あるきメデス

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東京ステーションギャラリーで「皇室と鉄道展」を観覧

2019-02-01 17:13:30 | 鉄道
 2019年1月29日(火)

 JR東京駅丸の内北口にある「東京ステーションギャラリー」で1月29日(火)か
ら2月3日(日)まで開催中の『天皇陛下御在位30年記念「皇室と鉄道展」』の観覧
に出かけた。

 この展覧会は、混雑を避けるために1時間ごとの入場者をネットで募集していたので、
空いていた時刻に応募して申し込んだもの。私の観覧時刻は14時30分~15時30
分の間である。

 ステーションギャラリー入口
        

 入口は1階で、展示場は3階と2階に分かれているが、いずれも撮影は禁止だったの
で、もらってきたパンフレットでその展示の一部を紹介する。

      表紙(ステーションギャラリー入口にもこの拡大パネルがあった)
     

      裏表紙
     

 パンフレット内の見開き


 これら写真や資料は展示されていたものの一部て、3階では「国民統合の象徴として」
「先の戦争への思い(慰霊の旅)」「被災地・被災者への眼差し」「皇后陛下への感謝、
ご家族への思い」のテーマで、2階では「駅 ~知らざれる貴賓室~」「お召し列車 ~
御料車の変遷、鉄道人の使命感~」「「天皇陛下の旅」と鉄道」のテーマごとに、関連の
写真やパネル、実物などが展示されていた。

 全部の展示を観覧後、2階の展示室に隣接したステーションギャラリーの横から、東京
駅丸の内北口のドーム2階部分を一周する回廊に出て、上からドーム内を見下ろした。

 こちらは、ショップを出た辺りから見下ろした丸の内北口。




 回廊の壁面には、丸の内南口と北口のドーム天井にある干支(えと)のレリーフが展示
されている。
 

 回廊を時計回りに回ることにした。改札口の上部辺りからの眺め。 


 さらに回ったところから。




 丸の内北口改札口周辺。


 ほぼ一周した辺りから壁側に、東京駅丸の内口や丸の内の変遷についての常設展示が
ある。


 東京駅の最初の設計をした、ドイツ人鉄道技師バルツァーの考えた中央停車場の模型。

 このプランは、西欧列強に肩を並べようとする当時の鉄道関係者には受け入れがたく、
1903年にバルツァ-が任期を終えて帰国すると、日本建築界の第一人者・辰野金吾に
託されることになったという。

 その辰野金吾の設計図による最初の東京駅舎模型。

 辰野金吾は、日露戦争の影響もあり約7年かけて1910年に最終設計を終えたよう。
6年9か月の工期を経て完成した駅舎は、3階建て全長300mを超えている。


 第2次世界大戦で消失した東京駅舎を、戦災後復興した建物の模型。私たちが近年まで
長い間見慣れていた東京駅の姿はこれ。

 第2次世界大戦末期の1945年5月25日深夜にB-29の空襲で消失後、2階建て
にして1947年3月に竣工したとのこと。その後、2007年までの60年間、この姿
のまま使い続けられた。
 

 2014年に再建を終わった東京駅復原駅舎。上側はミラーに映した線路側の様子。


 その先には、東京駅を含む丸の内の変遷が1914年から、50年後の1964年と
2014年の3つの時期の変遷の様子が示されている。最初は1914年当時の丸の内。




 東京オリンピックが開催された1964年のもの。


 2014年の丸の内。


 この辺りでドーム側に振り返り、出札口方面を見下ろした。


 一周し終えたのでミュージアムショップに入り、販売している鉄道関連の商品を眺める。




     

 2階から、レンガ積み壁面に沿った階段を下って1階出口からステーションギャラリー
を出て、丸の内北口のドーム天井を眺める。


 ドームの真下から


 ドームの隅にある干支の周辺






 丸の内北口の3つある出口の中、真ん中の出口上にあるディスプレイ。


 ここを出て地下に下り、東京メトロ丸ノ内線の東京駅に回り、池袋行き電車で帰途につ
いた。      







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