魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

流行語大賞

2008年12月02日 | 日記・エッセイ・コラム

2008年の流行語大賞は「グ~!」と「アラフォー」だそうだ。
どちらもよく知らないから、「あらそー」と、思わずオヤジギャグ。

「グ~!」は何度か見たことはあるが、このてのギャグは、子供の時から面白いと思ったことがない。
伴淳三郎の「あじゃぱー」、トニー谷の「ざんす」、植木等らクレージーキャッツの「お呼びでない」「がちょーん」「あっと驚くタメゴロー」、ギャグの王国、吉本新喜劇は多すぎて挙げられない(エドも吉本系)。ドリフは志村の「アイーン」・・・
面白くないが、情けないことに憶えている。

こういった「おならブー」のような、皮膚感に訴える「奇声」は、理屈抜きの子供の感性に響くのだろう。子供だけでなく、大人の子供心を刺激するのかもしれない。意見の違いも起こらないから、どこでも使われる。その結果、一世風靡し、イヤでも染みこんでしまう。

「グー」は一昔前の流行語だから、意味のわかるネタとして、変形に誰でもなじむことができた。そのあたりが着眼点として評価されたのだろうか。

「アラフォー」は、ドラマ「Around40」の略語だそうだが、基本的にドラマを見ないので、そんなドラマがあったことさえ初めて知った。
40歳前後の心境をテーマにしたドラマだそうだが、一昔前には「金妻」があった。

TVのテーマ設定は、ドキュメントであれ、ドラマであれ、何時もこの世代の価値観や視点、立場が中心になる。
結局、TV局組織の、中堅が制作権を握れば、自ずと、テーマがその世代中心になってしまうからだろう。
何時の時代もTVは、若者と年寄りを異邦人のように扱う。

そんな観点でみれば、今年の流行語大賞のワケも見えてくる。

惑星との関係
木星→山羊座の年の流行語としては、今いちピントが合ってないような気がするが、40歳・不惑という老成の時を迎えてどう生きるかということなら、土星(山羊座)の現象と言えなくもない。

審査員特別賞の「上野の413球」は直接、山羊座の言葉だ。
4+1+3=8は、山羊座(土星)の数。

埋蔵金、「あなたとは違うんです」も山羊座だろう。

天王星→魚座時代ならではの言葉は、
居酒屋タクシー、ゲリラ豪雨、後期高齢者、名ばかり管理職
(注:いわゆる初老は土星で、お年寄りは海王星)