農業eランニング講座の企画委員という立場で、会議に出た。状況が呑み込見切れないまま、出席した。社団法人全国農村青少年教育振興会という、農水省の外郭団体というのでしょうか、会長は農水から天下りできているのじゃないかと思われる、団体です。参加していて少々失礼な言い方になっております。
詳細については、検討中のものを企画委員がこうした場で、公表してしまうのはおかしなことなので、公表できません。
農水省の有能そうな若い女性係長の説明によると、小泉首相の方針で、フリーターとか、ニートと呼ばれている、500万人と言われる人達の就職先に、農業を提案してゆこうと言うことになった。それにはインターネットを利用して行くのが、よい方法と思われるので、農業の講座をeーランニングで企画すると言う事らしい。単年度の予算で行われると言う事なので、先ず、小手調べと言う事なのでしょう。それで、私なりに平飼い養鶏の企画を立てて、参加をした。
厚生労働省の管轄である、ハローワークに来たフリーターや、ニートに、紹介してゆくと言う事らしい。ちょっと無理が感じられますけど。ハローワークにニートをどうやって連れて行くのだろう。それはいいとして、年間、12000人新規就農してもらう計画だそうだ。これもすごい数字だけれで、政府が出す数字というのは出来なかったとき、誰かが責任を持つのだろうか。
今「就農浪人」と言う言葉があるそうだ。農業研修施設で3年4年と研修しているけどスタートが切れない人の事らしい。私のところの見学に来る人でも、そうした人が何人かいた。こういう農業がしたいから農地を見つけてくれというので、ここではどうかと紹介すると。何か問題点を見つける。じゃぁーここじゃと次を紹介すると、新しい問題点が出てくる。全てクリアーしたようなところが見つかってこれでいいとなると、親や、兄弟、奥さんの問題など上手く次の課題が出てくる。
断定的に言うけれど、これが共通しているのが不思議だ。
就農準備学校を卒業して、農業につく人の数は5%だそうだ。これを逆算すると、24万人が農業に興味を持たないと、12000人が農業には着かないという事に成る。就農準備校にそんな定員はあるのだろうか。フリーターやニートのどれくらいの人が農業に興味を持てばいいのか。これが毎年だそうだから、なんか数字がおかしいように思う。
本当の所の就農できない理由を、もっと掘り下げて検討すべきだ。結論から言えば、「食べられない」の一語につきます。食べられるようになればいくらでも農業をやりたい人は出てくる。食べられない理由もこれもシンプルで、国の農業政策が、間違った方向に向いているからだ。工業製品や輸出産業を国の基幹産業と考えて、農業をないがしろにしてきた結果だ。
こんなに不平不満の私が、のこのこ上中里という所までに出かけていったのは、やはり、一人でも多く新規就農する人が増えて欲しいからだ。今回のプランで言えば私が理解できるのは、平飼い養鶏ということになる。平飼い養鶏のコースを取る人が、沢山現れて、始めたら、面白くて、ついつい最後まで勉強して、実践もやってみよう、と言うことに成ればと思っている。
しかし、この養鶏コースの講義内容を作るのは、畜産試験場の技官らしい。この先は、今はなんとも言えないが、私の立場で、最善は尽くしてみたいと考えている。
詳細については、検討中のものを企画委員がこうした場で、公表してしまうのはおかしなことなので、公表できません。
農水省の有能そうな若い女性係長の説明によると、小泉首相の方針で、フリーターとか、ニートと呼ばれている、500万人と言われる人達の就職先に、農業を提案してゆこうと言うことになった。それにはインターネットを利用して行くのが、よい方法と思われるので、農業の講座をeーランニングで企画すると言う事らしい。単年度の予算で行われると言う事なので、先ず、小手調べと言う事なのでしょう。それで、私なりに平飼い養鶏の企画を立てて、参加をした。
厚生労働省の管轄である、ハローワークに来たフリーターや、ニートに、紹介してゆくと言う事らしい。ちょっと無理が感じられますけど。ハローワークにニートをどうやって連れて行くのだろう。それはいいとして、年間、12000人新規就農してもらう計画だそうだ。これもすごい数字だけれで、政府が出す数字というのは出来なかったとき、誰かが責任を持つのだろうか。
今「就農浪人」と言う言葉があるそうだ。農業研修施設で3年4年と研修しているけどスタートが切れない人の事らしい。私のところの見学に来る人でも、そうした人が何人かいた。こういう農業がしたいから農地を見つけてくれというので、ここではどうかと紹介すると。何か問題点を見つける。じゃぁーここじゃと次を紹介すると、新しい問題点が出てくる。全てクリアーしたようなところが見つかってこれでいいとなると、親や、兄弟、奥さんの問題など上手く次の課題が出てくる。
断定的に言うけれど、これが共通しているのが不思議だ。
就農準備学校を卒業して、農業につく人の数は5%だそうだ。これを逆算すると、24万人が農業に興味を持たないと、12000人が農業には着かないという事に成る。就農準備校にそんな定員はあるのだろうか。フリーターやニートのどれくらいの人が農業に興味を持てばいいのか。これが毎年だそうだから、なんか数字がおかしいように思う。
本当の所の就農できない理由を、もっと掘り下げて検討すべきだ。結論から言えば、「食べられない」の一語につきます。食べられるようになればいくらでも農業をやりたい人は出てくる。食べられない理由もこれもシンプルで、国の農業政策が、間違った方向に向いているからだ。工業製品や輸出産業を国の基幹産業と考えて、農業をないがしろにしてきた結果だ。
こんなに不平不満の私が、のこのこ上中里という所までに出かけていったのは、やはり、一人でも多く新規就農する人が増えて欲しいからだ。今回のプランで言えば私が理解できるのは、平飼い養鶏ということになる。平飼い養鶏のコースを取る人が、沢山現れて、始めたら、面白くて、ついつい最後まで勉強して、実践もやってみよう、と言うことに成ればと思っている。
しかし、この養鶏コースの講義内容を作るのは、畜産試験場の技官らしい。この先は、今はなんとも言えないが、私の立場で、最善は尽くしてみたいと考えている。
お話ししにくい事もあります。
平飼い養鶏は、今まで邪魔者としてしか扱われてきませんでした。
それが、さすがの農水も、新規就農者には自然養鶏ということを出してきました。
この殺し文句にちょっと、やられました。