「移行化石の発見」
ダーウインの進化論の、もっと有効な反論は、化石として見つかっている古代の動物と、現生動物とをつなぐ、「移行期の種」が、見つかっていないことであった。
この失われた鎖・・・ミッシング・リンクを、1980年代以降の相次いでの発掘の成果を軸に、ダーウインの時代の宗教的制約などを織り交ぜつつ、現在の到達点が語られている。
かなり、面白かった。
鳥は恐竜の子孫なのか?
クジラの祖先は偶蹄目?
さて、現生人類は?
時に自分達がこの地球で特別な存在と、勘違いする人類を、こうした古代までさかのぼって考えるのは、科学万能信仰・安全神話にだまされた僕らに、大事な事だね。
「生物多様性と私たち」
「生物多様性国際ユース会議IN愛知2010・COP10」とその「子どもCOP10あいち・なごや『国際子ども環境会議』」の内容・成果を軸に、21世紀の大事な課題・生物多様性をどう、僕ら人類が守るのか?って話がぎっしり!
ダイジェストに良くまとめられていて、お勉強になっただす!
しかしまあ、長い人類史の中で、産業革命以降の、ほんの短い間に、どんだけこの、生きてゆく土台の土や水・みどり・空気に、人間はひどいことを「くり返し」、汚し、取り返せない仕打ちをしたのだろうね?