魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

マスクス

2023年01月02日 | 星の流れに

マスクは仮面だから魚座の領域だ。
魚座は「虚と実」の関係だから映像や香水、ファッションや書道など、有って無いもの、無くてあるものを表す。心理や感染症も魚座だが、人生でいえば胎児であり、人なのか母親の一部なのか判別が付かない状態で羊水の中で生きている。
魚座の支配星は海王星だが、海王星発見までは、魚座の支配星は木星の陰の部分とされていた。

海王星は約165年で一回りするが、いずれの惑星も支配星座にいる時が最も強く影響すると言われるので、魚座に来れば、世界は魚座カラーに覆われる。
前回、海王星が魚座にいたのは1840~50年代で幕末だった。海王星は現在、2011年から再び魚座にいる。つまり、我々は今まさに幕末と同じ魚座時代を体験しているのだが、あと2年で次の牡羊座に移るので、既にその影響が出始め、魚座の末期症状が始まっている。
大転換2/20070206

この魚座時代の最も象徴的なアイコンは、「マスク」だ。コロナで世界中がマスクに覆われ、イーロン・マスクは時の人になった。コロナのマスクは「Mask」で覆う物、仮面や偽装、そして感染防止の魚座。一方、イーロン・マスクは「Musk」だからジャコウの香りのことだが、魚座のシンボルの香水だから、やはり魚座そのものだ。
コロナによるマスク風景は、世界の人にとってはこの世の終わりぐらいの衝撃だったが、元々、マスク大国の日本では特に大きな変化でもなかった。実際、世界中がマスクから解放されても、日本では、ますます正装化している。

海王星が魚座入りして10年以上になるが、この間、イーロン・マスクはEV、宇宙と、突然、世界の寵児になった。しかし、このところツイッター買収や、テスラ株下落など、雲行きが怪しくなっている。
これは、2022年に木星の魚座入で急激な膨張の後、木星が去って、逆に反動が起こる現象だ。さらに、3月には土星が魚座入りするので、既に泥沼に足を踏み入れている。
顔マスクの方も、そろそろ弊害の方が話題になっても良い頃だ。