あるきメデス

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アンコールワットとベトナム2都の旅 ⑤世界遺産ハロン湾クルーズ(その1)

2013-02-06 20:51:20 | 東南アジア旅行
 2013年1月25日(金) 曇

 == 世界遺産ハロン湾クルーズ ==

 ベトナムの首都ハノイの、ホテル クラウンプラザで6時に起床して、6時半過ぎから
レストランで朝食を済ます。バスでホテルを8時に出発して、東方約185㎞にある世
界遺産のハロン湾に向かう。


 市内の中心街は、ホーチミン同様にたくさんのバイクが道路を埋め尽くしている。


 郊外の路傍に並ぶ墓地。ベトナムの墓は、このようなL字型の造りになっていた。


 バスの中でガイドのジイさんは、運転席横の大型ディスプレイにハノイの写真などを
次々に映しながら、ベトナム全体やハノイのことなどの説明をしてくれる。

 ハノイ市は、面積約3400平方㎞で人口は約700万人、バイクは400万台あり、
市街地は旧市街と官庁街、それに新市街とに分かれているという。

 郊外に出ると、やはり水田が広がる。南部のホーチミン郊外は3期作と聞いたが、北
部のこのあたりは2期作で、12月に刈り入れを終えた現在は、休耕中の田が多い。


 米の輸出量は4,200万トンで世界一とか。ほかにベトナムの産品では、コーヒーが
124万トンでブラジルに次ぐ世界第2位、コショウが110万トンで全世界の37%
を占め世界一という。

 ジイさんはさらに、ベトナムの歴史、徴兵制や義務教育、2月9日からの旧正月のこ
と、ベトナムの果物、フランス植民地時代のこと、小学生時代の夏休みに自転車で12
時間かけてこの沿線に住んでいた祖母のところに行った思い出、自分で造る家造り、冬
期の現在に多い結婚式のことなど、いろいろな話題を説明してくれた。

 9時45分に途中の民芸品などを販売する店に着き、10時半まで買い物とトイレ休
憩の時間となる。






 2階では、たくさんの若い女性が精巧な刺繍作業に励んでいた。


 さらに東進すると、ハロンへ通じる道路の拡張工事をしていて、道路際の民家や商店
が壊されているところが続く。


 12時10分にハロンの町並みににあるホテルに着き、ホテルのレストランで1時間
の昼食時間となり、ベトナム料理をいただいた。



 食事を終え、近くのハロン湾クルーズの乗り場に移動し、4時間ほどのハロン湾クル
ーズ用の観光船に乗る。これ↓が乗船した船。


 ハロンとは、「龍が降りる地」という意味とか。波静かなハロン湾には、2000もの
奇岩がそそり立っていて「海の桂林」と形容され、199年にユネスコの世界遺産(自然
遺産)に登録されたという。


 船は13時20分頃岩壁を離れて、南に向かう。





 今日は曇っていて視界は弱めで、遠方の島々はぼんやりしている。




 2㎞ほど南下して最初の島に近づくと、岩壁に世界遺産の標識が掲げられていた。




 この島にはティエンクン(THIEN CUNG)洞と呼ぶ鍾乳洞があり、いったん船を下りて
観覧することになった。


 「ティエンクン」とは天宮のこと。1993年に発見された新しい鍾乳洞で、98年
から一般公開され、世界遺産にも追加登録されたという。


 すでに何組もの観光客がそれぞれの観光船から降りていて、100段ほどある階段を
上がった島の北側中腹にある入口は混んでいた。


 鍾乳洞の広さは約3000㎡、高さは20m以上あり、様々な形状の鍾乳石が乱立し
ていて、それらを何色もの照明で鮮やかに浮き立たせている。





 順路に従い右へ左へと上り下りして、長い年月をかけて造られた偉大な奇観の数々を
眺めながら巡った。





 洞内を30分ほどで一巡して南側に抜けると、高みから眼下に、回送された観光船群
が見下ろせる。船着場に下ってその一つに再び乗船し、14時55分頃出港した。(続く)




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