あるきメデス

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「大鉄道博覧会」(江戸東京博物館)を見る

2007-09-04 23:29:16 | 鉄道
 ちょっと蒸し暑さが戻った今日、東京のJR総武線両国
駅に近い、江戸東京博物館へ「大鉄道博覧会」を見に行
きました。

 会期は9月9日(日)まで、あと5日間です。

 会場内は、三脚とフラッシュを使用しなければ撮影は
自由でした。

 会場に入って最初に目についたSL(蒸気機関車)の
実機、「下工(くだこう)弁慶号」。100年前の明治40年
(1907)、東京石川島造船所の製造です。

 米国のボールドウィン社の車両を参考に製造し、山口
県徳山の海軍練炭製造所で使用され、のち、昭和9年
(1934)に、下松工業学校に提供されたもの。現在も
走行出来るとのことです。
 
 駅構内などの看板類や行き先表示板など。


 特急つばめ号展望車の実物大一部復元模型です。


 国鉄の蒸気機関車や電気機関車、特急列車、新幹線
、貨車などの模型がたくさん展示されていました。

 これは国鉄信越線碓氷峠越えのED42型電気機関車
模型など。

 ED42型は、碓氷峠の急勾配を上がるため、ラック
レールと呼ばれる、鋸の歯のような特別の線路とかみ
合うものが車体下に付いて、滑り落ちないようになって
いました。

 東京の営団地下鉄300形模型など。

 私も昭和34年(1959)から20年以上、この真っ赤
な丸ノ内線に乗って毎日通勤した、懐かしい車両です。

 通称「サボ」と呼ばれる列車の行き先表示板


 特急「あさかぜ」と「富士」のテールマーク


 もうひとつのSL実機「くろひめ号」。新潟県糸魚川市
の東洋活性土という会社の構内と糸魚川駅の間を走行
したもの。

 線路幅は61cm(2フィート)で、トロッコ並みです。
国産最後の実用蒸気機関車といわれています。

 昭和45年(1970)の東京・営団地下鉄の通勤ラッ
シュ状況のグラフ。

 私もこの頃、丸ノ内線で通勤していましたが、ラッシュ
の混雑を避けるため、この時刻より少し早めに出勤して、
池袋から大手町まで座って行きました。

 通票閉塞器や回転式硬券入れ、乗車券日付機など


 新宿駅大ガード付近の写真。まだ都電が走っていた
時代です。


 鉄道ジオラマコーナー。田舎の駅のジオラマや、昔の
電車のある風景などが幾つもあり、このジオラマでは、
模型の列車が走行しています。


 数々の鉄道車両の絵を描いた、黒岩保美さんの作品
が10枚ほどあり、その中の1枚です。


 ほかにも、鉄ちゃん(鉄道ファン)にはたまらない、
模型や実物、写真などがいっぱいですが、このくらい
にしておき、あとは現地を見てのお楽しみに…。

 このあと、常設展示室にも回り、「生誕150周年記念
後藤新平展」と、企画展「東北大学創立100周年記念
展示 東北大学の至宝」、常設の江戸から明治などの
展示物も観覧したので、2時間半近く経過しました。

 さらに、日本橋三越本店に回り、新館7階ギャラリー
で開催中(9日まで)の、「ベスト・オブ・世界遺産」展も
観覧してきました。

 

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