かつて、算命学の占い師の友人にみて貰ったときに言われたのが、
「あなたは晩年に、十二大従星の中で最強の星『天将星』を持っている。
50代の終わりからが本番。静かに暮らそうとか節約しようとかは一切駄目。
エネルギーをどんどん放出しないと。先祖が果たせなかった仕事を果たすとか」。
私は霊感皆無だし、基本的にスピリチュアルな人間ではないので、
人生が占いの通りになって行くなどとは信じていないのだが、
昨今の多忙さを思うにつけ、どうも当たっている気がしてキショクが悪い。
特に神社の件は、本家としての実家に代々伝わる役割で、私は確かに、
そこに、やむなく深く関わってしまい、今日に至っている。
言われた通りになりつつあるようで、……実に、実にイヤですね(逃)。
もうひとつ、なるほど当たってるかもしれないなと、今更思ったのが、
私の命式では、「女児とは縁が薄く、距離を置くのが互いに吉」で、
「娘さんは早めに家から出して、離したほうがいいわよ。
そうしないとアナタの破壊的なエネルギーのせいで娘さんが迷惑する」
と言われたことだ。
これまた私は本気で信用していた訳ではなかったのだが、結果的に、
「子離れしなければ」と特に心がけたのでもないのに、自然に距離が出来た。
娘が18歳で独立して以来、私はほとんど娘に干渉しない生活をしている。
この10年、電話で話したのなんて3回くらいか?
現状は、家族のLINEで様子を尋ねれば返答があるのと、
あとは普段の既読がついていれば「居るんだな」とわかる程度だ。
会えばとても楽しいし、いつでもウェルカムではあるのだが、
娘本人も「たまの帰省だからイイんで、同居は無いな」と言っており、
私もまた全く同感だ。来て良し・帰って良し、と毎回思っている。
――というようなことを、つらつら思い返していて、
今夜、久しぶりに算命学の解説のサイトを開き、あれこれ読んでみたのだが、
なんと、ほかの何より気に入らなかったのが、
天将星が晩年にある者は仕事面で生涯現役、と書いてあったことだ。
単純な命式だけで決まるものでないことは承知しているが、
複数のサイトに当たってみても、この解釈は揺るぎないものだった。
破格の、最強の星を持っているから、強運に恵まれた晩年を過ごせる、
……のでは全然なくて、そのエネルギーを陽転させる努力を怠れば、
潜在的な力の大きさゆえに、自分や周囲を滅ぼすだけなのだ。
この星を持つ者が早くに一線を退いて晴耕雨読の生活を求めたりすると、
自分や家族や周辺に、次々と厄介な問題が持ち上がって来るそうだ。
それらに対処することでしか、溢れかえるエネルギーが消費されないので、
自然にそういうものを引き寄せてしまう、らしい(汗)。
なんなんだ、それは!プロの不幸者ではないかっ。
昨今はもう、わたしゃ暇だったことがないワケですが、
ではそれの御蔭で、一応、事なきを得ているってことですかね(泣)。
私は、これから年寄りなのに、馬車馬のように走り続けるのか。
そうしなければ、周囲の迷惑になる、と?
ちなみに、転夫ころもんも私と同様、晩年に天将星を持っている。
「よく探したわね、こんな相手」
と、くだんの占い師の友人には感心された。
いや全然、その点に着目して探したのではないですけど(汗)。
夫婦の一方だけが晩年の天将星を持っている場合、注意しないと、
持っていない側がヤられてしまい、最悪、早死にするという(怖)。
我が家の場合、ふたりで持っているので、その点はバランスが良いが、
どうやら夫婦揃って、これから傍迷惑な存在となるようだ。
それならもう、すべては星のせいにして諦めるしかないのか。
それで皆が落ち着いて暮らせるなら、体力の続く限り引き受けるのみだが、
だったらせめて、たまには休暇くれよ、休暇!大型連休的なヤツ(--#)!!
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