ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

湯河原でトレッキング(ハイキング)

2015-12-30 21:33:19 | トレイル・ランニング

伊豆・湯河原のパン屋さん、BREAD&CIRCUSへレッツゴー、、、そう言えば昨年も12月の30日に来ていました。

サスガにパンを買いに行くには遠いからーしょっちゅうは行けません。

それで、パン買いついでに湯河原から十国峠へトレッキングを考えた。

朝いちで湯河原をスタートしてトレランでもハイキングでもいいけど、ひと汗かいてからパン屋さんへ行こう!

伊豆の山は里山みたいな感じで、あちこちに道が通じているみたい。

地図をインターネットでダウンロードしてプリントした。

ネットで調べると何でもわかります、便利な世の中になった。本が売れなくなるのがわかります。

登山口(落合橋)までは湯河原駅前からバス10分でした。

じゃーん

JR湯河原駅は高台にあって階段を上っていきます。

車はすぐ下の公共駐車場に入れました。

津波が来ても、この高さだったら大丈夫。

そういえば、全国の海岸で現在は海抜何メートルかの表示ができました。伊豆の海岸通りは6mぐらいから、ちょっと上がったところで12mくらい。大きな津波だとそれを超えるから、さらに山の手に走らなきゃならない。

スタート地点にあったお地蔵さん。

日金山道といいます。

この道をたどると東光寺を経て十国峠に出ます。

お地蔵さんが目印で、何メーターおきかわからないが、お地蔵さん1丁目、お地蔵さん2丁目、、、、お地蔵さん40丁目まであり、そこが東光寺だった。

距離はわからないけど、高尾山口から城山ぐらいまでの距離だと思う。

ただ登りっぱなしなので、十国峠は城山よりはずいぶん高い、たぶん850mぐらい。

早朝のバスで10分、落合橋で下りたら橋の向こうにお地蔵さんがあります。

そこがスタート地点です。

年末の湯河原の山道はハイカーはゼロです。

行きも帰りも誰にもすれ違いません。

夏だときっとハイカーはいるんでしょうねー。

苔むしたお地蔵さんを目印にコースはわかりやすい。

危険個所はありません。

日本は雨量が多いから尾根下からすぐに川が始まります。

十国峠に出る前に東光寺があります。

このお寺は住職さんは普段はいません、無人のお寺です。

山の中にあるから住職さんのなり手がないのでしょう。

それとも、水子供養のお金だけいただいて、あとは野のになれ山となれかーーー。

その可能性が大きいぞ。

湯河原の町や太平洋が見渡せます。

右下の町が熱海。

左の島が伊豆七島の大島、右に利島、新島が遠望できます。

初島も見えました。

誰もいないお寺は、ちょっと寂しい。

やたらと小さなお地蔵さんが多かった。

何でかなーといろいろ考えました。

手入れがお行き届いていないので、五百羅漢のごとくあるお地蔵さんが苔むしている。

山道のお地蔵さんが苔むしているのはいいけど、お寺のお地蔵さんでしょ、、、ちょっと苔むしすぎじゃないか~~~。

苔の衣をかぶっています。

苔を着ているとか、、、でも顔中苔だらけだし、、、。

いいのかなー。

何かの縁だから賽銭を入れて拝んできた。

ぎょぎょぎょとしたのが、これを見つけたとき。

境内の一角に、お線香を燃やすスペースがあるんだ、、、と思っていたら。

よく見たらお線香の燃えかすに頭がついているじゃない、、、それに頭は目鼻があるじゃない、、、この数はいったいなんだ~~~。

遠目にはお線香の燃えかすにしか見えません。

ひとつひとつが小さなお地蔵さん!

一瞬でこの東光寺の存在意義がわかった。

東光寺:http://higanesan.com/

これは、、、水子地蔵の大集落じゃない!

恐ろしいものを見たが、でも生まれるべき子供を供養したと思えば、恐ろしいものではない。

人の心の現れですから、、、供養はいいことなのでしょう。

なむあみだぶつ

なむあみだぶつ

なむあみだぶつ

なむあみだぶつ

登山道からのお地蔵さんの道しるべと言い、この水子供養のお地蔵さんの散乱といい、ちょっと不気味なトレッキングでした。

十国峠はロープウエイがかかっていました。

でも、頂上の展望台には売店も食堂も何もなかった。

殺風景な駅舎だけがポツンと寒々しく存在していた。

それでも、アベックなどが三々五々といった感じで、ロープウエイから出てきた。

伊豆の山々が一望できます。

三島、沼津も手が届くほどの距離です。

あいにく富士山は雲にかかっていた。

東京近郊はハイカーは多いけど、ちょっと離れるとひとっこひとり会いません。

帰りに目的のパン屋さんBREAD&CIRCUSで大量にパンをゲット:http://www.breadandcircusjapan.com/

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする