大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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ロシア オスカー級巡航ミサイル原子力潜水艦

2018年03月09日 09時08分54秒 | 古いシリア戦場ライブ・ロシア軍・フーシ、イエメン・アフリカ・北南米情勢

ソ連海軍第3世代の巡航ミサイル原潜(SSGN)であり、大射程のP-700「グラニート」(SS-N-19「シップレック」)対艦ミサイルを24発という極めて強力な対水上打撃力を備えている。

クルスク沈没事故と余波
2000年8月12日、オスカーII型の1隻、クルスク(Kursk)はバレンツ海において演習中、艦首魚雷発射管室で爆発が起こり、沈没した(乗員111名、司令部要員5名、便乗者2名、総員死亡)。ロシアにおいては、650mm対艦重魚雷、いわゆる「ウェーキ・ホーミング魚雷」の過酸化水素燃料の漏出・引火が有力な原因と見られている(西側では、スーパーキャビテーション魚雷「シュクヴァール」が爆発した、という見方もある)。ただしここまで被害が拡大した原因としては、魚雷発射管の扉の閉鎖が不完全であったことで、魚雷発射管内部で起きた爆発が艦外に向かわず室内方向に向かったこと、さらに本来であれば魚雷発射管室のみでとどまるはずの爆発が、艦内前方区画を貫通する換気ダクトを経由して司令室などにも衝撃波が伝わったため、司令室内の乗員が行動不能に陥り緊急浮上などの措置が取れなかったことなども大きく影響したという。
ロシア海軍は潜水艦救助艇3隻を現場海域に派遣し救助を試みたが、爆発の影響でクルスクの艦体後方のハッチが変形してしまっており、ロシア救助艇の装備では変形したハッチを開け脱出口を確保することができず、救助は難航した。最終的に事故発生から9日後の8月21日にロシアからの要請に基づきイギリス・ノルウェーから派遣された救助艇が飽和潜水による潜水作業員を進出させハッチを開けることに成功したが、既に艦体は完全に海水で満たされており、中の全員の死亡が確認された。

@そういう意味で有名な潜水艦です。現在6隻ほどが現行で潜って活動しています。北方艦隊2隻、太平洋艦隊4隻。