転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



朝9時半から、今度は親子3人揃って、
昨日の不動産屋さんのオフィスに出向いた。
「9時半」というのには理由があって、
朝10時になると、大学の下宿紹介の会場が開くので、
それ以後は、きょう新たに大学から紹介を受けた人たちが
この不動産屋さんにやって来る可能性があり、
私達はそれに先んじて決めてしまいたい、と考えたのだった。
折しも、この大学の大半の学部の合格発表が出揃って以来、
きょうが最初の週末だった。

そして主人が今朝は、
「試みに価格帯をもう5000円上げたら、どんな物件がありますか」
と尋ねた。
正直なところ、昨日見た部屋がどれも、
帯に短しタスキに長し、という状態だったので、主人としても、
もう少し探してみようか、という気持ちはあったようだった。
そうしたら、不動産屋さんは、
「駅から徒歩8分で、少し距離はあるが、高級感がやはり違います」
と言って、昨日は行かなかった別の鉄筋コンクリートの「1R」を
提案して下さった。
洋間で、私が最初から望んでいたように鉄筋で、
学生下宿としては比較的新しい物件だった。

ただしここは、現在の住人の退去予定が3月になってからなので、
すぐには、部屋に実際入ってみることはできず、
現地で外観を眺めることと、部屋写真を見ることしか今はできない、
という説明だった。
収納がやや狭そうだったが、つくりのしっかりした洋間であることは
写真資料からわかった。

それから、我々3人は昨日と同じ係長さんの車で、
例の「比較的広いが手すりの低い1K」から見に行くことにした。
娘が気に入るなら、ここに決めても良いのではないか、
と私は思っていた。
しかし娘は、使いやすさには同意しつつも、即座に、
「外階段の手すりが低い(^_^;…!」
と言った。
そうなのか。やはり、主人と同じ感想だった。
身長が160センチ台半ばくらいにもなると、
これはやはり、怖いと感じるものなのだな(汗)。

次に、例の「和室の1K」に行った。
ここに関しては、娘はうなずいていただけで、特にコメントは無かった。
和室だったので、やはり官舎を思い出したようだった(笑)。
あとで聞いたら、和室そのものはイヤではないけれど、
パソコンデスクを置くのにどう使ったら良いかわからないから、
ウッドカーペットを敷けば良いかな?などと、考えていたのだそうだ。
私は私で、昨日は午後だったが、こうして朝から来ると、
この部屋は殊更、日当たりの良さが実感できた。
『日当たり良好!』というのは、広告によくある文句だが、
確かに大事なことで、明るいのは良いものだなと思ったりした。

最後に、さきほど初めて紹介された鉄筋の「1R」に行った。
価格帯としては、5000円上げただけだったのだが、
こうして続けて回ってみると、この物件の良さがよくわかった。
ここは確かに、一目見てもこれまでとは印象が違い、
建物の入口がカードキーになっていて、厳重だった。
駅からの距離は確かに今までの件の中では一番遠かったが、
道順は、比較的道幅の広い賑やかな通りを歩いてきた場所で、
これなら暗くなっても、人通りがないという道ではなかった。

オフィスに戻って、もう一度、三件の間取りや資料を見比べ、
室内写真などもパソコン画面に出して貰って比較してから、
娘はやはり、最後に見た「1R」にしたいと言った。
主人も私も、娘が気に入るなら異存は無かった。
昨日からいろいろな部屋を見せて貰った中でも、
この「1R」は際だって見えたからだ。
ただ、室内を実際に見ていないので、
私達が写真から想像しているよりは、古い、という可能性も、
全くないわけではなかったが、立地やセキュリティを考えても、
やはり最後に見た「1R」が最善と思われたので、
もうこれで、決めることにした。

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この日は、夜、主人が予約してくれたレストランで、
家族三人こじんまりとだが、「合格祝賀会」をやった。
「合格おめでとう」のプレートのついたケーキも、
主人がサプライズで注文してくれていたので、
娘は大喜びだった。
きょうでアパートも決まったし、いよいよ、みーちゃん出発だ。
本当に、おめでとう(^^)。

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