チューブ・カットのウルグアイ盤で一番美味しい要素は何と言ってもヴォーカルだ。真空管ならではの太くねっとりした音で再生される人間の声の生々しさが何とも気持ちエエのである。で、ヴォーカルと言えばジョン・レノン! ということで今日はウルグアイ盤で聴くジョンのソロ3連発をいつものようにB-SELS店主Sさんとの会話形式でお届けします。
Sさん:「Mind Games」の針飛び、直しておきましたので聴いて下さい。
私:ありがとうございます。(お店のスピーカーからA①「Mind Game」の針飛びのあった箇所が流れる...)あれ? 飛ぶどころか、“ポン!” というポップ音すらしませんやん。一体どーなってますの?
Sさん:何でもかんでもこうはいきませんけど、これはホンマに上手いこと直せたんですわ。会心の出来です。
私:へぇ~、ビックリです。まるで魔法を見ているみたいですよ。ホンマにありがとうございました。
Sさん:いえいえ、喜んでいただけるのが何より嬉しいです(^.^)
私:それにしてもエエ音してますね。「Mind Games」ってこんなにええアルバムやったんかと思わされましたわ。
Sさん:内容がこの音に合ってますよね。どこまでも伸びていく音というか...
私:これはもう間違いなく真空管の音ですね。
Sさん:A②「Tight A$」のギターの音が良いですねぇ... 「Mind Games」ってこんなにギターを聴かせるアルバムでしたっけ(笑)
私:A⑤「Freda People」の音が分厚いですね。
Sさん:何かもうたまりませんね。温かいですよね。(2人ともしばらく黙って音に聴き入る...)B③「Only People」で音が気持ち良いくらいにフワーッと広がりますね。
私:B⑥「Meat City」 キター!!! これぞジョンのロックンロール!!!
Sさん:ホンマにカッコ良いですね。アルバムの最後が「Meat City」で終わるところが良いんですよ。初期ビートルズの「Twist And Shout」や「Money」のように、最後をジョンの豪快なロックンロールでシメるというのがたまりません。
私:コレ、実はアウターのビニール・カヴァーが無いせいか、たったの$18でしてん。じゃあ次は「Rock 'N' Roll」いきましょか。
Sさん:UKマトですね... さて、音の方は、と...
私:ガッツありますねぇ... (≧▽≦)
Sさん:ウルグアイはUKマトの音も良いですねー
私:プレスが良いというのもあるんでしょうね。
Sさん:ダイナミックな音ですねぇ...(と感心しきりのご様子)。
私:やっぱりUK盤と音が違いますね。
Sさん:私もそう思います。ちゃーんとウルグアイの音になってますね。
私:機材とかコード類で音が変わるんでしょうね。
Sさん:同じUKマトなのに、不思議ですねぇ。
私:この音でジョンのヴォーカルが聴ける喜びヽ(^o^)丿
Sさん:この声は無形文化財ですからね。イギリスの人間国宝ですよ。
私:B⑤「Ya Ya」、ドラムの響きが良いですねー(^.^) ヴォーカルは言うまでもないですが、演奏もキリッと屹立して聞こえるので圧が凄いんですよね。
Sさん:バスドラの音とか凄いです。音そのものはUKの方が洗練されてるんですけど、ウルグアイの方は何とも言えない手作り感があって、その何とも言えない温かみがジョンの声とめちゃくちゃ合ってるんですよね。
私:「Rock 'N' Roll」の各国盤の中では一番のお気に入りです。じゃあ最後はこの「Shaved Fish」で。
Sさん:おぉ、これはディフ・ジャケですね。
私:カッコエエでしょ?
Sさん:ええ、それに独自マトなんですね。変わったマトですねぇ...
私: それと、センター・レーベルのリンゴの白い切り口の方がA面で、グリーンの方がB面なんですよ。最初はビックリしました。
Sさん:ホンマですね。これは珍しい...
私:これね、ウルグアイのセラーがNMやて言うから買ったら盤にシミがあって、最初鳴らした時はその部分で結構ノイズが出たんですよ。で、めっちゃ腹が立って、例の超音波洗浄機で盤を回転させずにシミの箇所を集中的に1時間ほど超音波攻撃したったんです(笑) そしたらほとんどノイズが出ぇへんようになりましたわ。
Sさん:よかったですねぇ... 盤をクリーニングしてノイズが取れた時の嬉しさといったらないですもんね。
私:そーなんですよ。じゃあ聴きましょか。音よろしいで...(^.^)
Sさん:音の伸びが違いますね。スネアの音なんか最高ですよ。
私:ジョンの声もエエでしょ?
Sさん:音にチカラが漲ってますね。
私:この音はB面の曲に特に合うんですよ。
Sさん:音に隙間がないというか、聴いていてとても気持ちの良い音です。
私:でしょ? 今日聴いた3枚共にジョン・ソロの各国盤の中では一番好きな音なんですよ。この3枚に出会えただけでもウルグアイ盤にハマった甲斐があったっちゅーモンですわ。
Sさん:「Mind Games」の針飛び、直しておきましたので聴いて下さい。
私:ありがとうございます。(お店のスピーカーからA①「Mind Game」の針飛びのあった箇所が流れる...)あれ? 飛ぶどころか、“ポン!” というポップ音すらしませんやん。一体どーなってますの?
Sさん:何でもかんでもこうはいきませんけど、これはホンマに上手いこと直せたんですわ。会心の出来です。
私:へぇ~、ビックリです。まるで魔法を見ているみたいですよ。ホンマにありがとうございました。
Sさん:いえいえ、喜んでいただけるのが何より嬉しいです(^.^)
私:それにしてもエエ音してますね。「Mind Games」ってこんなにええアルバムやったんかと思わされましたわ。
Sさん:内容がこの音に合ってますよね。どこまでも伸びていく音というか...
私:これはもう間違いなく真空管の音ですね。
Sさん:A②「Tight A$」のギターの音が良いですねぇ... 「Mind Games」ってこんなにギターを聴かせるアルバムでしたっけ(笑)
私:A⑤「Freda People」の音が分厚いですね。
Sさん:何かもうたまりませんね。温かいですよね。(2人ともしばらく黙って音に聴き入る...)B③「Only People」で音が気持ち良いくらいにフワーッと広がりますね。
私:B⑥「Meat City」 キター!!! これぞジョンのロックンロール!!!
Sさん:ホンマにカッコ良いですね。アルバムの最後が「Meat City」で終わるところが良いんですよ。初期ビートルズの「Twist And Shout」や「Money」のように、最後をジョンの豪快なロックンロールでシメるというのがたまりません。
私:コレ、実はアウターのビニール・カヴァーが無いせいか、たったの$18でしてん。じゃあ次は「Rock 'N' Roll」いきましょか。
Sさん:UKマトですね... さて、音の方は、と...
私:ガッツありますねぇ... (≧▽≦)
Sさん:ウルグアイはUKマトの音も良いですねー
私:プレスが良いというのもあるんでしょうね。
Sさん:ダイナミックな音ですねぇ...(と感心しきりのご様子)。
私:やっぱりUK盤と音が違いますね。
Sさん:私もそう思います。ちゃーんとウルグアイの音になってますね。
私:機材とかコード類で音が変わるんでしょうね。
Sさん:同じUKマトなのに、不思議ですねぇ。
私:この音でジョンのヴォーカルが聴ける喜びヽ(^o^)丿
Sさん:この声は無形文化財ですからね。イギリスの人間国宝ですよ。
私:B⑤「Ya Ya」、ドラムの響きが良いですねー(^.^) ヴォーカルは言うまでもないですが、演奏もキリッと屹立して聞こえるので圧が凄いんですよね。
Sさん:バスドラの音とか凄いです。音そのものはUKの方が洗練されてるんですけど、ウルグアイの方は何とも言えない手作り感があって、その何とも言えない温かみがジョンの声とめちゃくちゃ合ってるんですよね。
私:「Rock 'N' Roll」の各国盤の中では一番のお気に入りです。じゃあ最後はこの「Shaved Fish」で。
Sさん:おぉ、これはディフ・ジャケですね。
私:カッコエエでしょ?
Sさん:ええ、それに独自マトなんですね。変わったマトですねぇ...
私: それと、センター・レーベルのリンゴの白い切り口の方がA面で、グリーンの方がB面なんですよ。最初はビックリしました。
Sさん:ホンマですね。これは珍しい...
私:これね、ウルグアイのセラーがNMやて言うから買ったら盤にシミがあって、最初鳴らした時はその部分で結構ノイズが出たんですよ。で、めっちゃ腹が立って、例の超音波洗浄機で盤を回転させずにシミの箇所を集中的に1時間ほど超音波攻撃したったんです(笑) そしたらほとんどノイズが出ぇへんようになりましたわ。
Sさん:よかったですねぇ... 盤をクリーニングしてノイズが取れた時の嬉しさといったらないですもんね。
私:そーなんですよ。じゃあ聴きましょか。音よろしいで...(^.^)
Sさん:音の伸びが違いますね。スネアの音なんか最高ですよ。
私:ジョンの声もエエでしょ?
Sさん:音にチカラが漲ってますね。
私:この音はB面の曲に特に合うんですよ。
Sさん:音に隙間がないというか、聴いていてとても気持ちの良い音です。
私:でしょ? 今日聴いた3枚共にジョン・ソロの各国盤の中では一番好きな音なんですよ。この3枚に出会えただけでもウルグアイ盤にハマった甲斐があったっちゅーモンですわ。