津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■寛延という年

2016-07-12 15:45:09 | 歴史

 今日7月12日は延享が寛延と元号が変わった日である。桃園天皇即位による代始改元だが、あいも変わらず幕府の横やりで日延べになりながらの今日になったとされる。4年の10月27には宝暦に改元されるから、年号としては3年4ヶ月余と短いものであった。
将軍は徳川家重、熊本藩主は細川重賢である。

延享という年は細川家にとっては藩主宗孝が江戸城中で、板倉修理勝該に切られて亡くなるという不幸な事件があった。
それを受けて弟主馬が襲封した。八代藩主重賢(28歳)である。寛延3年には久我右大臣息女・由婦姫と結婚、藩主の慶事とともに藩政改革が宝暦改元とともに進められていくことになる。寛延という年は、肥後藩にとってはまさに時代が大きく変わる節目であった。

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