魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

後門の申

2022年07月28日 | 占いばなし

日本でも「サル痘!」と、新ネタで、またメディアは大はしゃぎだが、全然種類も違う感染症であり、宝くじより当たらない。宝くじの当たる確率がどんなに低くても、人は信じて買うのだから、同じように現実的な恐怖を感じるのかも知れない。

毎年なぜか、その年の十二支が話題になることは、何度か書いたが、今年はトラ年で、サルは関係ないように見える。しかし、これは占い的には非常に関係がある。
十二支も十二星座も円形に配置し、その180゜に位置する星同士が、裏と表の関係として同一の性質を持っている。干支では「対冲」と言い、占星術では「Opposition」(主に惑星角)と言う。
寅の対冲は申で、星座では魚座と乙女座の関係になる。この状態は両者の影響が最高に達するので、通常はあまり良いことは起こらない。

十二支で寅の年に、申の現象が起こるのは、寅の影が映っているだけで、コロナに比べ、サル痘にさしたる実態は無い。前門のコロナ後門のサル痘というわけではない。
しかし、占星術の場合は、惑星が実際に来て作動する星座現象だから、具体的な影響、現象が現れる。
昨年から木星が魚座、牡羊座を行き来しているので、乙女座、天秤座の人や国が興奮する。昨年は乙女座の医療界が興奮し、今年から天秤座の社交外交が忙しくなる。ただしその前に、本体の魚座の薬事が拡大したし、牡羊座では軍事が勃発した。

土星、海王星など、それぞれこの事象が起こっているが、世相に最もインパクトがある天王星が牡牛座に入っているので、喉の病気にびっくりした世界だが、影響を受けたサソリ座も大興奮している。
サソリ座の事象は死と再生で相続やセックスを表し、警察や銀行、不動産など「権益の証拠や保守」も意味する。セックスも他者の証拠(DNA)の受渡し行為だ。朝鮮半島がサソリ座なのは、大陸と海洋の受渡し(通過)点に当たるからだろう。

近年、韓国の芸能が人気したり、文在寅政権のような突飛な行動が起こったりするのも、牡牛座の天王星の影響と考えられる。サソリ座は元々、他者を前提とする存在なので、他者中の他者である180゜牡牛座の影響は少なくない。しかも、それがハプニングの天王星だから、思いがけないことが連続する。
ちなみに、天秤座日本の180゜に天王星が来た時は、民主党政権で東日本大震災が起こり、一方で日本は評価されることも多く、予測不能の時代だった。