m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

新潟の旅2017【紅茶と手作りのお菓子Sugar COAT】

2017-06-02 | 新潟の旅2017

新津記念館から出た頃にはもうお昼をはるかに過ぎていて、飲まず食わずで雨の中歩き続けた私たちは

疲労困憊してた・・そんな時にふと通りがかりに小さなお店を発見。

 

 

どうやら紅茶のお店のよう。

しかしカフェメニューが書いた看板の裏にランチの文字もあった!

やったー!やっと食事ができる・・

砂漠の中のオアシスを見つけたかのように、吸い込まれるように店内へ。

 

 

古い長屋を改装したお店のようで、間口も狭く、

 

 

店内もこぢんまり。

お店の方が一人で切り盛りされているよう。

カウンターには焼きたてのお菓子がずらりと並ぶ。

いい匂い~

 

 

うわぁスコーンも美味しそう・・

お店の方にランチはできますか?と尋ねるとできるとのこと。

よかった~

 

 

 

 

奥のテーブル席へ。

あ~やっとこれで落ち着ける。

 

 

小物のディスプレイもかわいいなあ。

 

 

二階にも部屋があるようで、はしごのような階段を上がってちょっと見学。

 

 

二階には一組お客さんがいた。

 

 

ランチには紅茶のポットサービスが付くとのことで、好きな紅茶を選んだ。

なんとチャイもポットサービスだというので迷わずチャイに。

温かいチャイを飲んで生き返った~~

チャイは一人3,4杯もたっぷりあって、最後のデザートまでチャイを楽しめた。

いいお店見つけられてよかった~ぷにょさんと、後はもうここでゆっくりしてもいいかも・・というくらい。

 

 

人参スープ

 

 

ハムのペーストのサンドイッチ、そしてモッツアレラチーズとトマトのカプレーゼ、

 

 

お菓子はいろいろな種類を少しずつ味わえた。

テイクアウトのクッキーも種類豊富で、ぷにょさんと選んでお持ち帰りに。

お腹も満たされ、少し休んだので、もうひと踏ん張りすることに~

 

 

 

 

 

 

 

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新潟の旅2017【新津記念館】

2017-06-02 | 新潟の旅2017

結構などしゃぶりの中、新津記念館へやって来た。

新津記念館は石油王新津恒吉が、外国人用迎賓館として昭和13年に建てた洋館。

これがめちゃめちゃ豪華な洋館で圧倒されてしまった。

しかし残念なことに内部は撮影禁止とのこと。

 

 

入口の扉はアイアンの細やかな飾りと扉上部にはステンドグラスが入れられている。

中へ入ると1階のホールには壁一面のステンドグラスが圧巻!

エンブレムのようなデザインが入ったステンドグラスが並ぶ。

階段親柱の彫刻も物凄い重厚感あり。

1階には「イギリスの間」があり、17世紀に流行したジャコビアン様式で統一されているという。

天井の漆喰装飾も凝りに凝っていて、中央にはゴージャスなシャンデリア、家具調度品も重厚感でいっぱい。

 

 

2階へ上がるとホールには1階とは又印象の違うステンドグラスがあり、オウムと椿のような白い花、山並みが描かれている。

そして「フランスの間」はロココ調に統一され、イギリスの間とはうって変わって、明るく優雅で華麗な雰囲気。

更にホールから違和感なく一段高いところに畳敷きの日本間も設けられていた。

3階には「ドイツの間」があるそうだけど、非公開。

 

 

外観をぐるりと見て回る。

スクラッチタイル貼りに軒周りにはテラコッタの装飾が張り巡らされ

 

 

庭園に面して三連アーチのバルコニーがあり、

 

 

そこはタイルパラダイスだった。

一応外観なので、写真撮り放題で、ここで内部写真が撮れない鬱憤をやや晴らせた;

床は布目状のタイルが貼られ、

 

 

スクラッチタイルとテラコッタの装飾に、

 

 

腰壁にはこんな装飾のタイルも貼られてた。

全体的にベージュ系のトーンにまとめられていて上品な雰囲気だった。

 

 

 

 

イギリスの間の窓の上部のステンドグラスが見えるが・・

中から光に透かして撮りたかったなあ。

 

 

天井換気口のグリルも美しい。

 

 

ドアノブもこのデザインのものが内部でも使われていた。

 

 

自宅として建てられた和館も隣接していて、内部は非公開だったが、庭園を歩くことができた。

 

 

新津恒吉は「地域で儲けたものは地域に還元する」という精神の持ち主で、

60代初頭まで家を持たず会社で寝泊まりをしながら働いていたそうで、

こちらの和館は自宅として初めて建築したものだったそう。

 

 

私財を投じて地元地域の為に新潟市公会堂建設に寄付をし、外国からの要人を迎え入れるための迎賓館の建設に

力を注いだという。

しかし、完成した翌年に亡くなってしまい、洋館は迎賓館として使用されることはなかったとか。

現在は記念館として人の目を楽しませてくれているが、迎賓館として全く使われてなかったとは・・

 

 

こんな立派な蔵もあった。

 

 

 

 

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