魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

盛夏の秋

2017年07月04日 | 星の流れに

今年、冥王星は山羊座の半分を過ぎて16゜~19゜の辺りにいる。カニ座の中国のピークは続いているが、ピークは下りの始まりでもある。
定説では、惑星が星座の25゜に至ると、次の星座に影響が出始め、現行の星座は衰運が漂う。しかし、観察していると実際には23゜辺りでその傾向が出るようだ。

仮に、星座30゜を12ヶ月と見立てれば、2.5゜が1ヶ月だから、23゜は10月頃になる。農作業で言えば、1年の仕舞い仕度を始める季節だ。惑星による現象も仕舞い仕度に入る。
今年2017年は盛夏の7月頃にあたるが、10月になれば、これ以上の上昇が無いことを知らなければならない。また、これまでの精算書が回ってくる。
現在、大暴れの中国にも、「そろそろ閉店ですので、精算お願いします」と、請求書が回ってくる。冥王星が射手座の時代、大暴れしたアメリカも10年前に支払った。

冥王星が山羊座の23゜に達するのは、2019年3月だが、天王星、土星、木星など他の惑星の影響があるので、もう少し前後するし、天王星の援護射撃で、むしろ次の大チャンスに変わるかも知れない。ただし、中国は山羊座による「影響」に過ぎないが、山羊座の本体は、インドとイスラエルだ。チャンスは、カニ座と山羊座、何れにもある。
この場合、チャンスと言っても、民族や地域など、大きな視点での話だから、必ずしも政権のチャンスとは限らない。むしろ政権には打撃になる。

冥王星約250年の回帰で、確実にアジアの時代が始まる。しかし、今の中国が目指すような世界であっては困るし、そうはならないだろう。
人類の歴史は螺旋状に進んできたのだから、西欧の築いた自由と平等の理想も含有した、アジアの時代でなければ、進歩とは言えない。

ともあれ、次の20年、大チャンスも来るかも知れないが、請求書も確実に回ってくる。カニ座、山羊座は、もうそろそろ、支払いのことも考えておいた方が良さそうだ。