あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

JR明覚駅(埼玉県)

2008-02-12 22:50:54 | 鉄道
 冷たい雨が夕方まで続いた今日は、埼玉県とき
がわ町での葬儀に出かけました。

 参加者の話の中で、情報連絡とかコミュニケーシ
ョンの善し悪しが、生死を分けることになるかもしれ
ないという事例を2つ聞き、情報の大切さを再認識
した次第です。

 それはそれとして、今日の話題は、ときがわ町の
鉄道の玄関口、JR明覚(みょうかく)駅のことです。



 明覚駅の開業は、昭和9年(1934)3月24日、
国鉄八高(はちこう)線越生(おごせ)駅~小川町駅
間の開通と同時。まもなく74周年になるところです。

 当時の駅舎は、どこにでも見かけた木造平屋の
建物。私も小さい頃から何回か、この駅に乗降して
いたので、よく覚えています。

 ところが、昭和63年(1988)11月、火災により
全焼してしまいました。

 翌年の平成元年(1989)9月に、当時の都幾川
(ときがわ)村特産の木材を使用した、現在の駅舎
が完成しました。



 ログハウス調のユニークな建物は、1997年に
第1回「関東の駅百選」のひとつとして選定されま
した。




 そばに並ぶトイレも、小さいながら同じようなスタ
イルです。


 待合室のイスには、地元の方の手作りでしょうか、
きれいな座布団が敷き詰められています。

 今日のような寒い日でも、作った人のぬくもりが
感じられ、寒さを忘れさせてくれます。




 待合室には、昭和40年代(1965~)まで走って
いたSLやディーゼル機関車牽引の列車や貨車な
どの写真が展示されていました。

 上りホームから見た駅舎。

 上りホームのそばには、古木の桜があり、花の
時期にはみごとな花が楽しめます。

 明覚駅は、坂東三十三観音霊場第9番札所、慈
光寺への玄関口でもあります。

 もし八高線に乗る機会がありましたら、明覚駅の
駅舎と桜にぜひご注目下さい。 


 
コメント (3)
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