ダニエル・キイス著
精神障害者と知能遅れのことについて、天才と対比して語っています。
心理学などが進んでいるアメリカならではの一冊。
知恵遅れの方の感じかたを、うまく書き込んでいます。コノ感覚は普通の方には想像することもできないでしょう。また天才とは何を考えているかのくだりも、凡人が知るのも新鮮なことです。
この、両極を書けるダニエル・キイスさんはどうなっているんだろう?
多くの精神障害者は生まれ育った家などの環境に影響されていると言う。それを丁寧に小説のストーリーの中で解き明かしています。この本を読めば、最近の精神障害者の事件や対人関係にうまく当てはめて対処できるかも知れない。
背表紙に書いてあった、ストーリーです。
友を見れば、その人がわかると言う、、さもありなん。
ちょっと重たい話しの本ですが、一読していおいて損はない、お勧めします。