m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

美山・彫刻工房○と

2010-05-09 | 美術館・ギャラリー他


美山でもう一つ興味のあったギャラリー、「彫刻工房○と」
場所を探してると道端にこんな木彫が。
思わず立ち止まるとこの下が彫刻工房だった。





あぜ道を下っていくと現れた民家。
なんだか面白そうな気配・・





この方が工房の主。
ちょうど製作の最中だったので彫っておられるところを見せていただいた。
これはグミの木だそう。





さきほどのグミの木を土台?にして「ひまわり」を製作中だとか。
ひ、ひまわり?!と思わず聞き返してしまった・・
そうです、ひまわりなんです~ははは・・
ひまわりか~見えなくもない・・ことはない;





奥様に工房内を案内していただいた。
二年前に滋賀からこちらの古民家を見つけて越してこられたそう。
古い建具にもこんな大胆なペインティングが。





お部屋の中には所せましと彫刻たちが並ぶ。









最近、凝って彫られているのが仏像だとか。





二つの顔が重なり合う。
彫り跡がとても深くて力強さを感じる彫刻たち。





はしご階段を上がって、二階の展示スペースにも案内していただいた。
一階の囲炉裏の煙が二階の屋根の隙間から出ていくため、上には居住スペースは取れないので作品を置かれているのだとか。





力強く彫り込んだものの他にも、こんな自然の流木の形を生かした作品も。





これも流木の形を生かしたもの。
羽ばたく鳥?!
近くのダムの辺りに流木が集まってくるのでご夫婦でよく拾いにいくのだとか。
角がとれていい具合に丸く朽ちた感じの流木がいろいろ。
自然の形からあれこれ想像するのが楽しいそうで、流木集めをすすめられた。
公園なんかにも落ちてるそうだが・・今度また意識して探してみよう。







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシア料理の会

2010-05-08 | 異食文化の会


この日は我が家で恒例の異食文化の会でロシア料理の会を開いた。
私はロシアでモデルをしてるという会社時代の先輩Oさんのレシピでボルシチを作り、
前回試作していた同じくOさんのピロシキのレシピをもとに、今回は皆でピロシキ作りを。
さらに皆、各自ロシアにちなんだ料理をたくさん用意してきてくれいつもながら豪華な食卓に!





ピロシキの生地を24等分し、丸め、手際よく具を包む友人たち。
皆、パン作りをよくしてるせいか?手際がいいぞ~
道具は一式、友人が持ってきてくれた。

具はミンチ肉と野菜を炒めたものの他、りんごのペーストも用意していたが、
りんごペーストは砂糖と水を追加して熱し、片栗粉でとじると「キセリ」というロシアの飲み物になるとIさんが教えてくれたのでやってみた。
果汁に片栗粉でとろみ付けとは今まで考えたことなかったが、なかなかこれも美味しい!





ロシア人はしっかり焼き色をつけるのが好みと聞いていたのでしっかり目に焼いてみた。
こんがりいい色に焼きあがったピロシキ。
う~ん、美味しそう~





ビーツの缶詰を入れたすぐ後のボルシチ。
ビーツは煮込むほどに色が消えてしまうと聞いてたので最後の最後に投入してみた。
これからしばらく煮込んでみるとなるほど色が紫から赤っぽい色に変わった。





こちらは「テフテリ」という肉団子料理。
ロシアの肉団子はミンチ肉にご飯も入ってるのが普通だそう。
かさ増しの為か?
でも米が入ってるとは言われないと気付かないかも。
サワークリームにケチャップを混ぜたオーロラソース風のものをかけてオーブンで焼く。
このソースがまた肉団子にマッチしていて美味しかった。





こちらは「ペリメニ」
モンゴルの水餃子がルーツだそう。
ゆでたり、スープに入れたり、焼いたり揚げたりして食べる。
トッピングはこれまたサワークリームで、こてこてにまぶして食べるのだとか。





こちらは見た目も美しいロシア風前菜。
にんじんの千切りはマヨネーズとニンニクで和えたもの。
カッテージチーズをサーモンで巻いたもの、ゆでたまごときゅうりをサワークリームで和えたもの。

ボルシチも仕上げはサワークリームだし、ロシア料理にサワークリーム欠かせないもののようだ。
この日はサワークリーム三昧~
後、ロシアの味のポイントはカテージチーズとマヨネーズだとか。





更にお隣ポーランドのドレッシングを使ったサラダも。
ドレッシングにはハーブのディルがたくさん入ってる。
ピロシキにも乾燥のディルを用いたが、ロシア料理にはこのディルもポイントのよう。





ところで私はこの前、富田林の道の駅で初めてみた野菜、「フローレンスフェンネル」というものを購入していたのだが、
ネットでレシピを探してもいまいち分からず、皆に相談しようと出してみたのだが、
皆これが「ディルだ」というのだ。
ロシア料理の会の前に偶然ディルを購入していた私。
この葉の部分を今回ピロシキの具にも入れてみた。





今回のロシアのおやつは「スィールニキ」
カテージチーズやくるみが入ったチーズケーキのようなもの。
見た目はパンケーキだけど、しっかりチーズケーキの風味が。





ロシア料理ってあまりメジャーではない?と思ってたが、日本でなじみのあるビーフストロガノフやロールキャベツも元はロシア料理のようだ。
このメンバーの中では誰も行ったことがないロシアにいろいろと思いを馳せながら、今回もお腹いっぱい、満足のロシア料理の会だった。

さて、次回のテーマは?ということで、アフリカ、北欧、エジプト、モンゴル、アボリジニなどの料理が話題の上り、さらには正統派?フレンチやイタリアン、などという意見も出たが、
何が正しいのか?分からないくらいの料理でないと自信がない(←自分)というこうこともあり、
次回は「イギリス料理はほんとに不味いのか?」を検証する会、となった。





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美山・千の花実酒館

2010-05-07 | 美術館・ギャラリー他


今回美山へ行くことになり、直前に図書館で見つけた雑誌「大人組」に載っていた中から興味を持ったいくつかのギャラリーや食事処へ訪れた。
こちらは「野の花と花実酒のお宿 つるや」
お宿兼花実酒のギャラリーとなっている。





中へ入るとお酒の入った大小さまざまな瓶が所狭しと並ぶ。
40年ほど前から作り始めた花実酒はなんと1000種類以上にもなるそう。





その瓶の一つ一つには漬け込んだ日時や名前のラベルが張られている。
きのこ類からさまざまな花、結婚式のブーケに使われていた花なと記念的なものもいろいろ。





こちらは「S57.8.20 サギソウ 母形見」と書かれたラベルがあった。
ひとつひとついわれを聞いてみたくなるようなお酒の数々。
それにしても花を漬け込んだものはガラス瓶の中で標本のように美しく原形をとどめているなあ・・
きれいだなあ、と感心してるとお店の奥さんが、漬け方はいつでもお教えしますから、
もし何か漬けたいものがあればいつでも電話で聞いてくださいと言ってくださった。





そして、こちらはこのお店のオリジナル「松葉サイダー」
赤松の新芽を日干しして、砂糖水に漬け込み、更にそれを日に当てて成分を抽出して作ったものだそう。
炭酸が入っているわけじゃないのにさわやかな酸味の感じられる味わいがなんだか不思議~
味は日によって刻々と変わっていくそうで漬け込んだいくつもの瓶の中から
この日のベストのものをチョイスしてくださった。





いつまでも眺めていたくなるような美しい花実酒たちだった。

こちらではお昼の食事もできるそう。
店主の方がお昼の食事をすすめてくださったが、残念ながら余所ですでに予約してしまって
いて、時間が近づいていたのでこちらを後にした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美山・かやぶきの里

2010-05-06 | 季節の花・自然


美山へ入ってから花実酒のお店を見学したり、自然派カフェでランチをとったりしながら、ようやくかやぶきの里へやってきた。
山々を背景にかやぶき屋根が連なる見晴らしのよい美しい風景が目の前に広がる。
このかやぶきの里、北村は50戸の集落のうち38棟がかやぶき屋根の建築となっていて重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けている。





いろとりどりの花々が咲き乱れ、かやぶき屋根の家々を彩っていてとてもきれい!
いい時期に来れてよかった~





こいのぼりが泳ぐ風景も。





































かやぶきの里を一周、歩いてまわってすがすがしい気分になった。
この後はギャラリーなどに立ち寄ることに。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大野ダムの新緑

2010-05-05 | 季節の花・自然


GWの一日、旦那が一人でバイクで日本海までツーリングへ出かけようとたくらんでいたようだけど、察知した私は一緒に連れて行ってもらうことに。
子どもたちは実家へお預かり。
二人乗りで日本海までは厳しそうだったのでまだ行ったことがなかった京都・美山のかやぶきの里を目指してみた。
この日もバイクでツーリングへ出かけずしてどこへ行く?というような絶好のツーリング日和。
天気はいい上に選んだコースもバイクで走るには最高のコース!
のどかな田園風景や新緑の山並みなどなどすばらしい絶景が見られて、
止まって写真を撮ってみたい風景があちこちに。
が、途中で止まるのは嫌いな旦那なので、写真を撮るのは自粛し、小休止した大野ダムでしばしダムと新緑の風景を楽しんだ。






こちらは「ダム・パーク大野」という公園と遊歩道などからなる施設。
桜の季節と紅葉の季節にはお祭りが催されるよう。





今年は春になってもしばらくずっと寒い日が続いていたので、もうこんなに緑がきれいな季節がやって来ているとは・・気付いてなかった。
ここでも道中でもほんとにきれいな新緑が見られて感動~


































緑が最高にきれい!
新緑ばんざーーい。





この後、美山のかやぶきの里へ向かった。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パラダイススポット・夢農場 城山オレンヂ園

2010-05-03 | 子供と楽しむ施設・イベント


GWの一日、子どもたちも喜びそうなスポットをと富田林にある城山オレンヂ園へやってきた。
ここは過去に探偵ナイトスクープでも取り上げられたというパラダイススポットでもある。
ご夫婦二人で25年かけて山を開墾し、園内のさまざまな施設を手作りされたという。
この季節、みかん狩りはできないが園内にはザリガニ釣りをはじめ、さまざまなアトラクションがあるとのことで楽しみにやってきた。
そしてここに来れば見逃してはならないのがオレンヂ園の名物、山のおやじの教訓?!迷言?集なのだ。





そして入園料を支払いゲートをくぐっていきなり現れた山のおやじの魂の言葉が書かれた看板。





子どもには結構厳しい山のおやじからはこんな標語?も。

園内に入ると、さびれているのかと思いきや結構なにぎわいを見せている。
あちこちでバーベキューをしながら子どもたちを遊ばせている家族連れがたくさん。
普通の?レジャースポットとしてにぎわっているようだ。





そしてこんな言葉も。
「夢農場」というだけあって、山のおやじは夢、という言葉が好きなよう。





まずは恐怖のアスレチックへ行ってみることに。
「恐怖」の字が血もしたたる恐さだったのでどれほど恐ろしいアスレチックなのかと
思いきや・・





結構普通のアスレチックだった。
でもこれらのアスレチックも全て手作り、というのだからすごい・・









上の遊具のそばにはこんな注意書きが。
「けがをしてもしらん」と、たまには突き放すような言葉も。





こちらは「恐怖の芝すべり」コーナー。
「あとしまつしないやつ、もうかさん」とこちらにも厳し目のお言葉が。





そしてやってきたのはおもしろ卓球コーナー。
卓球台がお団子状?のものがあったり、ネットは板に網の絵が描かれてる。
おまけにラケットはフライパンだ。





少し練習してから、息子は山のおやじに挑戦してみる、というのでお願いして対戦してもらった。
試合前の打ち合いでは山のおやじ相手にエースを何本か取っていた息子だったが、試合には残念ながら負けてしまった。
が、日ごろの家族卓球の成果もなかなか出ていたよう・・





このお方が探偵ナイトスクープでは桂小枝をやり込め、「たけし・さんまの世界超異人伝」に出て奇人扱いされたという「山のおやじ」





さらにフィールドエアガンで遊ぶ息子。





ゴミ収集場にはこんなグリコのポーズを決めながら手にはゴミ袋を持つおじさんの看板が。





そして最後にチャレンジしたのは人気の「ザリガニ釣り」
なるほど・・ザリガニ釣りからもさまざまなことが学べるのだ。





するめをつけた竿を垂らす息子。
5匹以上釣ると「高級アイスクリーム」のプレゼントがあるのだ。
息子のつり竿には何度もザリガニが掛ってるのに、うまく引き寄せバケツに入れるのが至難の技?のようで、3匹からなかなか次が釣れない。
かなりの時間粘っていたが、おやじの言葉「忍耐力を養う、と達成感を味わう」為には途中で投げ出してはいけないと、がんばられてみた。





そしてようやく5匹ゲット!
これで家に帰れる~





上の食堂には、ガクッとくるような極めつけの?こんな言葉も。

夢農場・城山オレンヂ園、夢いっぱいの?大人も子供も楽しめるすばらしいスポットだった。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紫織庵

2010-05-02 | 建築巡り・街歩き【京都】


着物でお出かけ、この日は同行者の皆さんに従おうと思ってたが、ふと三条通りからもそう遠くない紫織庵を思い出し、着物好きな皆も気に入ってくれそうだと提案してみると、皆ぜひ行ってみたいということになった。
以前、たしか関西文化の日に一度行ったことがあった紫織庵へご案内した。
前回は無料デーだったので結構人も多くて写真が撮りづらかったが、この日は祝日といえども貸し切り状態でゆっくり楽しめた。

紫織庵は「京のじゅばん&町屋の美術館」ということで京都の伝統的な町屋に洋館部分や洋間が設けられた建物で洋館部分は武田五一の設計となっている。
こちらは主屋の二階の洋間。









鎌倉彫りの壁と寄木細工の床。





一階の客間・仏間
和室なのに洋風のシャンデリアが洒落た感じ。





広縁の波打ちガラスを通して見る庭園も風情がある。









復刻の刺繍半襟。
じゅばんに半襟と称して別製の襟をかける習慣は江戸時代後期にはじまったのだとか。
その後豪華な半襟が流行し出し、得に明治末期から大正期にかけて高級な刺繍を施した半襟が大流行したのだそう。
戦後は白の半襟が大半になってしまったそうだが。





こちらは二階建の土蔵。
敷地の西側に二棟並んで建っている。
当時は道具類や建具、日常の使用品や食料品の貯蔵に使用されていたそうだが、現在は着物の反物などが展示されている。
それらの商品は撮影禁止となっているのだが、着物好きな皆の目が輝き出し?ここからは時を忘れて皆反物に夢中になっておられる様子だった・・
私はさすがに皆と一緒に見ていたらいつ家に帰れるか分からない状況になってきたため、失礼ながら先においとまさせていただくことにしたのだった;

この度久々の着物でお出かけ、いつもとは又違う気分が新鮮で楽しかったが、着物の世界にはまってしまうとちょっと恐ろしいような?気もした・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧家邊徳時計店

2010-05-01 | 建築巡り・街歩き【京都】


京都文化博物館で池田重子&岡重コレクションを見て、館内でお昼ご飯を食べた後、三条通りをそぞろ歩き。
和装小物のお店やお香のお店、アンティーク着物のお店などなど、ご一緒させてもらったバド仲間の方々に従いウィンドウショッピングを楽しんだ。
この辺りは建物巡りに何度か歩いてるが、今までお店をゆっくり見ながら歩いたことはなかったので、こんなお店があったんだ~となんだか新鮮な気分に。

するといつも見た時には閉まっていた旧家邊徳時計店お店が開いていて、外からチラリと見えた金庫の扉に思わず吸い寄せられて中へ。





今日は団体行動なのであまり勝手な行動はできないなと思いつつこれだけは見ておかねば~と皆に了承を得て入った。
なんと存在感のある金庫の扉!





よく見ると金庫の扉には絵が描かれている。
修学院離宮を描いた油絵なのだそう。





扉の下方には90の数字。
建築年、1890年の90なのだそう。
この建物は日本で最古の煉瓦石造洋風商店建築で
建築資材は煉瓦をはじめすべてドイツからの輸入品を使用したのだとか。






金庫の中は改装されて商品のディスプレイに使われていた。





そしてもう一つすばらしかったのはこの螺旋階段。
コンパクトにきれいな曲線を描く螺旋階段だ~





入り口のショーウィンドウ。

いきなりお店に入って(店主の了承を得)金庫や螺旋階段の写真を撮り始めた私は、同行者の皆に怪しまれたに違いない・・
皆には、古い建物を見るのが好きで、たまに京都にも一人で建物巡りをしに来るくらい好きなのだ、と言い訳を;
ますます怪しまれたたかも?!



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする