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転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



明後日が入試の初日だ。

変な風邪でも貰ってはいけないし、
小学校の先生も大変に理解のある方なので、
もう、大事を取って今日明日くらい、家にいてもいいのでは、
と私は、正直なところ、思わないことはなかったのだが、
娘には、全然、そういう考えはなく、
「行って来マンモス」
と、今朝も学校に行った(^_^;)。
まあ、今更、家でアガいても結果は一緒やけども(逃)。

それどころか昨夜は、
「いやー、ホントに、無事に18日が済んで、つくづくホッとしたよ」
と娘に言われた。
18日とは、勿論、ポゴレリチの大阪公演のことだ。
娘にとっては、1月18日が、ハハの入試みたいなもんだったらしい。
変なプレッシャーを与えて、すまんかった(^^ゞ。

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あと数日だ。
ここまで来ると、もう、何を始めるわけにもいかないので、
娘は漢字のテキストをやっている。

娘「『○がすわる』、・・・○に体の部位を表す語を入れる、
 って言うんだけど、なんだっけ?」
私「意味は?指定されてるの?」
娘「『落ち着いていて何事にも驚かない』。『腹』かな?」
私「『目』ってのもあるが」
娘「えっ、ほんと?」
私「・・・・冗談だ(^_^;)」

そういえば、キミ、きょうは社会の問題で答えの欄に、
『ポーランド』と書こうとして『ポーラン』と書いていたな。
それでも諦めきれずに、
「そういう国があるかもしれん!」
とか言って地図帳を探して、
「なかった(T.T)」
と落胆していたが。
漢字も良いが、カタカナのお稽古もしときなよ?

娘はそれから、実にテキトーに答合わせして勉強を終わり、
入浴しようと脱衣場に行った。
体重計に乗っているらしい気配がして、娘の溜息が聞こえた。

娘「腹、引っ込めても体重は一緒なんだよね~。
 だって体積が変わってないもんね」

つーか、体積と質量は直接関係ないじゃん(^^ゞ。
要は密度の問題で。
まあキミの場合は、息を吸って腹を引っ込めても、
カタチが変わっただけで、別に体積も減ってないがな。
理科のお勉強も、マダマダー。

娘は腹がすわっているようだが、
私はもはや、目がすわっている。

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共学中学の受験票も無事に届き、これで四校とも、
出願手続きが完了したことが確認できた。
その共学中学の試験日まで、ちょうどあと一週間だ。

私「お弁当が要るのは、A中以外の三校だね」
娘「うん!あのね~、B中のときに、卵焼き入れて」
私「いいけど?」
娘「勝負弁当っっ!!」

卵焼きに勝負を賭けるというのがそもそも意味不明だが、
とにかく一事が万事、食いモノの話・・・・(^_^;)。

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昨日までに、A中、B中、C中の受験票が揃った。
共学中学だけはまだ来ないが、
出願書類はB中と同時に郵便局から私が出したのだから、
よほどの書類不備でない限り、受理されている筈だ(^_^;)。

娘の受験票に記載されている受験番号は、
例年の受験者数から察するに、A中、B中、C中ともに、
多分、全受験生の中で最後尾の番号に近いと思われるものだった。
A中とC中は出願開始の翌日の昼頃、
B中と共学中学は出願開始当日の昼頃に、
それぞれ、郵便局から郵送したのだが、
もしかしたら、出願開始の朝、速達もしくは直接持参で
願書を提出なさった親御さんが多かったのかもしれない。

早く出願手続きの一切を完了して安心したい、
という思いは、多分、どなたにもおありだっただろうから、
私のように、締め切りに間に合えばいいやと考えた者は、
全体の中では少数派だったのではないかと思う。
いや私だって、体調万全なら出願当日の朝、
下見を兼ねて学校まで出向いていたかもしれないのだが、
正月早々、カクランしてしまったので、気力がなくて(^_^;)。

受験番号そのものは、何番であろうと、合否に全く関係ない、
ということは世の中の常識だし、塾でも再三、言われている。
が、面接の順番には大いに関係がある(^_^;)。
A中と共学中学はペーパーテストだけで面接がないからいいが、
娘は、B中C中では、どちらも面接の順番が最後に近くなるだろう。
お弁当の終わった午後の面接だし、私学は暖房があるし、
娘が控え室で待っているうちに寝るのではないかと心配だ。

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中学入試備忘録。
娘の、理科の苦手単元は、

・テコとバネ
・水溶液の濃度
・電池と電流・電磁石

だということが、たいだい、私にもわかって来た。
なんのことはない、これは塾で六年部一学期に習った単元ばかりだ。

算数のできない女の子の常として、娘もやはり、
物理化学系の、立式と計算を要求される分野に抵抗があるわけだ。

それで、夏休みのテキスト(理社の総まとめのような内容)の
上記単元のところをやらせようとしたのが、
これがまた、かなり、出来ない(--#)。

それなら仕方ないということで、6年の一学期に初めて習ったときの
該当単元のテキストをもう一度見直すことにした。
これでも結構、娘には難しいらしく、すらすらとは行かない。

ただ救いは、なんと言ってもテキは中学入試なので、
小学校このかた、習った内容は極めて限定されたものだ、ということだ。
苦手な者にとっては、たやすいことではないにせよ、
習ったことの全部をやりなおすのが、まだ可能な時期であり分量だから助かる。
これが大学入試だったら、もう小学校以来の勉強全部を
今更、やり直すことは不可能だから、かなりツラいところだった(^_^;)。

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小学校のほうから、私立中学受験希望者に対して、
『小学校で記入する調査書など必要書類を各中学で貰ったら、
11月中に小学校に持って来るように・終業式までに渡すから』
という主旨のプリントが配布され、
なんて親切な小学校なんだと感心してしまった。
私は、2学期最後の保護者懇談のとき依頼するほかないのかと
ずっと思い込んでいたのだ。

で、改めて各中学の願書など入試関係書類を全部出してみたのだが。

プロテスタントのA中学と、カトリックのB中学は、
書類の年月日記入欄も記入見本もすべて西暦となっており、
一方、例の共学中学は、西暦でも元号でも選んで書けるようになっていて、
私が心酔しているC中学に至っては、最初から「平成」と印刷されている、
という違いがあることに、気づいた。

うーーーむ。
なんだか、こんなところにも、学校の体質が透けて見えるような(^^ゞ。

こういう意味では、私自身は、あんまり一貫した人間でないので、
是が非でも西暦!いや元号でなければ!という趣味は、ない。
高校卒業までの年代に関しては、まず頭に浮かぶ基準は昭和で、
英語をやり出してからは西暦がかなりハバを効かせるようになっていて、
今はもはや、頭の中が、基本的に西暦になっているように思う。

でも公文書の正式なスタイルは、やはり元号が主流だろう、
という価値観も、私の中に同時に存在している。
なぜって、娘の誕生年に関しては、「平成7年」というのだけが、
非常にしっかりと私の頭に刷り込まれているからだ。
これは今までの、娘に関する様々な手続き書類が、
基本的にすべて元号だった、という証拠ではないか。
御陰で、今回ほぼ初めて、西暦を要求される願書を前にして、
大変心許なく、平成元年=1989年をもとに、筆算して確認したぞ(^^ゞ。

ちなみに、私の中で明らかなことは、
ポゴレリチ関係の出来事は西暦でしか語れない、ということだ。
彼はヨーロッパ拠点の人で、関係資料も全部西暦なのだから当然だ。
ポゴレリチのショパン・コンクール落選事件は、昭和55年、
などと考えると違和感に震えてしまう(^^ゞ。
一方、主人によれば、カープ初優勝は、断固、昭和50年なのだそうで、
1975年などと西暦で言われるとフニャフニャで我慢ならないとのことだ。
このあたりの、局所的な一貫性は、
結構、日本ならではの現象ではないだろうか(^_^;)。

そういえば舅は、西暦どころか平成すらダメで、
なんでもかんでも昭和に換算して、
「三年後は昭和78年じゃから合計で・・・」
等々と、無理矢理な計算をしていたものだった(--#)。

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そろそろ、塾に『2007入試 志望校調査』を提出せねばならない。
受ける中学に○をつけ、その中でも第一志望には◎を。
よりによって娘の成績が史上最悪に低迷しているときに、
なんという、困った調査だ。

・・・と一応言ってみたが、実は別に悩むほどのものではない。
なぜって、広島市内にある私学女子校は全部でたった6校。
全部受けたる!と決意すれば受けられてしまう少なさ。
先日のC中学説明会の会場でも、私の背後から、
「B中学を見に行ったときはスリッパで~」
「D中学には願書貰いに行ってきたんだけど~」
などという会話がさかんに聞こえて来た。
皆、結局、同じようなところを回るほかないのだ。
成績がどうだろうとも(爆)。

しかも東京みたいに「○日校」とか「午後受験」というような、
込み入った作戦を立てる必要もない。
ほとんどの学校は、一校一回きりの入試になっていて、
入試日が、一週間以内の範囲で巧い具合にバラけているのだ。

ということで、娘の第一志望は、走って行ける超ご近所のA中学。
本人の志願理由は、近いから・制服が可愛いから・学食が立派だから。
私がこの学校について良いと思っている点は、
やはり近所で安心だから・女子大まであるから・英語教育が熱心だから。

このほか、厳格なカトリックで丘の頂にあるB中学、
しつけ教育で評判の、私イチオシのC中学、
それに先日感銘を受けた、新進気鋭の私立共学校。
A中学と、この三校の併願で行くことにした。

娘にとっても私にとっても幸せなことは、
四校とも第一志望、・・・というといささか言い過ぎだが、
少ない選択肢でありながら、その中から、
入学したい理由のある学校四校に絞れた、ということだ。
この四校なら、もし入れて頂けるならばどれになっても
私にはなんの不満も無い。
だからお願いします、一校だけでも、合格を下さい~~、
と今は念じている(T.T)。

ちなみに主人の希望はB中学だ。
禁欲的な環境の中で勉学にいそしみ、聖書をひもとき聖歌を歌い、
骨身を惜しまず他者のために働ける、
尼僧のように清らかな娘に育って欲しいそうだ(爆)。

ありえん(逃)

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延々と続いてきた各中学入試説明会も我が家にはこれが最後。
創立九十周年を越える、伝統的「しつけ教育」に定評のある、
某私立女子C中学の説明会に、午後から行った。
何を隠しましょう、ここは私の祖母・伯母・従姉が学んだ学校だ。

わざわざ受験して私立の女子校にやる以上、
私は女子ならではのしつけをしてやって欲しいと望んでいるし、
公立学校では不可能な種類の教育をして欲しいとも思っている。
そういう意味でこの学校は、最も私の希望に叶った女子校のひとつだ。

例えば、入学してまず教えられることは、きちんとしたお辞儀だ。
生徒たちは登下校の際、正門に向かって頭を下げるのが決まりだし、
授業の開始時には、委員が廊下に出て担当の先生をお出迎えし、
先生が教室内で皆を見回し、一歩下がって姿勢を正されると、
生徒全員が深々と礼をして「お願いします」、授業開始となる。
女性らしい礼儀作法を、まずカタチから指導しているという点で、
私はこの学校に、他校にはない大きな魅力を感じている。

ここも家から徒歩で行ける近さだし、
女子大まであるし、宗教色は無いし、制服も可愛いしで、
私は本音では実は、ここがイチオシなのだ。
でもあまり強く言うと、娘を圧迫することになるし、
まだまだ幼い娘は「お母さんの言うことが一番だ」と思い込んで、
知らず知らず、自分の希望を封じ込めてしまうことになると思い、
私は、この学校への自分の思いを、まだ娘に言ったことはない。

娘本人は、家から一番近い、例の、プロテスタントのA中学を
第一志望だとこのところずっと言っているし、
私としても、それはそれで、良いと思っている。
C中学だって私が生徒だったことがあるわけではないし、
ただ身近な人の話が多少、私に影響を与えていただけのことなので、
それがすべてだとは、私自身、思っているわけではないのだ。
最終的にはきっと、どこであれ、縁があれば合格できるだろうと思う。

なお、今まで説明会に行った中で、このC中学と、先日の私立共学中学、
それに国立大学附属中学は、それぞれ高等部での募集もあるので、
ほかの中学に行ったあと、「どうしても!」と思えば、
高校入試でもう一度目指すことも、不可能ではない。
しかし当然のことながら、同じ学校なら中等部より高等部のほうが、
偏差値は全体的に高くなり、狭き門になるので、
入っておくなら中等部からのほうが得策なのは確かだ(^_^;)。

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中学入試備忘録。
残り80日の勉強計画。

全科
・過去問
・夏期テキストのやり直し

算数
・「図形」全般のやり直し
・「速度」「規則性のある数字の並べ方」の復習

理科
・「水溶液の濃さ」「テコとバネ」「電流」の復習

社会
・地理全般の復習
・広島県に関する問題の復習
・時事関連

国語
・『漢字と言葉』テキストを継続

**************

今できていることは忘れないこと、というのが前提なので、
なかなか、ツラいものがある(^_^;)。

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午後から、市内の某私立共学校の入試説明会があったので、
広島駅近くの某ホテルまで行って来た。
結論から言うと、この学校は、少なくとも説明会に関する限り、
今まで行ったどの学校よりも、群を抜いて魅力的だった。
感じとしては、ここに入れたら、日々が学びの機会に溢れ、
恵まれた環境の中で触発され、個性を伸ばされ、
子供は得難い体験をして6年間を過ごすことができるのではないか、
と、物凄くキラキラしたものを期待せずにはいられない、
素晴らしくうまいプレゼンだった。

いや、『口の巧さ』だけを称えているわけではなくて(^_^;)。
実際にこの学校には、他校にない新しい試みが多々あり、
新設されてまだ歴史の浅い学校であるだけに、
既成概念に縛られない、大変意欲的な学校であるということを
私はきょうの説明会を通じて強く感じた。

男女比は6:4くらいで男子の比率の高い共学校であり、
学園は小学校から大学まであり、特定の宗教は持っていない。
中高一貫校・前期後期の二期制で、土曜は各週で休みだが、
完全週6日制と同等の授業時間数を確保している。
新しい学校だけに、この学校オリジナルの科目や行事が様々あり、
例えば高等部の修学旅行は複数のコースが用意されており、
生徒各自の興味に応じて行き先を選ぶことができる。

こういう、宗教教育のない私立が、どのような道徳教育をするのか、
私はかねてから興味を持っており疑問にも思っていたのだが、
きょうの説明会を聞く限り、実にまっとうな教育内容で感心した。
そのエッセンスは「人間科」という時間に集約されていて、
「いのちとは?」「ともに生きるとは?」「豊かさとは」
「わたしのせいじゃない」「生と死について考える」
などの具体的なテーマが、中高6年間に渡って展開され、
生徒たちはその間、授業を通して、
「自分はどうやって生きていったらいいか」
を考え続ける仕組みになっていた。
『大学を卒業してから初めて自分探しなんかするものではない。
中高6年間かけて、たっぷり存分に自分探しをしよう』
という主旨の、教頭先生のお話も素晴らしかった。

また、冒頭の、校長先生による学校説明も洒脱でテンポが良く、
実に見事なプレゼンだなと思ったのだが、その中で、
校長先生ご自身が、ご子息が小学生だった頃、
本人が行きたいと言い出して進学塾に入ってしまったので、
父親としてその送り迎えに奔走し続け、結果、どうなったかというと、
「全滅でした」と仰っていた箇所が印象的だった。

努力の甲斐あって報われた!という体験は素晴らしいが、
人生には、頑張っても思いが叶わないということは必ずある、と。
そのとき、親のすべきことは、
「こんな学校に行くことになるなんて」と落胆するのではなく、
「本当によくやった!この学校で頑張ってやろう、よかったね!」
と、子供を新しいスタートに立たせてやることだ、と。
そのときの思いがあるから、校長先生は未だに、毎年、
1点の差で合否が分かれるボーダーラインを決めるのが、
本当につらいし、また合格した子供さん親御さんとは、
本校で良い出会いが出来ますようにと願っている、と仰っていた。

・・・ということで、親の私が、勝手にひとりで、
エラソーにプレゼンを評価した挙げ句に、
えらく感銘を受けてしまった説明会でした(^_^;)。

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