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転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



五翼放射状平屋舎房は、この形式としては世界最古の木造舎房だ。
完全なかたちで保存されており、国指定の登録有形文化財に認定されている。

零下三十度にもなる網走での監獄の独房暮らしは、
廊下にストーブが設置されてはいても氷点下、
涙も凍り付く冷たさで、顔も手足もこすり続けていないとすぐに凍傷になった、
……と聞いただけで、剥離骨折跡が疼いてうずくまりたくなる私であった。

「刑務所は、冬 行くとこやおまへん」
と、関東で服役した花柳幻舟でさえ、かつて言っていたよなあ(汗)。
(@『花柳幻舟獄中記』)

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本日は網走刑務所で反省、
…ではなく網走監獄博物館を見学。

「刑務所」という語彙は明治時代には無く、「集治監(しゅうじかん)」といった。
網走のそれは、中でも凶悪犯と政治犯のための特別な強制収容所として機能し、
日本全国から集められた終身刑や長期懲役の受刑者が、
道路建設や河川工事等、過酷な肉体労働に従事させられた。
その後「網走監獄」の名称となり、作業内容もかつての強制労働ではなく、
次第に大規模な農園経営へと移って行った。
現存している「網走監獄」は、もとの場所からここへ移築保存されたもので、
歴史的建造物や多数の資料を所有する博物館となっている。



ちなみに網走刑務所そのものはここから少し離れた場所で、
既に建て替えられ、現在は執行刑期10年以下の受刑者を収容している。
網走監獄博物館内には、現在の「単独室」「共同室」等の再現模型も展示されている。

網走監獄時代までとは異なり、現・刑務所は冷暖房完備、
栄養バランスの良い食事が三食あり、制限つきながらテレビ視聴も可、
……という意味では大変健康的な生活が保障されているとのことだ。

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ホテルから網走湖は割と近い。
湖畔にはテントがたくさん見え、バーベキューを楽しんでいる人たちの姿も…。
お天気が良ければ明日は私も湖のほとりを散策したいものだ。

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マイナス15度の展示室にあるのは、すべて本物の流氷。



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網走駅着~♪
JR網走駅は大正元年10月5日開駅。

ということで、きょう明日は網走を満喫します。

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4年前、通訳案内士の試験勉強のときに字面だけで覚えた、
『網走国定公園』。
濤沸湖、小清水原生花園、網走湖などを、
今年こうして実際に目にすることができようとは(笑)。

ときに、昨日の観光バスもシャトルバスも、
きょうの知床エアポートライナーも、
こっちのバスはなぜだかいつも冷房が効いている。
広島基準だと(笑)節電のため室内温度設定が28度あたりだが
知床ではそもそも外気温が25度ないだろう。
だのに、なぜ冷房(^_^;?
観光客サービスか、それともここでは今の気温が猛暑に相当しているのか?

全然暑くないのに更に人工的に冷やされ続けている、奇妙な感触。
言いたいことは、つまり、私は結構寒いぞ、と(^_^;。

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さて本日はウトロを発って、バスで網走へ。

知床半島まで本当に来たんだなあ、
と夢のように思っているうちに過ぎてしまった二日間だった。
どんなところかと昔から憧れていた(笑)オホーツク海も、
ついに現実に見ることができた。

とりあえずこれが今回のオホーツク海の見納めか。
また来る日まで……。

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私のこれまでの人生で、太平洋、大西洋、日本海を見たが
これでオホーツク海も決着がついた。

次は東シナ海を満喫できる機会があるだろうか(笑)。
インド洋はどうだろう。

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Я чайка(ヤー チャイカ)
と話す国が、この海の向こうに。

この言葉を発音して下さったときの、佐藤恭子先生を思い出すなあ…。

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ウトロバスターミナルの近くにあるゴジラ岩。

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