魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

開始の笛

2013年09月18日 | 占いばなし

やはりオバマ大統領は、選ればれるハズのない「三碧大統領」だったようだ。
三碧のアメリカ大統領、三人の二人までもが、一期だけだ。
オバマの二期目も無いハズだった。それが神風ハリケーン「サンディ」で、カードが舞い戻って来た。 そして、早々に、「やっちまった

アメリカ大統領は、好むと好まざるとに関わらず、現代世界に責任を持つ。単純な衝動で、意思表示をする立場ではない。

アメリカの正義。あるいはそれ以上の正義感から、「化学兵器使用」に、直ちに攻撃の意思表示をしたオバマ大統領だが、国民感情や、国内外の情勢を全く配慮せず、根回しもない衝動発言で、世界に混乱を招いた。と言うより、アメリカ大統領の威信を徹底的に失墜させた。

110番に電話しても、来る時もあれば来ない時もあるとしたら、それは警察が無いに等しい。
不祥事の続く警察でも、市民はやはり、頼りにしているのだ。

今まで、何はともあれ、世界の警察を標榜してきたアメリカだが、
「すぐ出動します」と言って、出動しなかったとしたら、世界中の市民は安心できなくなる。暴力団や泥棒が安心して出て来るからだ。

そうでなくても、このところ、資金をしこたま手にした、古の三角帽子の親分さんが、武器を大量に購入し、周辺の商店街に、バブル期のような立ち退きを要求し始めている。
それも、今までは警察の顔色を気にしながらだったが、
警察所長が「直ちに出動する・・・な~んちゃって」と、酔っ払いのようなことを言ったら、親分さんが、「よおーし」と、ほくそ笑む。

この窮地を救ったのは、つい最近まで反政府武装勢力で、今は野党の党首となっているプーチンで、とりあえずオバマ警察署長の顔を立てながら、この場を収めてもらった。
お互い三碧で、ペテンのような言葉の間合いが、良かったのだろう。

しかし、アメリカ大統領の威信は、今回の件で完全に失墜した。とりもなおさず、アメリカの世界警察の立場も失墜した。
今後、よほど、立派な大統領が出ない限り、アメリカの世界警察としての立場は弱まる。そして、今後、そんな立派な大統領が出て来ることもないだろう。それは時代が求めないからだ。

今回のそれぞれの行状は、これからの世界に不安と希望を与える。
三角帽子の親分さんは、これからはオレの時代だと思うだろう。
アメリカは、保安官バッジだけでは悪人逮捕が出来なくなる。
ロシアは新しい役割に目覚めるだろう。
日本も、その気にさえなれば、存在価値を高めることができる。

世界の新秩序は、今まさに始まろうとしている。
三碧は雷だ。スピーカーや鳴り物を表す。
米ロの三碧リーダーが、世界にキックオフの笛を吹いた。三碧ヒトラーが招いたような結末だけは見たくない。