くという行為が大の苦手。もちろんそれを他の人に食べていただくなどもってのほか。
そういうわけで今まではこの会には参加せずにきたけれど、今年は特別な理由もありぜひ参加したかったので“行きます”の返事をしてほとんど人生初のクッキーに挑戦。
クックパッドをみて、できるだけ簡単そうなものを選び、失敗しないようにテストまでして焼いてみたのがこれ。



ドイツのクリスマス定番クッキー“Vanillekipferl(バニラ風味の角型クッキー)。”

このアルミの入れ物は、数年前にPちゃんのバークレー時代の指導教授であるハーブ教授の奥様、エミリアがドイツのクッキーを焼いてくださったときの容器。
Pちゃんの両親が住むドイツ・アーヘンの世界遺産、市庁舎がかたどられている。



みんなの焼いたクッキーはご覧のとおり。










そしていつもながらお友達の見事なまでのテーブルセッティング。










まさにため息もの。
ここまでのデコレーションは私などには到底まねできない。
お友達の家にご招待いただくたびに、その人のあふれんばかりのホスピタリティーとセンスを体いっぱいに感じる。
人をお招きするという事は、自分の心の中を見せるという事。
本当にお見事。
そしていつまでもいたくなる楽しい企画もあって、和やかなランチタイムをゆったりと過ごした。

Hちゃん、ありがとう 




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クリストキンドル・マーケット~ドイツのクリスマス市

2014-12-16 15:02:11 | アメリカ生活雑感
今年も行ってきました、クリストキンドルマーケット。
http://www.christkindlmarket.com/en/

毎年この時期、ドイツ、ニュルンベルクのクリスマス市場がそのままシカゴのど真ん中にやってくるのだ。
今年のシカゴは、昨年の今頃に比べると異常なほど温暖で、先週末などは最高気温が9℃にまであがったほど。氷点下にならないシカゴの冬なんて、なんだか冬っぽくないのだがこういう屋外でのマーケットをぷらぷらするにはもってこい。
というわけで、急きょふたりで恒例のクリスキンドルツアーへ。






皆同じことを考えるのか、会場は惜しくらまんじゅう状態だった。


「不細工なクリスマスセーター(Ugly Sweater)」というのはあるけれど、クリスマスパジャマ?のカップル。


  

本場ドイツからやってきたさまざまな工芸品、お菓子、アルコール類の屋台が50軒以上ぎっしり並ぶ。



毎年の楽しみは、名物の「ホットワイン」をその年オリジナルデザインのマグカップで飲むこと。
強者になると過去のマグカップを持ってきて、中身だけ注いでもらう(リフィルだけは6ドル)
左から2013年、2007年、そして一番右は2014年。

   


まぁなんですな、私にとってこのクリストキンドルマーケットは、「えべっさん」に行くような感覚。
人ごみの中をかき分けかき分け、来年の無病息災をシカゴの街にお祈りしてきたのでした。


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黒人は虫けらなのか?

2014-12-10 15:54:38 | アメリカ生活雑感
今、アメリカは荒れている。
黒人に対する白人の憎悪が、ここしばらくないほどに膨れ上がっている背景には、どうやら黒人初の大統領となったオバマ大統領への憎しみがあるようだ。
米ブルームバーグの最新の世論調査によると「オバマ氏が大統領になって人種間の対立が悪化した」と回答した人が53%と過半を超え、人種別では白人で56%、黒人で45%が悪くなったと答えた。変わらないが36%。少しよくなったが6%、かなりよくなったは3%にとどまったという。

今年の8月、米ミズーリ州ファーガソンで18歳の黒人、マイケル・ブラウンさんが友人と一緒にコンビニエンスストアから自宅に帰る途中、ダレン・ウィルソン警察官(28)と言い合いになった。その後警察官ともみあいになったブラウンさんは現場でその警官に撃たれて死亡した。ブラウンさんはその二日後に大学入学を控えていた前途ある若者だった。
同州の大陪審が警官を不起訴とする判断を下したことを受け、ファーガソンではデモ隊の一部が暴動に発展した。

11月、オハイオ州クリーブランドでは、模造銃で遊んでいたタミル・ライス君(12)がおもちゃのピストルを公園でもっていただけで、いきなり警官に射殺されるという事件が起こった。

そしてさらに、ニューヨーク・スタテン島でも無抵抗の黒人男性が警察官数人に取り囲まれて、そのうちの一人に首を締め上げられて死亡するという事件の映像の一部始終がソーシャルメディアに流れて再び大きな抗議行動へと発展した。
ニューヨーク市警では警官による首絞めを禁じており、これは明らかに規定違反であり「殺人」行為。亡くなったエリック・ガーナーさんはぜんそく持ちだったこともあり、けい動脈圧迫が死につながったとみられている。

この事件は昨年の7月に起こったもので、1年以上もたって初めて明るみになったのは「証拠映像」がさまざまなソーシャルメディアに出回ったことにある。
つまり、「撮影されていたから」明るみになったわけで、そうではない闇に葬られているケースが一体どれほどの数に及ぶのかはまったく想像できない。

シカゴでもあちこちで抗議運動が続いていたが、なんだかそれを見ていてもただただむなしくなるばかりだ。


アメリカに住んでいて最近つくづく思う。

アメリカでは黒人には人権はないも同然だ。
そして、これは永遠になくならないのだ、と。
悲観的なようだが、これだけはもう首を横に振るしかない事実だ。
どんなにきれいごとをいったところで、差別はなくならないのだ。
50年たって、黒人への殺戮方法が変わっただけ。木に吊るされるかわりに、銃で撃たれるようになっただけだ。

先にも述べたが、これはオバマ大統領になって加速したといえる。

どんなに正しいことをやっても、景気が回復しても、失業率が改善されても、ガソリン価格が下がっても、オバマのやったことはすべてが気に食わない連中が、中間選挙で勝ってしまった。
共和党の雑魚どもは、心のどこかで「この黒人野郎め」と舌打ちしながら、オバマ大統領がアメリカを前進させようとすることを力づくで阻もうとしているのだ。
この憎悪の炎は、本当に醜い。

ブッシュのやったことを見てみぃ?彼らの政権の人たちはみな〝War Criminal(戦犯)"じゃないか。
どんなアホでも白人はいいのである。
本物の銃を警官に向けても、警官は撃たずにこういうのだ。
「話し合おうじゃないか」と。



(c) 2014 Cable News Network

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12月は走る。

2014-12-03 16:47:32 | アメリカ生活雑感
サンクスギビングが終わったシカゴには、毎年一大イベントが待ち受けている。
世界最大級の「RSNA2014(北米放射線学会)」が12月1日から5日間開催され、世界各国から医療関係者がシカゴに大集結するのだ。
その数なんと、約6万人!
この週はシカゴが外人(?)だらけになり、ホテルやレストランは数か月前から予約で超満員、一般の人たちが予約を入れる余地もないほどだ。
特に今年は第100回という節目にあたるため、通常よりも参加者が多いのだそうだ。
そういえば、去年もこの時期日本レストランに行ったら背広を着こんだいかにもその方面の方、といった日本人が大勢で飲んでいたっけ。

さて、今年私は、この学会に自社の製品を展示・販売する日本の某大手メーカーの事務局お手伝いをするため、4日間シカゴのホテルに滞在することになった。
仕事内容は、ちょっとした通訳やレストラン予約、事務局本部のメンテナンス(軽い食事や飲み物の用意)、ホテル内の会議室で行われる各種会議のセッティングとそれらの確認、その後行われる商談Dinner Partyのセッティングや飲食の手伝い・・・・といった雑用一般。
とはいえ、朝は7時すぎから毎日入れ替わり立ち替わり会社の人たちがやってくるので目の回る忙しさ。ゆっくりランチを食べる暇もないほど。
まさに怒涛の4日間だった。



ホテルの部屋からシカゴ川がきれいに見える

この学会・展示会に参加するメーカー側の主目的はもちろん自社製品の売り込み。
普段はなかなかお目にかかれないトップドクターたちとアポイントをとりつけ、あの手この手で接待して商談をまとめようという気合がまたすさまじい。
もちろん彼らは1週間のシカゴ滞在の間、市内を観光して歩く暇など微塵もなく、毎日が会議→接待の繰り返し。いったいいつ寝ているのだろう?
朝早くから目を真っ赤にして事務局でカップめんをすするという、まさに“ザ・ニッポンのサラリーマン”の姿を久しぶりに見た気がする。

さて、私はそうはいってもせっかくシカゴに滞在するのだからもちろんこの機会を利用して夜はライブを見に出かけた。
この時期はどこのライブハウスもコンベンション客を狙って一流どころをそろえて待っているので、こちらもうひゃうひゃだ。


第1日 11月28日(金)


大好きなルリー・ベルを見にBLLUESへ。



そんでもって大好きなドラマーのウィリー・ヘイズと久々にツーショット写真を撮り・・


彼の奥さん、デビーとも久しぶりにいっぱいおしゃべり。
結局なんだかんだと帰れなくなって最後まで。ホテルに戻ったら2時半過ぎだった・・・



第2日 11月29日(土)

 

昨夜と同じBLUESへ、デミトリア・テイラーを見に行く。
彼女とは今年の夏一緒に青森のブルース・フェスティバルに行った仲。
私の撮る写真を何故か気に入ってくれていて、近々作る新しいホームページ用にステージ写真を撮ってほしいと正式に頼まれていたのだった。
今晩のデミトリアは気合が入っていた。のどの調子がここ数日悪いらしくしんどそうだったけれど、それでもあれだけの盛り上げてしまうのはさすがだ。
そんでもって、やっぱり2時ごろまで。





第3日 11月30日(日)

この日はT社のPartyのお手伝いが夜遅くまであり、それが終わってから仲間とホテルのバーで一杯・・
のつもりが、2杯、3杯になり、結局1時半。


今年の冬初のシカゴ名物“Hot Toddy”(ウィスキーのお湯割り+はちみつ+レモン)



~翌日をもって一応私のお手伝い期間は終了し、久々に家でゆっくり寝たおした。



12月2日(火)は、昼間は家でお仕事もろもろ。夜からまたシカゴへ。
今日は絶対にはずせないカルロス・ジョンソンのライブを見に出かけるのだ。
彼のバンドともこの夏は青森で一緒だった。みなさんと久々の再会!


 
客席を回ってソロを弾きまくるカルロス。
私に気づいて熱のこもったソロをたっぷりと捧げてくれた。彼の心の声をひとりで受け止めてニヤニヤしてしまった。

1stステージが終わった休憩時間に、今年のジャパン・ブルースフェスティバルのDVDをやっと渡すことができた。
「最後までいるかい?」と聞かれたので
「今日はお客さんと一緒だからあと3~40分で出てしまうかも」と言うと、
「次のステージで2曲くらい聞いてから帰ってよ。君のために歌うから」と優しいお言葉。
その言葉通り、2ndステージでは即興のブルース。

「ショーコ、そこに君の笑顔が見えるよ~♪」
いやぁ、とろけそうでした。なんたる贅沢。ありがとう、カルロス。



昨日まで一緒に机を並べて仕事をしていたT社のH氏と3人で最後に記念写真。彼は大のブルース好きでほぼ毎晩シカゴブルースを一人で堪能しているという。
この日のライブを先日お勧めしたところばったりと入口で遭遇し、一緒に最後までライブを楽しんだ。

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