魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

大陸鉄道

2016年10月06日 | 日記・エッセイ・コラム

ロシアが、シベリア鉄道を日本までつなげようと言ってきた。
どう対応するかによるが、いずれにせよ、悪い話ではない。日本の新幹線を蹴落としたい中国が、中国高速鉄道はあらゆる気候に対応できると、新幹線をこき下ろしているが、シベリア鉄道を手がければ、極寒のシベリアを走る新幹線にもチャレンジできる。
インドとシベリアを走る新幹線には、中国もケチを付けられない。
また、もしかすると、この大プロジェクトで、AIIBに横やりを入れられるかも知れない。

ウクライナ問題で、日本は欧米から足枷を付けられているが、客観的に、ロシアの立場からも考えるなら、両成敗の話だ。むしろ、アメリカを説得して、米露の妥協の道を探るべきだろう。シベリア鉄道を、さらにアラスカまでつなぐ話しはどうだろう。

アメリカは、深く絡み合っている中国を、常に欲目で見ているが、ロシアより危険なのは中国の方だ。ロシアが同性の恋敵なら、中国は恋愛対象だ。どんなに魅力的で、か弱そうでも、結婚すればガラリと態度を変える恐ろしい相手であることに、結婚前は誰も気づかない。