2011年10月16日(日)
JR武蔵野線と、その周辺の駅からの歩き続けている、カタツムリ歩行の第208回例会
に参加した。
今回の集合は、JR武蔵野線の東所沢駅、10時10分にスタートして南に向かう。車道
が右折したところで農道に上がって東へ。この辺り一帯は、ニンジンやサトイモなどの畑が
多い。
広々とした展望の広がる農道を200m余り進み、本郷集落背後の斜面林からその南面の
農家の屋敷林を下る。
集落内の車道に出たあたりに、大谷石(おおやいし)造りの蔵が建っていた。大谷石の産
地、栃木県内ではよく見かけるが、このあたりでは珍しい。
近くにいた2人の奥さんの話では、西側に評判のパン屋さんがあるというので、そちらに
回って行くと、三差路近くからそのパン屋さんが見えてきた。
道路側の壁面には大きなパンの木が描かれていて、思わず寄ってみたくなる。隅に「2010」
と書かれていたので、昨年オープンしたようだ。
店の看板は「BOULANGEIE EMU.SI」、BOULANGEIEはフランス語でパン屋さんのこと
らしい。店内には、美味しそうなパンがたくさん並んでいた。
外のテントの下にはテーブルが幾つもあり、コーヒーも飲めるようなので、買ったパンを
食べながらゆっくりすることも出来、若い人向けの店作りなっている。
近くに、以前の店だったらしい建物があり、その前の駐車場には、パンを形どった配達用
の車が7台もあったので、かなり販路も広そうで、人気の店だということがうかがえる。
すぐ東側の農家の畑に無人スタンドがあり、採りたての野菜が全品100円均一で並んで
いて、同行した女性の皆さんが、いろいろな品を買い求めた。
このスタンドは、葉物が野菜が中心だったが、すぐ先の別の無人スタンドには、大根やニ
ンジン、サツマイモなど、根菜が揃っていた。
本郷集落の中心付近まで進むと、高台に立つ大きな観音像が近づいてきた。
東福寺の観音像で、この本堂背後の墓地の左手に、近年造られたもののようだ。
境内にあった2体の大きな石灯籠が倒れていた。もとは東京芝の増上寺にあったもの。3
月11日の東日本大震災で倒れたものと思われたが、この後斜面林から下って庭を通過させ
てもらった農家の親父さんの話では、震災でずれて危ないので、わざと倒したのだという。
白亜の観音像のところまで上がると、眼下の本堂や本郷集落の向こうに、東京・埼玉の都
県境を流れる柳瀬川を挟んだ、東京・清瀬市の住宅地や緑陰の展望が広がる。
墓地の横から再び斜面林を抜けて、斜面林と畑との間の農道に出ると、畑の南隅に標高
57.4mの1等三角点があった。
1等三角点は45㎞間隔で設けられ、全国でも約970点しかない貴重なポイント。
200m近く進んだところに、斜面林を下る道があったので下っていったら、農家の裏手
に出た。家の方が居られたので断って庭を通らせてもらう。そのとき納屋にいたご主人の話
の中で、先ほどの東光寺の灯籠のことを知ったのだった。
何年か前のカタツムリ歩行のゴールだった、氷川神社前を過ぎて、車道から右折して南に
入り、畑や民家などを眺めながら西に向かう。
舗装道路が無くなったところにコスモス畑があり、たくさんのコスモスが見頃。
畑の西にこのような説明板があり、東日本大震災の復興を祈って咲かせたものらしい。
その先は、昔の柳瀬川の左岸堤防だったと思われる金山緑地公園の遊歩道で、埼玉県所沢
市と東京都清瀬市の都県境になっている。
遊歩道は大きく右に迂回して、中の島のある池を見下ろすところに出た。中の島に咲くピ
ラカンサを狙って、ここはカワセミがよく姿を見せるところ。
カワセミを撮ろうと、何人かのカメラマンが望遠レンズを構えていた。
池と次の池を結ぶ木道などを見下ろし、池の南を流れる柳瀬にかかる橋を通過する車道を
横断した先の、一番大きな池のそばの、金山緑地公園の中心にある広場が今日のゴール。
12時ちょうどに着いた。
昼食後、記念撮影とミーティングをして解散となる。
私は、同じ西武池袋線で帰る練馬区のKさんと、Kさん宅を訪ねるという妹さんと一緒に
清瀬駅に向かう。駅に近い通りは清瀬市民まつりで賑わっていた。
(天気 晴、地図(1/2.5万) 志木、歩行地 所沢市、清瀬市、距離 3㎞(清瀬
駅までは5㎞))
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JR武蔵野線と、その周辺の駅からの歩き続けている、カタツムリ歩行の第208回例会
に参加した。
今回の集合は、JR武蔵野線の東所沢駅、10時10分にスタートして南に向かう。車道
が右折したところで農道に上がって東へ。この辺り一帯は、ニンジンやサトイモなどの畑が
多い。
広々とした展望の広がる農道を200m余り進み、本郷集落背後の斜面林からその南面の
農家の屋敷林を下る。
集落内の車道に出たあたりに、大谷石(おおやいし)造りの蔵が建っていた。大谷石の産
地、栃木県内ではよく見かけるが、このあたりでは珍しい。
近くにいた2人の奥さんの話では、西側に評判のパン屋さんがあるというので、そちらに
回って行くと、三差路近くからそのパン屋さんが見えてきた。
道路側の壁面には大きなパンの木が描かれていて、思わず寄ってみたくなる。隅に「2010」
と書かれていたので、昨年オープンしたようだ。
店の看板は「BOULANGEIE EMU.SI」、BOULANGEIEはフランス語でパン屋さんのこと
らしい。店内には、美味しそうなパンがたくさん並んでいた。
外のテントの下にはテーブルが幾つもあり、コーヒーも飲めるようなので、買ったパンを
食べながらゆっくりすることも出来、若い人向けの店作りなっている。
近くに、以前の店だったらしい建物があり、その前の駐車場には、パンを形どった配達用
の車が7台もあったので、かなり販路も広そうで、人気の店だということがうかがえる。
すぐ東側の農家の畑に無人スタンドがあり、採りたての野菜が全品100円均一で並んで
いて、同行した女性の皆さんが、いろいろな品を買い求めた。
このスタンドは、葉物が野菜が中心だったが、すぐ先の別の無人スタンドには、大根やニ
ンジン、サツマイモなど、根菜が揃っていた。
本郷集落の中心付近まで進むと、高台に立つ大きな観音像が近づいてきた。
東福寺の観音像で、この本堂背後の墓地の左手に、近年造られたもののようだ。
境内にあった2体の大きな石灯籠が倒れていた。もとは東京芝の増上寺にあったもの。3
月11日の東日本大震災で倒れたものと思われたが、この後斜面林から下って庭を通過させ
てもらった農家の親父さんの話では、震災でずれて危ないので、わざと倒したのだという。
白亜の観音像のところまで上がると、眼下の本堂や本郷集落の向こうに、東京・埼玉の都
県境を流れる柳瀬川を挟んだ、東京・清瀬市の住宅地や緑陰の展望が広がる。
墓地の横から再び斜面林を抜けて、斜面林と畑との間の農道に出ると、畑の南隅に標高
57.4mの1等三角点があった。
1等三角点は45㎞間隔で設けられ、全国でも約970点しかない貴重なポイント。
200m近く進んだところに、斜面林を下る道があったので下っていったら、農家の裏手
に出た。家の方が居られたので断って庭を通らせてもらう。そのとき納屋にいたご主人の話
の中で、先ほどの東光寺の灯籠のことを知ったのだった。
何年か前のカタツムリ歩行のゴールだった、氷川神社前を過ぎて、車道から右折して南に
入り、畑や民家などを眺めながら西に向かう。
舗装道路が無くなったところにコスモス畑があり、たくさんのコスモスが見頃。
畑の西にこのような説明板があり、東日本大震災の復興を祈って咲かせたものらしい。
その先は、昔の柳瀬川の左岸堤防だったと思われる金山緑地公園の遊歩道で、埼玉県所沢
市と東京都清瀬市の都県境になっている。
遊歩道は大きく右に迂回して、中の島のある池を見下ろすところに出た。中の島に咲くピ
ラカンサを狙って、ここはカワセミがよく姿を見せるところ。
カワセミを撮ろうと、何人かのカメラマンが望遠レンズを構えていた。
池と次の池を結ぶ木道などを見下ろし、池の南を流れる柳瀬にかかる橋を通過する車道を
横断した先の、一番大きな池のそばの、金山緑地公園の中心にある広場が今日のゴール。
12時ちょうどに着いた。
昼食後、記念撮影とミーティングをして解散となる。
私は、同じ西武池袋線で帰る練馬区のKさんと、Kさん宅を訪ねるという妹さんと一緒に
清瀬駅に向かう。駅に近い通りは清瀬市民まつりで賑わっていた。
(天気 晴、地図(1/2.5万) 志木、歩行地 所沢市、清瀬市、距離 3㎞(清瀬
駅までは5㎞))
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