あるきメデス

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志木街道沿いの社寺をめぐる(東京・清瀬)

2008-07-26 23:26:52 | 江戸・東京を歩く
 2008年7月24日(木)



 東京・清瀬市のひまわりフェスティバルを見た後、北側の
志木街道に出た。街道沿いにはケヤキ並木が続いている。


 下清戸三丁目交差点の近くに、改築中のお寺が見えたので、
入ってみた。

 長命寺で、建物は間もなく完成というところ。正面に本堂らし
い建物もあったので、横にあるこれは庫裡(くり)だろうか。

 境内の太いボダイジュの下に、古いお地蔵さんが立っていた。


 志木街道を西に向かう。下清戸一丁目で広い道路が合流する
Y字路は、長命寺前交差点。そばにあるのがその長命寺である。


 山門を入ると、太いケヤキが2本あり、右手には背の高い鐘楼
が目についた。

 本堂の前には、江戸時代に東京・芝の増上寺に奉納された、
各地の大名の名などが彫られた石灯ろうが10灯以上も並んで
いる(左手にも同様に並んでいる)。

 西武線沿線のお寺では、あちこちでよく見る灯籠だが、こんな
にたくさんあるところは初めて。

 山門の西側にある薬師堂。この寺は薬師様で知られている
ようだ。


 中清戸バス停近くの三差路際にあるコーヒー店。このあたり
では珍しい洋風建築である。


 水天宮前交差点のそばまで行く。道路の南側に、りっぱな
地蔵堂があり、等身大より大きなお地蔵さんが祭られていた。


 地蔵堂の横を入ると、南側には武蔵野三十三観音霊場第6番
札所、全龍寺がある。


 りっぱな塀(へい)の内側に、十六羅漢像が並んでいた。


 庫裡の玄関前には、オミナエシが咲いていた。


 志木街道に戻って北側の、日枝神社と水天宮の境内に入る。

 極彩色鮮やかな日枝神社。


 左に並ぶのが水天宮。


 境内にはほかに、八雲神社、琴平神社、白山社、盛り土の
上に御嶽神社が祭られている。

 日枝神社の右手前には、樹齢400年というご神木の杉が、
まっすぐな幹を延ばしていた。

 日枝神社の山王鳥居と呼ぶ鳥居の横の木に、わらで作った
大蛇が掛けてあった。

 カントリーウオークで歩いた6月15日の午後、同じ清瀬市内
の下宿で見た「ふせぎ」と呼ぶ民俗行事の大蛇と似ているが、
こちらの方がきらびやかである。


 ケヤキ並木の続く志木街道をさらに進み、上清戸一丁目交差
点で、斜めに横断するけやきロードに入り、西武池袋線清瀬駅
に戻った。  

 
コメント
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