ランシモ

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ハセツネの死亡事故に思う

2007-10-23 21:45:58 | ランニング

事故があった箇所は、私もトレイルランで何度も通過した所です。

ちょっと、やせた尾根で片側がスパっと切れています。ただ、北アルプスや南アルプスなどの岩場がむき出しで、落ちたら命がいくつあっても足りないというぐらいの箇所じゃない。

結果から考えられるのは、夜で足元が良く見えず、落ちたときにどう落ちているかもわからず、体勢を立て直せなかったのではということ。

あとは、距離が長いトレイル大会なので体力が消耗していて、同じように受身ができなかったのだろう。体が回転しはじめると止めるのは至難のわざです。

実際は、この両方が重なって最悪の結果になったものと思われます。

救助体制はわかりかねるのでコメントを控えます。

普通のマラソン大会でも、死亡事故がないわけじゃありませんが、たいていは心臓の疾患です。年間どのくらいでしょう?しかし車にはねられたり、コース上の崖から落ち死亡というようななマラソン大会は聞いたことがない。

年間で何人ぐらいの方が、マラソン大会でお亡くなりにしているか私にはデーターがありませんが、ただ、おそらく大会じゃないときに、つまり練習時にだってお亡くなりになっている方がいるのでは?ということ。

他のスポーツ競技、私が詳しいのがバイクなんですが、日本のサーキットで年間20人近い方が練習時、大会時になくなっていると聞きます。レース当日で、有名なレーサーですと新聞記事になったり話題に上がったりしますが、無名の若者が練習走行で事故ってお亡くなりになっても、ほとんどニュースにもなりません。翌日には何も知らない若者が同じ所で練習しています。

ですが、サーキトでの事故より、はるかに一般道での事故のほうが多いのは申し上げるまでもない。当たり前ですが、一般道の方が走っている人数が違います。また、危険も雑多で様々です。

話をハセツネの事故に戻します。

北アルプス全体や谷川岳の一の倉沢などロッククライムでは、もっと危険な所があるから、事故自体が多い。危険だからと行って、登山道に柵があるわけじゃない、登山者の自己責任なのは言うまでもない。ハセツネは危険度からいうと、日中だったら、体力が残っていたら、スリッピーじゃなかったら、問題になるコースじゃない。実際は競技大会なので、ムリをされて事故に遭われたのだろう。結果で見ると、途中リタイヤが一番良い選択だったんでしょう。

事故は、、、大会時だけじゃありません、私が今春残雪のある山を1人でトレイルランしたとき道に迷いました。地図を持っていたから良かったものの、あと山のセオリーを守ったから良かったものの、がむしゃらに突き進んでいたら、道なき道で崖から落ちて事故に遭ったかも知れなかった。

この大会に要望するのは、救助体勢の充実と当日の途中途中での出場者の体調チェックをもう少し厳しくするくらいです。

今回の事故が、、、出場者が他の登山者にぶつかったりして、登山者に怪我させたとか、死亡させたのだったら、大会の存在を考えなきゃならないですが、、、。

ご冥福を祈ります。

PS:この山域はハイカーの領域だと思うから、山道の下に転落防止の鉄柵を設けてもらうのが、ひとつの解決策じゃないかな。近くにだって、山菜取りの人が登山道を外れて、崖から落ちるのを防ぐ柵があります。ここはアルプスのような高山じゃないし、ハイカー+αの領域だと思うからです。

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青梅の繭蔵、食

2007-10-23 12:36:05 | 食・レシピ

青梅に良いレストランがあると聞いていたので、お休みを取れたので足を伸ばした。

大正時代は織物の町だったという青梅のシンボル的建造物を修復してレストランにしたもの。大谷石で建てられたそれは、ユッタリと大きかった。

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隣接して駐車場があった。2時間まで無料券をいただけます。

お昼時は女性客でいっぱい。夜の部は男性シェフがきて、フランス料理をだすという。

私は繭膳1600円をオーダー

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これは繭膳ですが、他のお客さん用に、並べてセットしているところ。ごはんは五穀米かムカゴ米を選べます。あと味噌汁が付きます。

昼は女性スタッフ4人だけですが、夜は男性シェフが加わるという。

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繭膳セットで。量、品数、出し方ともじゅうぶん満足。

基本的にはお野菜中心ですが、このセットには秋刀魚の大葉の包揚げが付いていました。

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五穀米は良く食べるが、ムカゴ米は珍しい。

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八丁味噌の豆入りサラダ、、これがうまかった。

全体に豆腐を上手く使っている料理です。

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ほうれん草のキッシュ。

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お茶がうまいなーと思い、聞いたところトウモロコシを炒ったお茶だという。16茶に似ているが酸味がちょっとある、不思議なお茶です。

甘味はきな粉の味がする栗菓子。

わざわざ、青梅市まで訪ねて行っても面白いお食事でした。お味も良かったが、出し方もグー!

土地柄なのか、繭膳1600円は安いと感じました。

お勧めします

 

繭蔵

198-0044

東京都青梅市西分3-127

青梅駅から徒歩10分

URLは

http://www5d.biglobe.ne.jp/~mayugura/index.htm

青梅には他に「夏への扉」という喫茶店があり、南蛮連合ではトレイルランの後よく使います(ボブさんご推薦)。

http://www008.upp.so-net.ne.jp/natsutobi/

コメント (9)
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