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転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昨夜、広島地方気象台が中区でも初雪を観測したと発表したので、
今朝は覚悟して実家の村に行ったら、それなりに積もっていた。
日が完全に昇ってからは、地面の雪はほとんど溶けたが、
日陰になっている箇所や、屋根の上、自家用車の上などには
午後になっても白い雪が残っていた。

まずは朝、村に到着してすぐ実家に入ってみると、それはそれは寒かった。
自宅マンションにいても、真冬はそれなりに寒いと私は思っていたが、
きょう実家に行って、「寒い」のレベルが違うことを体感した。
寒村の築100年の一戸建て、しかも空き家同然の田舎家の朝は、
「寒い」というより、「痛い」「凍みる」という感じで、
冷蔵庫の中で暮らすのと変わらなかった。
比喩ではない。本当に室温5度以下だった。
とりあえずエアコンを「暖房25度」に設定して、
お正月用品の整理のため神社に上がったら、
隣町に住む某宮司さんが、息子さんお二人とともに、
門松にする竹を裏山から切り出されているところだった。
嗚呼、いよいよお正月(T_T)。

宮司さんに挨拶したのち、午前中で神社の用事をだいたい片付け、
昼前、また実家に降りてきたが、室温は10度台になった程度だった。
私は家の中でコートを着て、持って来たサンドイッチを昼食にし、
じっとしていると寒くて鼻先と指先が限りなく冷たくなるので、
もう早々に帰ることにした。
「やっぱり、ゼッタイに、大晦日に実家に泊まってはダメだ」
と、先日の決意を心の中で再度リピートしたワタクシであった。

自宅マンションに帰り着く前に、気晴らしのため、
馴染みのインテリアショップに久々に寄って、
来年新調するかもしれないダイニングセットの候補をいくつか見せて頂いた。
国産でかなりリーズナブルなセットがあり、雰囲気も良かったので、
シートクッションだけもう少し分厚くできるかどうか、
問い合わせて戴くことになった。
期限のない話だし、決まってしまう前の、この可能性に満ちた時間が、
いつも最もワクワクできる(笑)。
実に良いひとときで、元気が出た。寄ってみて良かった。

それから某メガネ屋さんに行き、「近近」の老眼鏡を注文した。
私はそもそも、小学校低学年の頃までは、裸眼視力1.5だったのだが、
12歳で風疹で寝込んで以来、モノが二重に見えるようになって、
これはさすがに風疹の後遺症ではなく、発覚のタイミングが重なっただけだろう、
とは思っているのだが、ともあれそのときから眼科の馴染み客になった。
最初は近視と診断されたが、その数年後、かなり強い乱視もあると言われ、
中1でメガネを、高2でハードコンタクトレンズを使い始めた。
更に十数年前から老眼にもなり、遠近両用メガネを所有する身となった。

以来、主としてその「遠近」メガネを外出時に使用し、
室内でパソコンをしたりテレビを観たりする「中近」メガネも途中で作り、
この二種類を使い分けて暮らしてきたのだが、
このところ老眼が徐々に進んできた自覚があるので、きょうは、
手元の視野が広く得られる「近近」メガネを新たに買うことにしたのだ。
かつて予言した通り、ついに私は、
『近いところ用、遠く用、もっと遠く用、の3種類の眼鏡を使い分けるヒト』
へと進化(違)を遂げようとしているのであった。

ここだけの話、私はいつの日か白内障になって手術を受けることになったら、
この厄介極まる屈折異常が、なんらかのかたちで軽減されるのでは
と、期待している。
現在の私は、近距離・中距離・遠距離、すべてで視力矯正が必要だが、
白内障の手術で単焦点の眼内レンズを入れるようになったら、
少なくとも遠近どちらかはメガネが要らなくなる、……筈だ。理論的には。
更に、自費診療を辞さないならば、
様々な距離に概ね合わせられる3焦点の眼内レンズを選択することもできる。
それなら、読書用にだけ、僅かに老眼鏡を使用すれば事足りるかもしれない。
ああ、いやいや、そこまで欲張らなくても勿論構わないのだ。
近・中・遠、どれかひとつだけでも、メガネへの依存度が下がるなら、
それは私の現状より「改善」することになる。
……今まだ白内障になってもいないのに、
将来の白内障手術を楽しみに待つ人間なんて、普通おらんな(汗)。

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