先週末、さくらさんのお誘いでFAROのお料理教室に伺いました。普通ではなかなか参加できないプレミアムなお教室なんです。嬉しい!
2、3か月前ぐらいにお声かえていただき、ずーーーーっと楽しみに!
10月には予習にも行ったしね。
冊子になってるレシピもついてます。手順も画像で事細かに載せてます。とても分かりやすいレシピです。素晴らしい!手間がかかってます。
この日は全4品のデモンストレーション。興味深いレシピばかりです。まずご挨拶
エグゼクティブシェフの能田シェフはイタリアが長く(20年)、今もローマのご自分のお店とを行ったり来たり、、イタリアがの方がお上手なようです。。
でも、キッチンでのデモではまるで別人のように次から次へと手順を詳しく丁寧に説明してくださいます。このギャップが楽しい!
この日はペアリングのワインやノンアルコールドリンクのコースも付いてました。
私のテーブルはさくらさん友人4名でしたが、珍しく全員あまりアルコールに強くない方々ばかりで、迷いなくノンアル。なんだか、みんな嬉しそう!私も嬉しい!
素敵なお茶です。これがどれもとってもこの日のお料理に合うんです。この日のお料理のために香りをブレンドされたり、淹れ方を変えたりされてるようです。凄い!
有機八女茶のスパークリングに広島レモン。とても爽やかだけど、八女茶のまったり感も残っていて、絶妙のバランス。美味しい。
早速1皿目 イカとフェンネルのサラダ パネッレ添え
立派なフェンネル。最近では常時置いてるスーパーもあるそうです。。
オリーブオイルも上質の厳選されたものを使用されてます
このお料理の香りづけにオレンジのオリーブオイルを使われてましたが、秀逸の香りでした。実はこの講習で使ったオイル類や調味料類は購入できるのですが、持ち歩かなくてはならないので、断念しました。重くて・・・
完成品
とても美しく、手軽に出来そうです。家庭用に作りやすく、色々省いてくださってるのでさらに代用品とかを考え、十分出来そうです。オレンジ、フェンネルが爽やか!
パンに漬けるオリーブオイルも
ちょっと濃厚でまったり。
静岡牧が原 橙花釜茶水出し
華やかなお茶でした。これも美味しい。香りはあるのですが、お料理の邪魔にならない、嬉しいです。
2皿目 ヴィーガン ボロネーゼ
完成品です。途中の画像は良いのが無く・・。まじめに集中して見学してたので、写真がホント無くて・・。
このお料理、見た目は普通のボロネーゼですが、ヴィーガン。動物性のものが何もないのです。お肉に変わるものや、香りや旨味が凝縮されてて、見た目も、風味もボロネーゼ。こちらのヴィーガンの方がそれぞれの食材の風味が際立つような気がします。
感激の一皿です。 もちろん、タリアテッレもヴィーガン
シェフからのおまけの一皿が。
カンポフィローネをゆで汁とイタリア産バターで和え、白トリュフを削っていただきます。とってもシンプル。バターの風味も素敵です。
メイン 牛ほほ肉のバルサミコ酢煮込み
こちらはデモの完成品。この器が素敵、お気に入りだわ~~
キッチンにはこの日に使ったオイル類が紹介されてます
左端は10年物のバルサミコ酢。この瓶の半分量を煮込みに使います。
このお料理は圧力鍋を使えば時短で作れます。がうちは無いから、ストウブでコトコト時間をかけるしかないなぁ・・。まぁいつものことだし。
このお料理もとにかく家庭でできる、をかなり意識して教えてくださるので、嬉しいです。でも完成品は本格的!
能田シェフはものすごい腕の持ち主ですが、難しいことはおっしゃらないのがいいです。「家でしないでしょ」って。プロのシェフのお教室は色々行ったことはありますが、こんなに家庭向きは珍しい!凄腕シェフの自信がそうさせるのかな。。
お料理のポイントは複数で使われるスパイス、ハーブ類。やはりこれらは外せない。でもスーパーで手に入るものばかりだから。嬉しい!
こちらはテーブルでのお食事用。ホロホロで美味しい。下のピュレがフルーティー。これも作ってみよう!
デザート ヴィーガン チョコレートアイスクリーム
ちょっと色が変ですが、驚きの作り方で、ほんとに!
デザートは、シェフパティシエ加藤峰子シェフです。手順はアイスクリームメーカーさえあれば、なんとかお家で出来るものです。
アイスクリームメーカー、買おうかな。。っと思うほど、美味しいアイスクリーム。感動ものでした
大葉のカリカリの下にチョコレートのアイス、ガナッシュ、コーヒーゼリー、栗のチョコレートコーティング等、楽しいデザート。ローズマリーのお花も。
小菓子
最中、ですが、複雑なおいしさ。
和紅茶もいただきました。
パティシエの加藤シェフは奈良に詳しく、大和橘もお気に入り、会長の城さんともお知り合い、大和まなや宇陀金ごぼう等のお野菜の話も楽しく、ついついお話が尽きなくて、本当に楽しい時間でした。
このお料理教室はただお料理を習うのではなくその向こうにある、シェフや資生堂FAROの食に対する考え方も伝わってくるものでした。それはお料理はもちろん、食材、調味料、食の回りにある環境、器もそうです。生産者、作者、諸々の思いが伝わるお教室。
それはやはり能田シェフや加藤シェフの食への造詣が同じ方向を向いて、深いからでしょう。
私の食への思いも少し変わりそうです。もっと広い視野でとらえて行かないといけないなぁと思いました。
お誘いくださったさくらさん、ありがとう!
もっともっと勉強しよう!