2年前、安倍ちゃんは裏目に入ると書いたが、1年後のその時は、まだ絶好調で、支持率も50%以上で上昇傾向にあった。
占いで「その時」が来ていても、ほとんどの場合、現象は突然現れるものではない。だから、「当たってないじゃないか」と思う人は多い。
しかし、俯瞰的に見ると、結局は占い通りになっていく。
今回の突然の急落の直接の引き金は、都知事選で、「反自民」のムードが一気に形成されたことだが、安倍政権自身がつくり出していた背景で、我慢の貯水量が限界に達していたからこそ、起こったことだ。
今回の安倍政権も、根本を揺さぶったのは、やはり、「裏取引」の疑惑であり、一白の年に、一白の事件として、ことさらに民心を揺さぶった。
田中、仲宗根、安倍。人気の「一白」首相の足下をすくったのは、そろいもそろって、「情と秘密」とは・・・
ああ、宜なるかな!
「裏目の時」