魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

幸の表裏(1)

2016年01月09日 | 星の流れに

射手座の土星に、乙女座の木星。射手座は悪くなるはずだが、なぜか絶好調のように見える人がいる。
その典型が、羽生弓弦だ。もともと神がかり的なところがある射手座だが、フィギアも代表的なスポーツなのかも知れない。
それにも増して、今回、絶好調なのは、選んだテーマが大きい。

「陰陽師」こそ、土星そのものだ。射手座に土星が来れば、土星に縁ができる。
改めて確認すると、土星は山羊座そのものだが、事柄では、古いもの、因縁ごと、葬儀、寺社、骨、数字、数学、金銭、経済、記録、冷たいもの・・・そして、占い師、陰陽師
ズバリ、土星に成りきっているわけだ。衣装もいかにも山羊座好みのカチンとしたデザインであるのも面白い。

もう一人の射手座は、ゲスの極み乙女の川谷絵音だが、これは、悪くなった例だろう。元々、射手座と相性の悪い「乙女」の名前を使うのはきわどい。
きわどいというのは、射手座にとって乙女座は、第十室の名誉宮。有名になる要素でもある。しかし、誰にとっても、名誉は危険と隣り合わせの諸刃の剣だ。木星が獅子座で大ブレークしたのだろうが、乙女座に移ったとたん、魚座(乙女座の裏)のベッキーが現れた。

魚座の結婚宮、乙女座に木星が来て「婚期!」と前のめりになったら、名誉と職業の宮の射手座に「収縮」の土星が居た。
川谷の第十室は「膨張」の木星で大人気。すると、好事魔多しで、土星=年上に縁ができてしまった。

絶好調の羽生結弦も、お姉様おばさま人気で大爆発だが、「昔の」縁をスキャンダルにされ、相当、傷ついた様子。
芸能人ではないのだから、ギリギリのところでがんばっている選手に、心理的負担を掛けないで欲しい。絶好調は常に危険と隣り合わせだ。

→つづく