膳-Sai

料理サロン Tomoko's Tableのご紹介。
食にまつわる、日々の暮らしを・・・

江戸時代のお雛様

2009-04-02 17:26:06 | Weblog
昨日は京都の両親と母方の叔父の家にお雛様を見に行ってきました。
何年振りでしょうか・?
ここのお雛様、母の実家にあったものですが、色々な事情で今は大阪の叔父の家にあるのです。
母も叔父もどっぷり京都の人間で、実家は中京、油小路六角です。京都の方だったら、だいたいどの辺りか察しがつくと思います。
実家は江戸時代、もっと前なのかな~??から続く家でよく言う「うなぎの寝床」
京町屋でした。私が物心付いた時はさすがにおくどさんはありませんでしたが、高い天井の真っ黒な太い梁や、中庭に続く通路、お蔵、離れ、隣のお寺に続く木戸。と興味深いものが一杯。子供ながらにワクワクする家でした。
でも、とある事情で今はありません。

このお雛様、御殿から組み立てなくてはならないそうです。柱、一本一本、大変な作業で、叔父と叔母で1日がかりだそうです。
お雛様は二組あり、写真向かって右が(中が見えませんが)江戸時代(ペリー来航の1年前)篤姫の頃。左が明治のもの。だそうです。
お道具類も江戸時代の物のようです。
陶器のお皿やお重はとても素晴らしいものです。
叔父の管理が行き届いてるせいか、どこも悪くなっていません。
いつ見ても、本当に素晴らしい、きれいなお雛様です。

きちんと作られたものは、いつの時代も美しい。。


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