津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■江戸城百人組番所

2016-07-18 17:55:22 | 熊本地震

                 

 旧江戸城の遺構として、百人番所が残されている。これがいつの時代のものなのか、最初はいつ建てられたのか記録に行きつかない。

万治二年(1659)細川藩は、この百人(組)番所と、二の丸・蓮池・喰違の石垣の普請を命ぜられ、3月12日には藩主・綱利も出席して鍬入れの式が執り行われている。
采配したのは有吉頼母・長岡(沼田)勘解由である。大変財政がひっ迫している中苦労しての工事であったが、7月半ばに完成を見た。
今日7月19日、有吉・長岡の両人は工事の成就を祝い、銀100枚と時服10宛てを拝領しまた家臣たちにも賜り物があった。
工事金額銀218貫449匁、米3595石であったという。
また、江戸へ派遣された人たちも難儀し、侍衆の借銀が585貫になったと記されている。

このようにして完成した工事であるが、今に残る百人番所については、攻城団編集部さんのブログ「江戸城・百人番所」に詳しい。

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■大河ドラマ「秀次の死」

2016-07-18 09:29:49 | 徒然

 今年の大河はなんとなく見ている。真田氏についてはよく知らないからかもしれない。
回を重ねて昨日は秀次の死、殺生関白と世上伝えられる秀次が、三谷幸喜氏の脚本により新たな人物像になった。 
私はあまり史実が歪められて描かれる映画やドラマなどはあまり好まないのだが、演者の名演技も相まってなかなか好ましいものに思えた。
大河ドラマ出身で現在活躍する女優・俳優が多く見受けられるが、この秀次役の新納氏は鹿児島島津家の重臣新納なにがしの子孫だと聞くが、この俳優もブレイクする予感がある。
近々このドラマに女優橋本マナミさんが演じるガラシャ夫人が登場するらしいが、これも楽しみではある。
真田本流よりも脇で起こる事件に登場する人たちの演技が興味深い。今年のドラマは、休むことなく大団円を迎えるまで拝見することになりそうだ。 

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■開かずの段ボール箱

2016-07-18 09:02:28 | 徒然

 引っ越し後史料や本の整理をしているが、行方知れずのものがいろいろあって難儀している。
どうやら4~5個ある開かずの段ボールの中だろうと推測はつくのだが、収納する本棚がなくて開くに開けない。
押入れのなかの段ボール本棚は、本の重みに耐えかねてつぶれかかっている。あのデカイ注文品の本棚が運び出せなかったのが何とも残念の極み。

一昨日倉庫を占領していた長男のドラムセットを処分するというので、ハードオフに持ち込んだ。
その時間の合間に店内を回っていたら、良い塩梅の本棚を発見、その時はそのまま帰宅したがどうも気になっている。
別段新品である必要もなくかなり心が傾いている。今日は良い天気、またあの店を訪ねてみようかと思っている。 


 

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